カテゴリー別アーカイブ: カルチャー

大盛況に終わったTIMELESS vol.3 !!! レポ

 

8/1(sun)に開催したTIMELESS。
結成から間もないフレッシュなチームからシーン第一線のOGまでが登場しショーを披露するだけでなく、DJタイムやフードブースなど細かい部分にまでこだわった隅から隅まで楽しめるパーティを目指しています。

3回目である今回から、南堀江Socore Factoryに場所を移しての開催。結果から言うと…大盛況でした!!事前に「100名まで」と人数制限を行っていたのですが、イベント1週間前には予約が埋まってしまいました。 (定員が埋まってからご連絡いただいた皆さん、申し訳ありませんでした…)

現場でのイベントがなかなか厳しい状態が続いたため「久々の現場っす!」という出演者もいたりと、みんな気合いは十分。TIMELESSでは、もはやおなじみとなっているMC KORGEさん(僕は心の中で「MC鋼メンタル」と呼んでいる)の仕切りとともにショーはスタート。この日、どれだけダンサー達が気持ちをぶつけてくれたのか、気になる方も多いでしょう。早速1部のショーの写真からご覧ください!


THE DOGG


Fat$hots+BLUE


You TIME


the bubble roller


B.O.L


keijiro+MaaYa


tipcy


NODuHAZE


som low union (from富山)


もちろんオープンしてからの時間や、ショーとショーの間にはDJタイムもたっぷりあったのですが、そちらは後ほど紹介させていただきましょう。続いて2部のチーム……

の前に、スーパー激レアなシークレットゲストが登場!!

GONさん&よっちさんによる「わっしょいクルー」!

お客さんはもちろん、実は出演者にも秘密にした状態で、いきなり登場していただきました!先日のODDでも爪痕をがっちり残した二人。この日会場にいた方はラッキーでしたね!

もう登場からこのハンズアップ…!

彼らにしかできない沸かせ方で、最高のショーを披露してくれました。


シークレットゲストが終わったところで、元のプログラムに戻ります。わっしょいクルーの後、踊りにくいか… と思いきやトップバッターのAtを筆頭に、堂々のショーが続きます。POPPING / HIPHOP / GIRL’S HIPHOP 、と三者三様の濃厚な時間でした!!


At


ZEST


B△MDIVA+AZU


さらにさらにこの日の目玉、スペシャルゲストショーケース。関西を代表するこちらの3チームが登場!!

DEBOC


EXmatic.


CHEKE nagamune


ライブ感」というか、チームの世界観をただ放つだけでなく、オーディエンスを引き込んで巻き込んで一つのショーを作り上げるスペシャルゲストのショーは流石の一言!改めて「この方達をブッキングしてよかった!!」と思えるショーでした。特にラストのCHEKE nagamuneのショーはさながらROCK STAR!! オーディエンスとの密な距離感や掛け合いも込みでショーが完成していたような気がします。やっぱり生が一番だぜ!!!


さあお待たせしました。ここからはスナップタイム。もうここで多くは語るまい!! TIMELESSらしい最高の笑顔の連続でした。

フロアを良き空気感に持っていってくれたDJ ANCHIN、そしてゲストのDJ MO-RIさん、さらには我らがDJ YUNGEASY先生も急遽参戦!いつにも増して豪華でピースな時間が続き、パーティは最高な形で幕を閉じました。

 

 

 

 

 

 

フードブースの牛丼を頬張る人…。リラックスして静かに音に揺れる人…。派手にアルコールを浴びる人…。フロアでプチャヘンザしては貪欲に楽しむ人…、ひたすらにダンスについて語り合う人…。「楽しみ方は自由!!」が一番の特徴であるTIMELESSで、みんなが思い思いの過ごし方をしていました。改めてお越しいただいた皆さん、ありがとうございました!!

大阪はこの翌日から再び緊急事態宣言が出てしまったので、今後のTIMELESS開催については予定は立っていませんが、いつか必ずこの盛り上がりを超えるTIMELESSを開催したいと思います!! その日まで皆様、元気でお過ごしください!!

FRESH DANCE STUDIO STAFF 一同

FRESHに来たら、まずはCDの棚に注目すべし。リリースラッシュの2021年。

あなたが最後にCDを買ったのはいつですか?

最近はアーティストのアルバムもストリーミングサービスで配信され、それをざっくりつまみ食いしながらお気に入りを探すという聴き方の人も多いでしょう。ここでは「CDでアルバム買って聞き込んでた昔が懐かしいぜ」的な内容を書くつもりはありません。ただ、今もなおCDというフォーマットが盛り上がっている世界があります。MIX CDです。

デジタルで配信されている新譜、逆にレコードじゃないと聴けないレアな音源、あるいはアーティストの身内だけが持っているライブ音源などなど。そんなあらゆる曲を、繋げたり、エフェクトをかけたり、スクラッチを入れたり、2枚使いをしたりすることで、新たな魅力を吹き込み、音楽の聴こえ方をフレッシュにしてくれるのがMIXの役割と言えるでしょう。八百屋に並ぶ新鮮な野菜。そのまま丸かじりしても美味しいけど、ご飯屋さんで料理して姿を変える事で更に魅力が引き出されます。音楽もそれと同じではないでしょうか?

個人的な印象ですが、大阪のHIPHOPのDJは、頻繁にMIXをリリースされている方が多い!クラブになかなか遊びに行けず、もやもやしている我々を励ますかのように、DJによるMIXのリリースが続いています。ありがたい限りです!

…というわけで今回は2021年にFRESHで取り扱いを開始したMIX CDを紹介します。これを読めば、FRESHの待合に置いているMIXやそれを制作したDJ陣に、もっと親近感が湧くはず…!


BETWEEN MUSIC STORE『RADIO4』(年末リリース)

「2021年リリースのMIX」と言いながら、いきなりはみ出てしまいました。昨年末にリリースされて、年始から本格的に販売がスタートしたDJ QUESTAさんDYさんによる『RADIO』シリーズの第4作目。こちらはBETWEENのinstagramにてオフィシャルのインフォメーションが公開されていますので、参考までにどうぞ!↓

大阪を拠点に全国津々浦々、一際目を引くグッドパーティに名を連ね、その安定したプレイと味わい深いミックスワークで確固たる地位を築きあげるDJ QUESTA。そして、ダンサーとして全国的知名度を誇り、意外性からなる幅広い選曲とナイスグルーヴで魅せるDJ DY。数多くの現場を共にしてきたQUESTA、DY、2人によるこだわったセレクトと、グルーヴを重視したありそうで無い新譜ヒップホップミックスとして高く評価され、過去3作ともビッグセールスを記録する人気の『RADIO』シリーズの最新作が4年振りにリリース!
今回も新譜のヒップホップを軸にしたシリーズならではのコンセプトはそのままに、前半のDY side、後半のQUESTA side、前後半でお互いの個性を出しながらも抜群の相性をみせ、それぞれの感覚ながら、ひとつの作品をアップデート。仙台はENCOUNT MC’sよりJANS、PSYCHO PATCH/YDBよりILLNANDESTha JOINTZ/HARD VANKよりKoh & JASS、そしてMonjuよりMr. PUGと豪華MC陣による援護射撃に加え、マスタリングには大阪アンダーグラウンド、FEDUP DOJOよりMoneyjah、アートワークはYOUBOBがサポート。今回も流行を押さえた新譜ミックスとは一線を画す『RADIO』シリーズならではの1枚に仕上がった。

踊れるだけでなく、いろんな場面や景色にぴたりとはまる『RADIO』シリーズは、「HIPHOPを普段からめっちゃ聴く訳じゃない」という方にもオススメできます。「最近の新譜はこういうのがあるのか」と、バッチリナビゲートしてくれますヨ^^


DJ SOOMA『ILLSUPPLY MIX』

OSAKA UNDERGROUNDレペゼンのDJ SOOMAさんによるMIXです。SOOMAさんは現場でのプレイはもちろん、MIXや音源の中に粋な仕掛けを施すのが本当に上手な方です。「ホスピタリティ」というか、聴き手をどこまでも気持ち良くさせてくれる方だと思っています。

そんなSOOMAさんの2021年一発目のMIXがこの『ILLSUPPLY MIX』。なんと、タイトルに「ILL」が含まれる曲だけで構築されているんです!僕はこのテーマを聞いた時、「そんな事可能なんすか!?」となりました。トラックリストを眺めれば、「そうきたかー!」の連続。もちろん内容も1曲目から抜群の渋さ黒さ。SOOMAさんのキャリアと遊び心を存分に堪能できます。
こちらは、大阪South Side、堺のスケートブランド”ILLSUPPLY”さんからのリリースです^^


DJ GAJIROH『NEEDY WEEDY』

京都を拠点に、大阪でもバシバシ活躍中のDJ GAJIROHさん。今日紹介しているDJの中で、最もMIXのリリースの頻度が高いのがGAJIROHさんでしょう。

今回は大麻に関する内容の曲だけを繋げた、コンセプチュアルなMIX。こちらもトラックリストを眺めるだけでも面白い!先ほどのSOOMAさん同様、粋なMIXの作り手であるGAJIROHさん。スタジオに納品しに来てくださる時にいつも少しだけお話を聴くんですが、とにかくHIPHOPが好き!というのがビンビンに伝わってきます。

ここで、インスタからGAJIROHさんのMIXに関するコメントを拝借。↓

DJなんで曲を覚えるのは得意でして、曲の内容と合わせて、地域、年代、ネタ使い、CREW、PRODなんかも一緒に脳内タグ付けして覚えて日々選曲している。HIPHOP DJはソコが重要だとずっと思ってる。聴いててよくわからんDJはソコが全然足りて無いからやと思ってる。今までは年代や地域やBPMでまとめて来たけど、今回はLYRICSにフォーカス!SMOKERはもちろん、HARDなHIPHOP FREAKSに聞いて欲しい。


DJ MO-RI『Lump of Sugar』

こちらも大阪アンダーグラウンドレペゼン、DJ MO-RIさんによるニューMIX。中崎町のSHOP[Lumps]の6周年を記念した特別な一枚です。選曲はもちろん、タイトルやディスクジャケットなど細部まで (否 細部にこそ!! )こだわりを置いたMIX CDに定評のあるDJ MO-RIさん。公には言ってない隠された仕掛けや想いもあったりと、毎回話を聞くのが楽しいです^^

今回は、CLASSICな歌モノのREMIXからゆったり首を振れるDOWNTEMPO、そしてシンガーÄuraさんの名曲『monologue』まで幅広くセレクト。長年フロアを揺らしてきたMO-RIさんだからこそ
ユルいだけではないグルーヴィなMIXに仕上がっています!

テーマは「お店を開ける時に流して気持ち良く聴ける」感じとのこと。僕は、朝一のコーヒーと共に聴いたんですが、抜群の爽やかさでした。ありがたい!


DJ GAJIROH『DIALOGUE vol.7』

先ほどのGAJIROHさん、again!! 2021年の上半期にリリースされた新譜をチェックするにはもってこい。新譜はトラップだけ?否!ブーンバップもかっこいい作品が多く生み出されています。GAJIROHさんがインスタで公開している収録アーティストも合わせてチェックしてみてください^^

CONWAY THE MACHINE, D-STYLES, DAVE EAST, DJ MUGGS, FLEE LORD, MAYHEM LAUREN, SMOKE DZA, J.COLE, PATRICK PAIGE Ⅱ, SNDTRAK, TOPAZ JONES, H.E.R., BLU, FRANKENSTEIN, DENZEL CURRY, G PERICO, LUCKY DAYE, JOYCE WRICE


SOOMA&MO-RI『BLACK-N-WHITE』

ラストに紹介するのは先ほども登場したSOOMAさんMO-RIさんによるダブルネームのMIX。大規模なパーティの開催が叶わず、音を聴きたくても聴けないヘッズの為に「PRIVATE MEETING」と題して小規模な集会を企画し、仲間と共に音を鳴らしてきた二人のバイブスやコントラストをそのままパックしたMIX。

ピンチをチャンスに変えて、自分のできる表現をする、そんな彼らの姿と音楽に力をもらいます!トラックリストを眺めるだけで二人の特色が分かる上級者ヘッズもいるのでは?2枚組で2500円ほどなので、完全にお値段以上。ちなみにFRESHに置いている分は、このブログを書いた日に僕が一枚買ってしまったので、残り4枚しかありません!すみません!


いかがでしたでしょうか?

この他にもFRESHには様々なCDを置いています。素早く手広く曲をチェックするのも楽しいですがそんなストリーミングでザッピングする聴き方が多い今だからこそ、MIXによって曲の魅力を再発見する楽しさが増すのかもしれません。是非お気に入りの一枚を見つけてくださいね!

最後に僕の好きなラッパーHANGさんのnew PVでお別れしましょう。

Seiji Horiguchi

SOWL VILLAGE2020対談–インタビュアー長めのあとがき[関西版]–

「HIPHOP村おこし」を合言葉に、毎年川崎CLUB CITTA’で開催されているSOWL VILLAGE。

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今年の開催は3月27日の金曜日。…のはずだったのですが。
コロナウイルスの影響を受け、先日「開催中止/払い戻し」が発表されました。
うそだああああ。

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しかし、中止になったものは仕方ない。一番辛いのはオーガナイザーだ!
なくなったことを嘆くよりも、できることをやろう!
…ということで
光栄なことに僕が今回担当させていただいた対談インタビューの
インタビュアーあとがき」なるものを書かせていただこうと思ったわけです。

自粛モードでイベントがなくなりまくっていて寂しいですが、
逆にお時間のできた方は最後まで読んでいただけると嬉しいです^^

「関東版」のあとがきはこちら。

SOWL VILLAGE2020対談–インタビュアー長めのあとがき[関東版]–

https://freshdancestudio.com/blog/2020/03/sowl-village2020%e5%af%be%e8%ab%87-%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%bc%e9%95%b7%e3%82%81%e3%81%ae%e3%81%82%e3%81%a8%e3%81%8c%e3%81%8d%e9%96%a2%e6%9d%b1%e7%89%88/?fbclid=IwAR2mWYcwAh_nxgwzgYCW0rICf_CspJFRhdPgdrJfzRlqOc16tDtz2ZH2p-Y

本日はVol.2!「関西版」!


 ◉関西 HONGOU×Jambo Lacquer

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http://sowlvillage.com/sowl-village2020-interview-west/

HONGOUさんは言わずもがな、maplecomicsとFRESH DANCE STUDIOのオーナー。僕の上司。

関西HIPHOPシーンを代表するHEX BEXの功績やかっこよさについては、
紹介するまでもない。大野暮じゃあ。
日本中にずっと影響を与え続けています。文字通りずっとです。

一つだけエピソードを紹介するとするならば…。

PROPSがまだアメ村のGrandCafeで開催されていた頃、
HONGOUさんが、ショー中に発したある一言が今も胸に刺さっています。
全編やばいんですが、見てほしいのは15:47から。

THE・男気。

(ちなみにこの時、僕はこの会場のGrandCafeのスタッフとして働いていました。
ショーケースの時間だけ、働くふりをしてこっそりフロアへダッシュしたものです笑)

それから、DewsでのSYMBOL-ISMのTAKUYAさんとの対談も、
HONGOUさんのルーツや人柄がわかるのでオススメ!

【Dewspeak vol.05】ヒップホップシーンに絶大な影響力を持つ関西のカリスマHONGOU(HEXBEX)
https://dews365.com/news/dewspeak05-hongou.html


対してJambo Lacquerさんは
北大阪は服部緑地公園をホームとするHIPHOPクルー「WARAJI(わらじ)」のメンバー。

ダンス、ラップ、そしてビートメイク…。使えるものは全て使ってクリエイトされている方です。
僕にとってはイヤホン越しにチルを注ぎ込んでくれるアーティストです。普通にファンっす。
インタビューの中でも言ったのですが、
彼の音源を初めて聴いたのはYoutubeに上がっていた「J-L」という曲。

踊りたくなるビートとフロウ。闘争心に火をつけてくれるようなバッチバチなリリック。
「なんじゃこの人は!」となって、そこから彼の音源をチェックするようになりました。
Olive Oilさん、EVISBEATSさん、Yotaroさん、Sweet Williamさんなどとの
音源も本当に素晴らしい…。

ファンの皆さんにとっては自明の通り、彼の魅力の真骨頂はメロディライン。

時にレゲエのような、時にお経のような。優しいメロディ。
あの口ずさみたくなるメロディはどうやって湧き出てくるんだろう…とずっと思っていたのですが
インタビューの中で

トラックを最初に聞いた時の感覚が勝負というか。
何も考えずに出来るだけその時に浮かんだメロディを
乗せるように意識してますね。
時間が経つとフレッシュに捉えられなくなるので。

とおっしゃっていたのは本当に衝撃でした…。


そんな二人による対談。楽しみでしかないやん!

実はインタビューの日程が決まった時点で、僕はお二人に
LINEで簡単な事前アンケートを行ったんです。そのうちの質問内容の一つがこちら。

「幼少期〜思春期はどんな子どもだった?」

それに対するお二人の回答はというと…

20200302_200302_0045

◇HONGOUさん
山育ちで、近所のおっちゃんが散弾銃で撃ち落としたスズメを食べて育ちました。

◇Jambo Lacquerさん
母親が音楽と楽器が好きで、物心がついて音楽にハマったきっかけは兄貴の友達のdrummer。当時自分は小4で、初めて観た時に衝撃すぎてその頃にドラム習い始めました。

この回答結果を見たHONGOUさんは思わず呟きました。

ジャンボはサラブレットやと思う。
俺の生い立ちは音楽には縁がないわ!
ジャンボとの違いがやばいよな(笑)

僕もそう思いました!二人の育ち方、全然違うやん!このキャラにしてこのルーツと言うべきか…。
でも、これだけ対照的な生い立ちの二人が
PROPSエアコン、そしてSOWL VILLAGEという
フロントラインなイベントで一緒になるって改めてすごいなぁ。
いろんな出身の人が一つの場所に集まって技を競ったりクリエイトしたりできるのも
この世界の面白いところだなと思うわけです。

超個人的な話になってしまうんですが
「ドープ」とか「ハードコア」っていう言葉が似合う
アメ村のクラブ(少なくとも初めはそう思っていた!)に
奈良市の「高の原」というニュータウン出身の自分がいることに
違和感を抱いていた時期もあったんですが
いつからか、これでいいんだと肩の力が抜けた気がします。
好きなものを追いかけて、やりたい事をまっとうすればそれでいいか、と。

マッチョでハスリンなラップが台頭していた80〜90年代に
独自のユーモアで日常を赤裸々に歌ったDe La Soulのようにね。


更に今回印象に残った話は「本番前のスイッチの入れ方」について。

お二人とも共通して「わざと緊張する方に持っていく」とおっしゃっていたのには面食らいました。
あれだけ生い立ち違ったのに、そこは共感するんかいな!

経験を積みまくると、リラックスした状態からいかに本番モードに持っていくか
みたいなところになるのでしょうか。あがり症の自分には到底難しい…。

この「本番への持っていき方」はいろんな方のお話を伺いたいところでもありまして。
普段話している雰囲気そのままでナチュラルにステージに上がる方もいれば
なんか憑依してますやん…ってくらい本気スイッチ入る人もいるじゃないですか。
(もしかしたらダンスのジャンルも少し関係あるかもしれないな。なんとなくやけど。)

そんなこんなで、生い立ちは大きく異なるけど
同じ大阪のHIPHOPシーンの中で繋がったHONGOUさんとJambo Lacquerさん。
気づけばインタビュアー(僕)からの質問がなくても話は弾みまくり、
対談は2時間に渡りました。でも、本当にあっという間だったな。
忙しい中時間を割いて、さらに赤裸々に語ってくださったお二人に感謝です。


 

前回の「関東版あとがき」の時にも書きましたが、
今年のSOWL VILLAGEは中止にこそなりましたが、
この対談インタビューは幻のSOWL VILLAGE2020の記事としてHPに残っています。
TAKESABUROさん、ILL-SUGIさん、HONGOUさん、Jambo Lacquerさん、
計4名のアーティストの言葉を是非チェックしていただき、
みなさんの生活のヒント、あるいはちょっとした刺激になってくれれば
それだけでライター冥利に尽きます!

それでは、これで長いあとがきを終わります…が、

最後に読んでくださった方にもう一つだけお願いが。

今回の
SOWL VILLAGE2020の対談インタビューの記事や
このあとがきシリーズの感想をいただけるととても嬉しいです!
この記事の下のコメント欄でもいいですし
以下のアカウントへのDMでも構いません。

https://www.instagram.com/horisage/

面白かった、もっと詳しく知りたい、ここがわかりにくい…などなど
ぜひ意見を聞かせてください!
インタビューに関係ないことでも、最近気になるトピックや
ダンスや音楽やイベントの話でもいいですよー!笑

Seiji Horiguchi


 

Seiji Horiguchiプロフィール

sage-horiguchi

FRESH DANCE STUDIOマネージャー。フリーライター。新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S HISTORY」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介などが挙げられる。大阪のアンダーグラウンドシーンにアンテナを張りつつストリートカルチャーの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

ご依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

 

SOWL VILLAGE2020対談–インタビュアー長めのあとがき[関東版]–

 

「HIPHOP村おこし」を合言葉に、毎年川崎CLUB CITTA’で開催されているSOWL VILLAGE。

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刺激的かつピースな空間は多くのパーティヘッズを魅了してきました。まずは知っている方も知らない方もこちらのショーやライブの映像を見てほしい…!

このパーティね、ただヤバイショーが見れて楽しいだけじゃないんです。
北は北海道、南は沖縄まで、全国のプレイヤーやヘッズが集まるのでその一夜をきっかけに仲良くなって、それがまた新たな作品作りやセッションに発展するという最高すぎるエピソードも生まれるんです。
それくらい、SOWL VILLAGEは「何かが起こる場所


 

今年の開催は3月27日の金曜日。

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…のはずだったのですが。

コロナウイルスの影響を受け、先日「開催中止/払い戻し」が発表されました。うおー…。

今年も例年に負けず劣らず豪華キャストが勢揃いしてたんですが…。残念でならない。多くのパーティやバトルイベントが中止/延期になっていくなか「SOWL VILLAGEは大丈夫だろう!」と思っていた方もいたかもしれません。(というか自分は勝手に思ってた…)

が、イベントの規模や毎年の動員数をみると中止にせざるを得なかったのでしょう。
なんにせよ、苦渋の決断をされた運営サイドの皆さんに心からリスペクトです!
残念残念…と嘆いてばかりいても仕方ありません。
SOWL VILLAGEが中止になり、何も残らなかったかというとそうではありません。

(ここからが本題デス)

今年のSOWL VILLAGE2020ですが、光栄なことに
「対談インタビュー」のライターに任命していただきました。

SOWL VILLAGEのインタビューというのは昨年からスタートした企画でして、イベントをより楽しむ為に出演アーティストやサポートしてくれている方々にクローズアップしてそのバックグラウンドやイベントへの想いを紹介するというもの。

こちらは昨年の記事のうちの一つ。

SOWL VILLAGE 2019 特別企画 エリアインタビュー
http://sowlvillage.com/sowl-village-2019-chronicles-interview/

その企画と執筆に抜擢していただいたのです。
(TAKESABUROさんからDMが来た時は手が震えました…)

結果からいうと、お話を頂いてから準備/インタビュー本番/執筆にいたるまでとても充実していましたし、なにより貴重な体験をさせて頂きました。
イベントは中止にはなりましたが、せっかくインタビュー記事を執筆し、記事も公開になったことですし、今日はそのインタビューにまつわる裏話や個人的な感想、つまりインタビュアーあとがきなるものを残そうと思います。


対談の組み合わせは…

◉関東サイド
TAKESABURO × ILL-SUGI

◉関西サイド
HONGOU × Jambo Lacquer

いずれも各地でシーンの最前線を走るヒーロー的存在。今日はまず「関東サイド」の話を。


 

◉関東 TAKESABURO × ILL-SUGI

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http://sowlvillage.com/sowl-village2020-interview-east/

TAKEさんはご存知の通り
SOWL VILLAGE主催者であり、全国に名を轟かせているスーパーダンサー。

HIPHOP、HOUSEの2ジャンルを”TAKESABURO STYLE”で踊りこなすだけでなく、XXX-LARGESODEEPという2大チームに所属し、その両チームともに全国を巻き込みながら数多くのアクションを起こしてきた文字通り比類のないダンサー。

DANCE@LIVE、WDC、そしてDANCE DELIGHTと、国内最大級のダンスバトル/コンテストで戦績を残してきた一方で日本全国、さらにアジア圏のイベントに出演し、各地のダンサーやミュージシャンと繋がりを築いてきました。
2012年に創立したYELLOWBLACK STUDIOもいまや湘南・藤沢エリアのアイコン的存在。

https://www.instagram.com/_yellowblack_/

もちろん大阪にも数え切れないほど遊びに来られましたね!FRESHでWSをしていただきましたし、City Attackにも何度も出演頂きました。


一方、ILL-SUGIさんは知る人ぞ知る神奈川のビートメイカー。

昨今のビートシーンの盛り上がりの渦中にいる方ですね。ダンサー,DJ,ラッパー,スケーターなどなどストリートからの支持は絶大。
僕が初めて彼のビートを聞いたのはBandcampで見つけた、とあるビート集でした。

https://lunatickrecords.bandcamp.com/album/h-e-r-universal-touch-vol-1-japan

1分10秒ほどのトラックを聴いた瞬間、衝撃が走りました。
イヤホンから脳内に音が飛び込んできているはずなのになんか、遠くから聴こえてくる感じがするぞ!?
スネアの音も鋭い…はずなのにどこか哀愁が漂っている。
最終、めっちゃチルくて穏やかな気持ちになる!

インストのビートでめちゃくちゃに感情を揺さぶられた初めての経験でした。
(ちなみにILL-SUGIさんは他のビートメイカーともアルバムを出されていてそのどれもが素晴らしいので、気になる方はband campやSound cloudでディグってみてください!)

今年のSOWL VILLAGEでは、彼らをはじめ関東のプレイヤーによるその日限りのセッションライブが展開される予定でした。
そうやってステージを共にする二人はどんな関係なのか
そしてTAKEさんから見たILL-SUGIさんはどんなビートメイカーなのか。
気になることが多スギるぜ…!というわけでこのお二人に対談をお願いした、というわけです。

まずお二人に共通しているのは「地元
ホームである相模原~町田ラインの熱さについて、熱く語られています。確かに僕が好きなアーティストも相模原の人が多いな。

それから、TAKEさんは対談の中で

“ビートメイカーも音一個で世界と繋がれる時代だよね。音がやばいっていうところで”

とおっしゃっています。
これはビートメイカーに限らず、ダンサー同士でも一緒ですよね。
音の好みが一緒だったら一気に距離が近づくし
なんなら「一緒にショーケースしよう!」ってなることも。
まさにこれはXXX-LARGEとHEX BEXが出会った時も同じだったんじゃないか?と思うわけです。
TAKESABUROさんの

“初めてHEXのショー見て一発でくらっちゃって
俺からHONGOU君に話しかけに行ったのが最初のコンタクトだと思う”

という言葉の通り、それまで絡みがなくても
ショーを目の当たりにするだけで、「同じ匂いがする!」と衝撃を受けて
しかも話しかけるところまでいったTAKESABUROさん。
ここがまさにHIP HOPの面白いところであり、僕らが今大事にすべきところだな、と。

そうやって音や踊りで繋がった心の友がいろんな街にいるというだけでワクワクしますし
ふとしたことがきっかけで新しい作品や、パーティが生まれるかもしれない。
(もちろんその為には、まずは自分が日々経験を積んで特技や必殺技を磨いておく必要があるわけですが)

XXX-LARGEとHEX BEXは一緒にNYにシューティングしに行くところまでいってるんですよ!
これはもう人生変わるくらいの経験ですよ!
やばくないすか?!やばくないすか!?


 

…失礼。少し落ち着きます…。


 

とまあ、そういうわけで前半の話に戻りますが
ふとしたタイミングでポコっと繋がりが生まれたりするのが
ストリートカルチャーの面白いところであり、僕らがいつまでも夢中になる理由かもしれない。
(まあでもこれはストリートカルチャーに限らず音楽全般に言えることか)

個人的なベストエピソードはILL-SUGIさんがスイスに行った時の話。

彼がビートライブを行ったクラブではフロアにカウチが置いてあったんだとか。
テラハのリビングに置いてあるやつやん。g107001-lもうこの時点でヨーロッパのパーティの概念が揺らぎますよね(たまたまそういうパーティだったのか…?)。来てる人も靴を脱いでリラックスしてたというから驚き。

フロアで靴脱いでソファに寝っ転がってコーヒーでも飲みながらILL-SUGIさんのビートを聴けるパーティ、誰かやってくれ!誰か!


 

以上、関東版のインタビュアーあとがきでした。

「インタビュアーあとがき」と偉そうなこと書いてますが
実をいうと、僕は大阪にいるためこのTAKEさんILL-SUGIさんの対談に立ち会ってはいませんでした。
(あたかも、僕もその場にいる感じで記事を書きましたが笑)
が、大阪編「HONGOU×Jambo Lacquer」の回は、
がっつりインタビュアーとしてお話を伺ったうえで記事を執筆させてもらいました。
その時の様子は次回のブログで詳しくお伝えすることにします。

最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

Seiji Horiguchi

 


sage-horiguchi

Seiji Horiguchiプロフィール

FRESH DANCE STUDIOマネージャー。フリーライター。新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S HISTORY」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介などが挙げられる。大阪のアンダーグラウンドシーンにアンテナを張りつつストリートカルチャーの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

ご依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

The Knowledge is 5th element of HIPHOP.

こんにちは、セイジです。
主にFRESH DANCE STUDIOの広報担当としてインタビュー記事の執筆、ワークショップの告知、そしてイベントやアーティストの紹介をさせていただいています。
いつもこのブログやHPの記事をチェックしてくださっているみなさん、ありがとうございます!

しかし、かくいう僕もまだまだ勉強中の身であり、日々HIPHOPにまつわる情報やインタビュー記事などをチェックしているわけですが、今日は

僕が日常的に利用しているメディアをご紹介しようと思います。

「今、HIPHOPシーンでは何が話題になっているのか」と、ホットな情報をキャッチしたり
皆さんにとって、お気に入りのアーティストの格言を探したりするのに役立てば幸いです。


 

[最新のトピックを だーっとチェックしたい時]

◆HYPEBEAST

https://hypebeast.com/jp/music

◆FNMNL

https://fnmnl.tv/

アーティストの動向や作品についての情報が溢れかえる現在のHIPHOPシーン。その中でも特に重要と思われるトピックを、かなりクイックにお知らせしてくれるのがHYPEBEASTFNMNLでしょう。FNMNLでは、海外アーティストのライブ情報やインタビュー/対談記事もアップされるので、自分もかなりマメにチェックしています。最近、面白かったインタビューはこちら。↓

My Classics Vol.6|MASS-HOLE

https://fnmnl.tv/2019/10/23/82613

長野県松本市をホームとして活動されているDJ/MC/ビートメイカーのMASS-HOLEさんに、ジャンル問わず「自分にとってのクラシック」を聞くというインタビューです。取材のロケ地が、かつて自分も住んでいた街の有名なラーメンのチェーン店(長野でテンホウ知らない奴はいない!!)だったり、友人のカメラマンも撮影に携わっていたりと、最近読んだ記事のなかで一番ぶち上がりました。


 

[筆者の考察を含んだ記事をじっくりチェックしたい時]

◆Playertuner

https://playatuner.com/

◆Real Sound (Written by 渡辺志保)

https://realsound.jp/tag/%e6%b8%a1%e8%be%ba%e5%bf%97%e4%bf%9d

◆udiscovermusic.com

https://www.udiscovermusic.jp/genre/hip-hop

Playertunerはラッパー/スケーターでもあるKaz Skellingtonさんによって運営されているサイトで、HIPHOPのクリエイティブな面にスポットを当てた前向きな記事が多く、読んでいて勇気をもらうことが多いです。海外在住の経験もあり、USのHIPHOPに関してもかなりリアルな体験をされてきた方ですね。

Real SoundはHIPHOP以外のジャンルも扱っていて、それこそ情報が洪水状態なのでここでは、僕が尊敬するライター、渡辺志保さんの記事一覧を紹介しています。渡辺さんは、海外に留学していた経験を活かし、現在は翻訳やインタビューなどを通してHIPHOPにまつわる情報をわかりやすく提供されている方です。DJ YANATAKEさんがディレクターを務めるHIPHOP専門ラジオ番組「INSIDE OUT」でもパーソナリティをつとめられています。


 

[活字に抵抗がある方は…]

◆HIPHOP DNA PANEL

https://www.youtube.com/channel/UCDCN-aOOkLrDVUKp8lnPiQQ

◆Black File

https://www.youtube.com/user/blackfilesstv/videos

文章を長時間読むのに抵抗があるという方にオススメ。インタビュー 映像などもたっぷり載せているYoutubeのチャンネルです。

「HIPHOP DNA PANEL」は、先ほどもご紹介した渡辺志保さんがインタビュアーを務められています。かなり幅広いアーティストが登場するので、「こんな考えもあるのか!」と勉強になります。最近で一番食らったインタビューはフォトグラファー、CHERRY CHILL WILLさんの回ですね。前半/後半ともに見応え十分なのでぜひ!

【cherry chill will.】 ”生き様を撮りたくなるアーティストは”(前半)

【cherry chill will. 】 ”あのジャケット写真の裏話”(後半)


 

以上、ネットメディアの紹介でした。

しかし、こういった記事やインタビュー映像に目を通すだけでなく、HIPHOPの作品について深く考えたり誰かと意見交換したりも大事ではないかと考え、こんな催しを企画してみました!

” HIPHOP CULTURE WS “

「街やクラブで流れるUSのHIPHOPのうち、自分が曲の意味やアーティストの意図がわかるものはどれくらいあるだろう?」と考えた時に、恥ずかしながら極めて少ないことに気づきました。特にダンサーにとって、何について歌っているのかわからない曲で踊ることは時にめちゃめちゃ恥ずかしいことに繋がるのではないかと思うわけです。
(リズムやメロディラインや、音の迫力のようなものを楽しむことができるのも、もちろんブラックミュージックの魅力の一つなのですが…)
それから自分は個人的に、海外のラッパーのライブ映像などでお客さんが一体となって大合唱している絵をみて「かっけえええ!」となる一方で、なんとなく知ってる曲なのに(勉強不足なばかりに)口ずさめない歯がゆさもあったりします。

Kendrick Lamar – Live At Reading And Leeds Festival 2018

日本人がUSのHIPHOPについて理解しにくいのは英語力も大きく関係しているでしょうし、相当英語が上達した人でない限り、理解の度合いに限界があるかもしれません。が、「HIPHOPカルチャーをたしなむ者」としてもう少し教養を身につけることは必要だろう…と考えました。そこで、京都の立命館大学の大学院でHIPHOP(厳密には黒人文化)の研究をされている吉田 暁音さんにアメ村へお越しいただき、ご教示いただきます。

楽曲やPVを鑑賞したあと、歌詞の解説や背景知識のシェアによってアーティストが言わんとしていることや、彼ら(あるいはアメリカ全体)のバックグラウンドに迫るというものです。「なんとなくの知識で終わりたくない!!」という方は是非一緒に学びましょう!バンバータも唱えたように、

知識はHIPHOPの5つ目のエレメント!

というわけで、興味のある方は是非僕のInstagramアカウントまでDMをお願いします↓

https://www.instagram.com/horisage/

※このWSは、FRESH DANCE STUDIO主催ではなく、スタッフである僕の個人的な企画です。スタジオへお問い合わせいただいても対応しかねますのでご注意ください。もちろん会場もFRESHではありません(めっちゃ近いけど)。


 

HIPHOP CULTURE WS

11-16-草ノ根CULTURE WS告知画像

◉講師 : AKANE YOSHIDA
◉Date : 2019/11/16(SAT)
◉Place : 大阪アメ村GR CAFE TERRACE
 (大阪市中央区西心斎橋2-13-13 ショウザンビルB-1)
◉Time : 19:00-21:00
◉Price : ¥1,500-(1D付)
◉予約:akaneysd.1123@gmail.com 宛に件名を「11/16カルチャーWS」とし、①氏名 ②連絡先を明記してください。

< AKANE YOSHIDAプロフィール>

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アイドルミュージックやPOPS、ROCKなど、多岐にわたるジャンルの音楽を熱心に聴く思春期を経てHIPHOPに出会う。ダンサーとして活動するなかで、XXX-LARGEのMETH氏と出会いHIPHOPの歴史やその本質について考えるように。現在は京都、立命館大学院の英語圏文化専修コースにて黒人文化を中心とした研究を行ないながら関西各地のパーティに足を伸ばしている。ストリートダンスのスポーティな側面だけではなくHIPHOP自体の奥深さに触れて、「好き」だと言えるポイントを増やして欲しいという願いから地元札幌にて、ダンサー向けのカルチャーWSを定期的に実施。ただ講義形式で知識を詰め込むのではなく、ディスカッションを織り交ぜながら進めるスタイルに定評があり、日常とHIPHOPがつながるような工夫を用いることでも知られる。

青森県は弘前にて。「都会も地方も気合いだろ」を体現したパーティ。

 

東京や大阪は、人口が多く、交通の便も良いのでダンスや音楽のイベントが多いですね。
今年のGWに、「大阪周辺のパーティ紹介ブログ」を書いたものの
イベントが多すぎて整理できているようで収集がつかなくなったことも(個人的にですが)記憶に新しい。

<GW前後の大阪周辺のイベント情報をチェックできるブログ>

https://freshdancestudio.com/blog/2019/04/2019%E5%B9%B4%E3%81%AEgw%E5%91%A8%E8%BE%BA%E3%81%AE%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%92%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%A7%E3%81%8D/

しかし、Ollieが昨年の10月号にて、「LOCALISM」というワードをもって
地方の音楽シーンやヤング達にフォーカスしたように、
都市部だけではなく、地方の攻めたプレイヤーが注目されることも多いです。
ollie-201810

それはHIPHOPシーンも同様です。つまり、

地方にもやべえ奴らはいる。

ということですね。自分の好きなアーティストもローカル出身の方は沢山いらっしゃいます。

 

こんなテーマは今更ここで取り上げなくても、論を待たないところではあるのですが、
それを肌で感じる経験をしたので、今日はその話を。


 

今年はありがたいことに、様々な地域のイベントにダンサーとして呼んでいただき、
その土地土地のダンスや音楽に触れる機会が多い上半期でした。
そしてこの週末、縁があって青森は弘前市の友人から声をかけてもらいました。

パーティ名は「PHAT(ファット)」

①とにかく自分たちのかっこいいと思えるものを詰め込みたい。
②芯が太く、ブレない。いろんなプレイヤーと太く繋がりたい。

という思いの下、パーティの発足に至りました。
昨年の記念すべき1発目はDYさんとDJ FLIPさんをゲストに迎えました。
主催のクルーはちょうど、僕と同世代ということもあり
以前から交流があったのですが、こうやって一緒にパーティをクリエイトしたり
表現をシェアしあうのは初めて。このパーティ、結果から言うと

本当に素晴らしかった。

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DJもダンスもLIVEも各種ブースもペイントも、そしてPAさんも
一丸となって一つのパーティを作り出していました。
ここで、個人的な思い出を語るのは自分勝手だと思うので
これからに繋がるよう、どこが具体的によかったのかを
なるべく客観的な視点から3つ挙げて振り返りたいと思います。


 

1, 地理的ハンデをものともせず遠方からも人が集っている。

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今回は弘前市でのパーティだったのですが
岩手、仙台、山形などなど東北のいろんな地域からも
プレイヤーやお客さんが集結していました。

聞くところによると例えば仙台から弘前まで、車で4時間!!
「同じ東北」とはいえ、街どうしはすごく遠いのです。
(大阪から車で4時間と言ったらだいたい静岡くらいでしょうか?)

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これほどまで距離があるにも関わらず、いろんな土地から人が集まるというところに
東北のプレイヤーの気持ちの熱さと、オーガナイザーの人望がうかがえました。


 

2, 音楽のジャンルのこだわりはなく、Reggaeも和モノもエレクトロもかかる。

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主催の友人たちは過去に、大阪の90’s musicのパーティにも遊びにきたりと
間違いなくその時代の音楽やダンスに影響は受けているものの、
彼らのパーティでは、実にいろんなジャンルの音楽が流れました。
「HIP HOPのパーティだから90’sの曲だけ!」というこだわりはなく、
快適でかっこよければ、あとは自由!!という柔軟な発想が気持ちよかったです。

いろんなジャンルをナチュラルに聞かせてくれたゲストDJたちの技術も大きいですね。
音楽性の高さを感じました。

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3, 斜に構えない。気取らない。「ハプニングも大いにけっこう」というスタンス。

これはこのパーティに限らず、青森をはじめ東北の方に共通することかもしれないのですが
変に気取らない、人懐っこさのようなものが確かにありました。
いい意味でカッコつけすぎないというか、
いい意味で隙があるところに魅力を感じました。

特にLIVE SHOWをされたMCのJANSさん(from仙台)もまさにそういう方。
自分の弱点やカッコ悪い部分をみとめ、さらけ出したうえで、かっこいいラップをする。
みんなから愛されるキャラクターでした。

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自分は都市部のような、隙のないクールな空気感も好きですが
PHATの空間は自分にとって、よりアットホームで息がしやすかったような気がします。


以上がPHATというパーティが魅力的だと言える大きなポイントです。(もちろん個人的に最高だったエピソードは山ほどありますが、ここでは割愛します)

年一とはいえ、そんなパーティをキープするのはとてもエネルギーのいることでしょう。
普段、彼らの生活はレッスンや仕事や就活や(冬場は)雪かきやら…。
けして華やかな生活とはいえないみたいです。
それでもこのパーティにかけているという姿勢に感動しました。


 

ふと北海道は札幌のSHIFT RECORDのサイトにある、
DJ HISAYAさん,DJ HAYATOさんのMIX「LiveRally 01」の紹介の一節の

 

「Situation normal all f**ked (状況は無茶苦茶)」だけど、
良質な音・人・モノを引きあわせて行けば、それらが繋がり新たなものが生まれていく。
現状を打開する方法はそれしかないのだ。

を思い出しました。

https://www.shift-record.com/journal/59/


 

PHATの仕掛け人である弘前の友人たちは、これからも青森でサバイブしつつ、
他の地域とも密接に交流するキーマンになっていく事でしょう。
自分も大阪にて、より一層 成長せねばと思わされた一日でした。

般若さんの東京UPの中の
都会も地方も気合いだろ」のパンチラインを口ずさまずにはいられないです。


文 : Seiji Horiguchi

Seiji Horiguchi

フリーライター。
新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。
現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S PROCESS」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介
などが挙げられる。
大阪のストリートカルチャーにアンテナを張りつつアンダーグラウンドの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

https://www.instagram.com/horisage/

依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

Tenri Goodfellows2019を振り返る

今年4月29日に開催されたTenri Goodfellows2019。本日はそのレポを。

イベントの仕掛け人はD’OAMのMOCCHINさんと、sucreamgoodmanのoSaamさん
地元である天理を盛り上げるべく、そして関西のダンスシーンを盛り上げるべく2017年に
イベントを始動。今年で3回目となります。

GWのお昼間に天理の駅前で開催されるイベントとしては明らかに

「規模がとんでもない」

ことでも有名。
例年、ダンスバトル、ナンバーやチームのショー、DJタイムなどなど
HIP HOPダンスを軸にしたコンテンツをギュギュッと盛り込んでいます。

今回はあいにく夕方から雨の予報だったので
屋内(天理市役所!)での開催だったのですが、
それでも規模と盛り上がりは相当のものでした。

今回特に紹介したいのは

1, Dance Battle予選
2, DJ Time
3, Beat Session Live
4, なみかわ市長の名演説
5, Judge MoveからのBattle決勝
6, 超豪華Guest Show

の項目です。全体を通すと少し長くなりますので、多忙なストリートライフをお過ごしの方は気になった項目だけでもチェックいただけると幸いです。


 

1, Dance Battle予選

Dance Battleの事前エントリー者は200名!
毎回の盛り上がりを聞きつけて駆けつけたであろう東海や関東のダンサーもちらほら。
バトルの軍配をあげるJudgeは
Rubber Bandさん、MIDDLE FILERのHIROさん、
HEX BEXのKUCHAさん、そしてsucreamgoodmanのBUUBEEさんの4名。えげつねえ。
毎回のバトルジャッジの豪華さもGoodfellowsならでは。
というかオーガナイザーのお二人だからこそ なせるキャスティング。

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バトル前になにやらPCをいじっているRubber Bandさん。
予選サークルの時に、sucreamgoodmanが2013年に制作したDVD、「LINKS」を流していた!!笑

最近リリースされたばかりの 「LINKS2」 の宣伝?
彼なりのバトラーへの激励?
NYのO.Gとしての日本のダンサーへのメッセージ?
それとも単なる気まぐれ?
意図は謎のままです。

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会場も写真の通り、ダンサーでぎっしりになるほど。
200人の中から8人を選ぶ予選は熾烈を極めました。


 

2, DJ Time

多くのGood VibesなダンスバトルがそうであるようにTenri Goodfellowsもまた

DJタイムがいい。

Battle DJ、Floor DJを務めるのは
BETWEEN MUSIC STOREよりDJ QUESTA& DJ DY!!
この日もバトル、DJタイムともに申し分ない選曲とgroove.
ダンサーの耳をたっぷり肥やしてくださいました。

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天理市役所で思いっきりHIP HOPがかかり、ダンサーが思いっきり汗だくになる。
もちろん「公共の施設内で音楽をかけて踊ってもいいの?」と疑問を呈す声もあるかもしれませんが
自分にとっては新鮮かつHIP HOPの可能性を感じる光景でした。

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3, Beat Session Live

今回、個人的に最も待ち遠しかったのがBeat Live。
東京のビートメイカーであるBudamunkさん、そして奈良在住のビートメイカーYotaroさんによるビートセッションです。beat003

ラッパーにトラックを提供するトラックメイカー(いわゆるプロデューサー)はもちろん日本のHIP HOP黎明期からいたわけですが、歌詞の入っていないインストのビートのバイブスだけでライブをするビートメイカーは少なかったわけでして。

それでも昨今のビートシーンの盛り上がりによって「ビートライブをするビートメイカー」がかなり多くなってきました。

そんな日本のビートメイカーの中でも国内外のアーティストから高い評価を受け
トラックを提供したり日本各地のパーティでライブを行なっているのがBudamunkさんとYotaroさんです。2017年には共同でアルバムをリリースされたりもしましたが現場でのビートセッションライブは初めてとのこと。


動画では伝わりにくいかもしれませんがYoutubeでその時の
様子があがっていますのでよければ是非チェックを。

Budamunk&Yotaro Live @ Nara Japan

ちなみにBudamunkさんはこの後DJも行い、会場を揺らしていました。


 

4, なみかわ市長の名演説

イベントの後半には毎年恒例のなみかわ市長による挨拶が。
朝礼の時の校長先生のような月並みで平々凡々なスピーチではなく、
ダンサーの心をグッと掴む名演説が印象的であり、
これもまたGoodfellows名物となっています。

今回も割れんばかりの声援と喝采を浴びながら登場。
(この日登場したどのダンサーよりも声援を浴びていた…!)

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挨拶の一部を紹介します。
(僕の記憶から書き起こしていますので言葉遣いや細かい言い回しは正確ではありません。悪しからず。)

今朝、oSaam君に電話をして「イベント準備は順調ですか?問題ないですか?」と言うと、「会場準備の段階で発電機が足りないんです」と言われました。そこで急いで商工所などに連絡をして協力を仰いだら、「そういうことでしたら」と、快く貸してくださいました。天理はそういう街なんです。来てくれた人に喜んで帰ってもらいたい、そういったホスピタリティのある街です。今日は皆さんに喜んで帰っていただけるよう、サポートさせていただきます!

もう会場は「なみかわさぁーん!!!」「市長ぉぉー!」の声でいっぱいでした。

また、
市役所は市民のものです。市民の方が望むのであれば喜んで場所を提供します。」ともおっしゃっていました。
まだまだHIP HOPやダンスに対しての風当たりはよくないこともありますが
なみかわ市長の言葉と行動には希望をもらいました。

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天理市長BIG UP.
そして天理UP.


 

5, Judge MoveからのBattle決勝

ビートライブや数々のダンスショーが終わればいよいよイベントは佳境。
バトルの優勝を決める戦いが始まります。
まずは先ほども紹介した4名のジャッジによるジャッジムーブ。

judge move003

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ジャッジムーブが終わればついに決勝戦。
今年の決勝戦はfrom神戸のATSUKIさん vs from奈良のAkinobuさん。
なんとここにきて審査が割れて割れて、幾度も延長戦が繰り返されました…。

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もう最後は二人の見事なまでの技と負けん気を目の当たりにして感動の渦でした。
これも毎回のTenri Goodfellowsで生まれるドラマの一つと言えるでしょう。
いくところまでいくと勝負がどう、よりも
ダンスのぶつかり合い(高め合い)自体の素晴らしさだけが現れることを痛感しました。

そんな中でも優勝をもぎ取り、賞金5万円と黒帯を獲得したのはATSUKIさんでした!!
見事なボディコントロールと
再再再延長になっても折れない精神力
そしてアグレッシブなパッションで
優勝の座に輝きました!おめでとうございます!

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6, 超豪華Guest Show

最後のショーはもちろんGUEST SHOWCASE.
関西のイベントでこの豪華さが今まであり得たでしょうか。

ゆるさと技巧の絶妙なバランスで会場を魅了した D’OAM.
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「これが俺らのHIP HOPや!」と突き抜けたこだわりを見せつけたHEX BEX.
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BudamunkさんのBeatに流れるように乗りながら
ソロとコンビネーションを自在に組み合わせたsucreamgoodman.
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そしてそれら全てを飲み込みつつも
最後には全員を笑顔にさせる貫禄のショーを見せつけたMIDDLE FILTER.
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いずれも日本トップレベルのチーム。どのチームも種類の違う「物凄さ」がありました。
“オーラの色”というとわかりやすいかもしれません。
オーディエンスの反応もチームごとに違っていて興味深かったです。


 

全てのショーが終わった段階でクローズの時間。
DJ QUESTAさんのDJタイムと同時に撤収作業がジワジワ始まり
長い1日は幕を下ろしました。

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アメ村から天理市まで、どれくらいかかるかというと
地下鉄と近鉄を乗り継いで、ざっと1時間強。

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そんな天理という町でこれだけ大規模なイベントを毎年開催するのは、本当にエネルギーが必要だと思うのです。改めてMOCCHINさん、oSaamさんの熱い気持ちと人望を、しかと感じました。

来年もまた内容(と天候!!)が気になるところではありますが、それまではしっかりサバイブして行かねば、と気持ちもフレッシュになりました。兜の緒がキュッとしめささっています。

日本一温かい気持ちになれるかつ刺激たっぷりなHIP HOPイベント、”Tenri Goodfeloows“また来年です!!!


 

文 : Seiji Horiguchi

Seiji Horiguchi

フリーライター。
新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S PROCESS」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介
などが挙げられる。
大阪のストリートカルチャーにアンテナを張りつつアンダーグラウンドの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

https://www.instagram.com/horisage/

依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

 

GW前後の大阪周辺のイベント情報をチェックできるブログ

 

2019年がスタートしてから、はや4ヶ月が過ぎようとしています。
しぶとく残っていた寒さもようやく消え去り
一気に気温上昇。夏の気配すら感じます^^

4月が終盤に差し掛かるということは…そう。

Golden Weekのイベントラッシュがくるぞ。

昨年、スタジオのフライヤーを並べる棚がぎっちりになるほど
イベント情報が飛びかっていたのでたまらず筆をとり
イベント情報をこのブログにてまとめたところ
一部のParty Peopleから大変好評をいただいたので
今年もまとめてみることにしました^^

(情報をスタジオに届けてくださるイベンターの方々にParty peopleを代表して感謝申し上げます)

「どのパーティに遊びに行こうか」
また
「どのバトルにチャレンジしようか」
など、GWとその前後の作戦を立てる際に参考にしていただければ幸いです。

なお、スタジオに届けられた情報を元にまとめておりますので多少の偏りがございます。
あらかじめご了承ください。
それではレゴ。


 

4/26(金) PROPS at. Club Joule

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偶数月の第4金曜日に開催中の大人気HIP HOPパーティ、PROPS。
毎度豪華なダンサー、DJ、MCが登場するアメ村が誇るマンモスイベントです。
今回はsucreamgoodmanプロデュースのnew DVD「LINKS2」の発売を記念して
いつにも増してどでかく開催。

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sucreamgoodman×Budamunkのこちらの映像も合わせてチェックのほど。

Budamunk x sucreamgoodman – Flute Slaps


 

4/27(土) ENTER at. CONPASSIMG_1375

大阪を代表するHIP HOPクルー韻踏合組合が仕掛けるフリースタイルMCバトルイベント。
ダンサーにとっては馴染みはありませんが、
観覧に行くだけでも楽しいでしょうし、同じHIPHOPのエレメントとして何か気づきがあるかもしれません。

(完全に余談ですが僕のダンスのチームの相方は一度MCバトルに挑戦したことがあります。何事も挑戦ですね)

デイイベントなので、普段は深夜帯のイベントで活躍しているアーティストのライブも楽しむことができます。夜中のクラブに思いを寄せるヤング達も合法的なトビ方を心得ることができますヨ!

R-指定, KZ, peko, ふぁんく, KOPERU, KBD, KennyDoes – マジでハイ

BOIL RHYME & DJ PANASONIC – Hooligan


 

4/27(土)/28(日) ボタとサーカス at.スチールの森 京都

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旬なHIP HOPアーティストのライブとカレー屋台が楽しめる野外フェス。
独特なゆるさを保ちつつも、豪華なメンツが集結するのが人気の秘訣。
個人的には近年話題となっているハードコア&カオス&ピースイベントである

「ダサい曲をかけるパーティ」

の時間が気になるところ。というか絶対楽しそう。
ダサい曲?どういうこと?」 と、疑問符がポコポコ浮かぶ方はこちらのmixを聞いてみればわかるはず。

チケットをまだお持ちでないかたは以下のオフィシャルサイトから。

https://buttahandcircus.com/

また主催のCircus OsakaさんのGWのスケジュールもチェックをオススメします。

https://circus-osaka.com/night-schedule/


 

4/29(月) Tenri Goodfellows2019 at. 天理駅前広場 ステージコフフン

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sucreamgoodmanのoSaamさんそしてD’OAMのMOCCHINさんが主催する
HIP HOPダンスを軸とした大型野外イベント。
2017年からスタートし、今回で3回目。
イベントの様子はスタッフのhikariが伝えてくれています。

https://freshdancestudio.com/blog/2019/03/%E3%81%82%E3%81%AE%E3%80%82%E3%80%82%E3%80%82/

ゲストダンスに

MIDDLE FILTER
D’OAM
HEX BEX
sucreamgoodman

の4チームが揃い踏みするパーティを僕は聞いたことがありません。
しかも大阪ではなく奈良のパーティに…!
今年も様々なドラマが生まれることでしょう。


4/30(火) ウラコン at. CONPASS

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服部緑地公園で開催される大阪が誇る野外パーティ「エアコン」こと、Air Controller.
そのスピンオフパーティ「ウラコン」がこのGWに開催されます!!(時間は夕方から深夜にかけてデス)
GUESTにOILWORKSからOLIVE OIL+POPY OIL!!
他にもビートメイカーやDJ、MCライブなど各地の

いなたく煙たくかっこよく

なプレイヤーが集います。ちなみに今年のエアコンは

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9月1日(日)とのことなので、今から予定の確保を!!(アートワークはLANPさん!!可愛い…)


 

4/30(火) 2 Times Groove at. mizu no oto

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大阪のアンダーグラウンドシーンを見守り、牽引するDJ SOOMAさんと
from sucreamgoodman、DJ DYさんが二人体制で送るDJタイムonlyのパーティ。
息つく暇もないGWのめまぐるしいイベントラッシュ。
一旦肩の力を抜いて深呼吸するのにこれほど最適なDJはいないし、そして最適な箱はない!!
同じくmizu no otoで毎週開催されているDEEP HOUSEのパーティ
Monday Channelも合わせてチェックを。

https://www.instagram.com/monday_channel/


 

5/2(木) NORIKIYO “馬鹿と鋏と平成エクスプレスツアー” at. GHOST

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アメ村のアクセサリーショップ、VANITYさんの周年パーティです。

ゲストライブに個人的に日本のMCの中では1,2位を争う
コンシャスラッパーではないかと思っているNORIKIYOさん。
驚異的なスピードでアルバムや映像の制作に当たっている攻め続けているMCですね。
8mileの時のエミネムのように全方向に噛み付いたりと、
多少過激な部分もスパイスになり、ファンベースを着実に増やしています。
まずは彼の音源の予習から。

馬鹿と鋏と
https://itunes.apple.com/jp/album/%E9%A6%AC%E9%B9%BF%E3%81%A8%E9%8B%8F%E3%81%A8/1435891402

平成エクスプレス
https://itunes.apple.com/jp/album/%E5%B9%B3%E6%88%90%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9/1452603747

NORIKIYO / 何だそりゃ?


 5/3(金) THE GAME at.Zepp Namba

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adhipがプロデュースする超大型バトルイベントといえばTHE GAME。

今年はZepp Nambaでどでかく開催です。(SUN HALLではありません!!お間違えないように!!)
ゲストバトラー制というのも特徴的。なかなか手合わせできないあのダンサーと対峙するチャンス。HIP HOP MUSIC、HOUSE MUSICを愛するダンサーはチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
イベント詳細やエントリーについては以下のリンクからどうぞ。

https://www.dancedelight.net/event/101/


 

5/3(金) 9CASTLE NIGHT at. Triangle

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きました。このGWのパーティの中でもっともハードコアで真っ黒なHIP HOPパーティ。
ゲストの顔ぶれを眺めるだけでも「アブナイパーティ」ということがわかります。
これだけ豪華なメンツが大阪に揃うことは本当にレア。主催の「9Castle Studio」は大阪アメ村を中心に日夜活動を行うHIP HOPレーベル。

https://www.instagram.com/9castle_studio/

若手を軸としつつも、確実に力強さを増し、アメ村ど真ん中のクラブ、トライアングルを拠点に活動中。

ゲストの方々のPVもちらりしながら
イベント当日まで心拍数を高めていきたいところ。


 

5/4(土)/5(日) OLD SCHOOL NIGHT at. Zepp Namba

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全国のPOPPER、LOCKER、WAACKER、そしてB-BOYが一堂に会す
日本一のOLD SCHOOLバトルといえばOSN.
このバトルのために1年間牙を研いできたバトラーも多いことでしょう。
海外勢の挑戦も多く、日本のバトル文化がここにきて年々成熟していることがわかります。

イベント詳細、エントリーはこちらから。

https://www.dancedelight.net/information/36/


 

5/4(土) Drip at. Club Camon

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大阪を中心に活動を続けている5人組のGIRL’S HIPHOPチーム、NiiiiiiG(ニーグ)によるpartyがスタート。Village Campにも出演いただいた、人気のチームです。

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とにかく今、勢いのあるダンサーが目白押し。
彼女たちの師匠にあたるHALUKAさんがソロで踊られたり
sucreamgoodmanのBUUBEEさんとJapiinaのMIOさんがユニットを組んだり、
いやでも気になってしまうメンツが勢揃い!!

他にもソロダンサー、ナンバーショーケースなど幅広いスタイルが大集合。
GWらしい、文字通りお祭り騒ぎが予想されます^^

 


5/4(土) TURN IT UP at. かくれあわび

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知る人ぞ知る、大阪の老舗隠れ家クラブ”かくれあわび”にて毎月開催中のパーティ「TURN IT UP」
90’sのHIP HOPやR&Bを存分に楽しみたい人はこの日はここ一択でしょう。
天井の高さまでそびえ立つ かくれあわび自慢の巨大スピーカーの迫力サウンドはぜひ一度は体感して欲しい!

TURN IT UPのレギュラーDJは
DJ SOOMAさんをはじめとする大阪きってのレコードディガーたち。
そこへ加え今回は京都よりDJ DAIさんの登場。楽しみが膨らみます。
スクラッチ、2枚使いなど、ターンテーブリストとしてのスキルを存分に駆使しつつも
抜群のリズムキープを誇るDAIさんのDJは心に残ります。これぞ職人技。
(そして優しい人柄が滲み出ている…!)


 

 

5/5(日) Fullout Instrumental Battle at.CELL

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これまたどでかいバトルがback again.
打ち込み音源縛りの大阪名物のバトルイベント「フルアウト」の開催です。

優勝者は20万円

という規格外の賞金額も有名ですね。とにかく全国から腕利きの猛者が集結します。
普段はお目にかかれない組み合わせのトーナメントが実現し観覧だけでも十分刺激たっぷり。

エントリーやジャッジの紹介はこちらからチェックできます。

https://www.instagram.com/f.i.b_crew/


5/12(日) HIDE-OUT at. 神戸troopcafe

 

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神戸の老舗club “troopcafe”にて開催されるのがHIDE-OUT!!
ゲストDJの

grooveman Spot
DJ Mu-R
DJ QUESTA

の名をみてブチ上がらない音楽好きはいないでしょう。
もちろんBeat Live、MC LIVE、そしてDANCE SHOWも超充実。
大阪からも
Ayahさん、MAHINAさん、Rickyさん、FunkyPさん、そして白ごはんの2人など
実力派ダンサーが多数参戦。
終電まで遊び倒して #KOBEMELTDOWN にならないギリギリのラインで引き上げたいところ。


 

5/18(土) purge at. Joule

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GWが明けてしばらくたってからのイベントではありますが
突如、信じられないほど熱い情報が入ったので今回合わせてお伝えします。

これ、とんでもない豪華さです。

ゲストライブ、ビートライブ、DJ、ゲストショーなどなど
今回紹介したイベントの中でも群を抜いて豪華&ボリュームたっぷりなので
ぜひイベントのInstagramアカウントで情報を
チェックしていただきたいのですが…これだけは今、皆さんに伝えたい。

ゲストソロダンサーがえらいことになってる。

・HONGOU(HEXBEX)
・TA-NI(temporaly)
・NOBBY(FULLAHEAD/JAM)

この3人が並ぶことなど、今まであったでしょうか。
これは予定を確保したい…!!
先にも書いた通り、他のプレイヤーも豪華絢爛。
個人的にはNew SchoolとOld Schoolのプレイヤーが
一つのイベントでこれだけクロスオーバーする、ということ自体が
めちゃめちゃ貴重だと感じています。

全演者はイベントofficialアカウントからcheckできます。

https://www.instagram.com/purgeosaka/


 

5/19(日) GROOVE LINE OSAKA at. ALLEYOOP

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大阪の老舗ダンススタジオ、Alleyoopで開催されるOld School BattleといえばGROOVE LINE.
POPとLOCKの1on1です。
大阪が世界に誇るOld Schoolの技術はこういった場で研磨されるのでしょう。
ジャッジ陣もこれ以上ない豪華さで、挑戦者を待ち構えています。

OSNで苦渋をなめたバトラーもリトライのチャンス!!!


いかがでしたでしょうか。

確かに今回紹介させていただいた全てのイベントに行くことは厳しいかもしれません。しかし厳選したイベントで目一杯楽しむ権利は誰にでもあるはず!
足腰とお財布と相談しながら素敵なイベントライフをお送りください^^
最後に、先日アップされたばかりの
HIPHOP DNA PANELの田我流さんのインタビューを紹介して「GW周辺のイベント紹介ブログ」を閉じます。

HIP HOP DNA PANEL vol.35:田我流 “アーティストを長く続ける秘訣”


Seiji Horiguchi

フリーライター。
新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。
現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S PROCESS」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介
などが挙げられる。
大阪のストリートカルチャーにアンテナを張りつつアンダーグラウンドの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

https://www.instagram.com/horisage/

執筆依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

 

HIPHOP村おこしパーティSOWL VILLAGE2019を振り返る

2019年3月29日
川崎CLUB CITTA’にて開催されたHIPHOP村おこしパーティ、SOWL VILLAGE
関東のプレイヤーだけでなく日本全国からMC,ダンサー,DJ,ライター,そしてヘッズが駆けつけました。FRESH DANCE STUDIOのインストラクターであるHONGOUさん,oSaamさん,DYさん,MAHINAさん,KOSIO RAWMANさんの5名もショーやバトルで参加されたりと、関西圏のダンサーにとっても要チェックなパーティ。

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私ごとではありますが、僕も「ENTER THE 5 TEAM」というpick up枠にて出演させていただき、パーティを楽しんできたので今日はその様子を少しだけ紹介させていただきます。

アンダーグラウンドなHIP HOPパーティでは間違いなく日本最大規模のイベント。
その雰囲気が少しでも皆さんに伝われば幸いです^^
そしてそれだけでは少し読み物として物足りないので、参加されたアーティストの情報や映像も紹介したいと思います。そちらもぜひチェックのほど。


 

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さて、この超大規模パーティ。STRADの名で7年、親しまれたのち、「SOWL VILLAGE」という新たなパーティブランドへ名前を改めました。ダンスカルチャーだけではなく、HIP HOPカルチャーを構成するエレメンツ(DJ,Dance,MC,Graffiti)が全て盛り込まれて、しかもそれら全てがハイレベル、というのがSOWL VILLAGEの人気の理由と言えます。「この人も出るの!?この人も出るの!?」とフライヤーを手に取った時に目を丸くしたのは僕だけではないはず。

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それでは、早速当日の様子をThrow Back.


 

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CITTA’のエンジニアとプレイヤーが、丁寧かつ迅速にコミュニケーションをかわし
入念なサウンドチェックやショーのリハーサルが勧められたのち、ほぼタイム通りにオープン。

まず、エントランスを経て最初に目に飛び込んでくるのは、YOSSY(SOUL FLOWER)さんと阿多野 琢哉さんによる作品。

YOSSY(SOUL FLOWER)さん Instagram

https://www.instagram.com/soul_flower_p_a/

阿多野 琢哉さんInstagram

https://www.instagram.com/t_adano/?utm_source=ig_profile_share&igshid=y3yzh552kxok

 

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抜群の存在感!特に真ん中の梟がこちらを見つめる阿多野 琢哉さんの作品には引き込まれます。
立ち止まって眺める人も多くいらっしゃいました。

「SOWL VILLAGE」というパーティ名の由来として、フライヤーにも

「SOWL=SOUL+OWLからの造語。(梟は)アイヌでは”神の鳥”とも言われていた。」

とありましたが、大阪のアンダーグラウンドシーンにとっても「梟」というのは馴染み深いアイコン。勝手にしみじみしてしまいました。

茂千代&DJ KENSAW LIVE


 

24時を少しすぎた頃、いよいよメインフロアでのダンスショーのスタート。
この日のメイン司会であるサイプレス上野さんによる、ラフだけど緊張感もキープしてくれるようなMCでショーがスタートしました。よっしゃっしゃっす。
(ここで自分の出番でした。応援に駆けつけてくださったみなさん、ありがとうございました!!)

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トップバッターは零~ZERO~。いきなりメーターを振り切るようなフルスロットルのショーは圧巻でした。超絶技巧とパッション、そしてこの日限りのMPCとのセッションスタイルに、オーディエンスの熱も一気に上昇。今年の5月にワンマンを控える4人の覚悟がダイレクトに伝わってきました。

零~ZERO~ Instagram

https://www.instagram.com/zero._.japan/

そこから個性豊かなダンサーによるショーが続いたのち、
1部トリは我らがsucreamgoodman.
今までに見たことがない種類の流動的で目をそらすことのできないショー。まるでRPGのラスボスのように他を圧倒するようなドス黒さと力強さを見せつけつつもどこか3人の少年ぽさというか、夢中で好きなものを追っている!というようなキラキラ感がそこにはありました。

(NYでシューティングした映像作品も要check)
Budamunk x sucreamgoodman – Flute Slaps


さて1部ショーが終わったあとは休憩がてら会場をブラブラ。各種ブースに足を伸ばしてみました。

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東のEXTRA STORE
西のBETWEEN MUSIC STORE
北のJUICE RECORDS
そして地元のDLIP RECORDSなどなど
日本各地のアンダーグラウンドから発信を続ける店舗がワクワクするアイテムを展開。
自分はLOCO SOULのコーヒーブースにてブラジルのアイスコーヒーをGETした後
DLIP RECORDSの物販ブースにてDUSTY HUSKYさんによるMIX CDを購入。(休日感…)

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そしてBAHAMA KITCHENのホットサンドを頬張って一息ついたころ(休日感…!!)今回フライヤーにも特に大きく載っていたLIVEがスタート。


MONJU&BESによるMC LIVE。Japanese HIPHOPファンとしてはここは絶対見逃したくないステージ。

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BES&ISSUGIのアルバム、仙人掌のアルバム、Mr.PUGのEPなどなど、昨年の豊作を振り返るようなセットにCITTA’のヘッズも、首を振りながらHands Up。仙人掌さんのファンキーで熱いスタイル。BESさんの必要最低限の喋りと、圧倒的声量。ISSUGIさんのクールなフロウ。Mr.PUGさんのDJブースからの力強いパンチライン。そしてそれら全てを包むBoom Bap Beats!!音源を超える迫力のLIVEがそこにはありました。

BES & ISSUGI – BOOM BAP

仙人掌 – Show Off

Mr.PUG – Set to Work

ここまででもお腹いっぱいだったのですが…途中でシークレットゲストが参戦!!!
JJJ,OYG,KID FRESINOのお三方。

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写真ではわかりにくいですが、ステージにこのメンツが揃うと、流石に壮観。ファンにとっては嬉しすぎるサプライズでした。(FRESINO氏はステージ上でにこやかに踊るだけで、マイクを持つことはありませんでした笑)

シークレットゲストの参加は、あらかじめ企画されていたのかもしれませんが、次のMCにマイクをパスしたり、Back DJがMr.PUGさんからFRESINOさんへ変わったりと、パフォーマンスを自在にシフトしていくところが本当にかっこよくてプロのラッパーの地力をまざまざと見せつけられました。

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さらに…このメンツが揃えばこの曲をやらない訳が無い!2015年にリリースされたBudamunkさんのアルバム「The Corner」からsucreamgoodmanも出演したことでダンサーにも広まったこの曲。

BudaMunk – Five Elements Feat. MONJU & OYG

最後にはsucreamgoodmanも登場して、PVの空気感を再現。

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GUEST LIVEが終わったタイミングでメインフロア以外のスペースにも足を伸ばして見ました。

まずはLafayette LOUNGE.IMG_0587
シンプルかつムーディな照明が配された階段を登って上階へ。雰囲気がガラッと代わり、バーカンとDJブースのみのラウンジ空間。DJ K.DA.Bさんによるダンスホールミュージックがセレクトされていて、心なしか大人なお姉様の人口密度が高めでした。アクティブに踊る、というよりもおしゃべりをしたり乾杯したり、とクールなラウンジとしての性格が前面に出ている空間でした。

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LafayetteのLOOK BOOKやショップカードも。

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次にCLUB AREA
1階のメインステージへ通じるスペースでも、DJ TIMEが展開されていました。
HOUSE/SOUL/DISCOなど、心地いいdance musicが…。さらにDJブースの真横にPAブースも併設することで、常に良質な音をデリバリー。廊下のスペースさえもクラブに変えてしまう自由な発想とそのスペースの音質さえも妥協しない合理的なシステム。クラブ好きだからこそ作り出せる心地いい空間でした。

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さぁメインフロアに戻れば、今回初の企画となるBATTLE CHRONICLES!!
各地域の予選を勝ち上がったダンサーによる白熱のバトル。
関西の代表はFRESHでもインストラクターを務めるKOSIO RAWMANさん。

https://www.instagram.com/kosio_rawman/

残念ながら優勝なりませんでしたが、熱い熱いB-BOYINGスタイルは会場を
ドカンドカン湧かせていました。ルールはあくまで「HIP HOP BEATS ONLY」であり、ダンスのジャンルは問わない、というのがCHRONICLESの面白いところ。東北代表のLOCKERの福助さんもめちゃめちゃFunkyかつアグレッシブでかっこよかった…。

オーディエンスジャッジの結果、優勝を勝ち取ったのは関東代表のTENPACHIさん!

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このバトルの仕掛け人であるTAKESABUROさんとYASSさんのインタビューも今一度おさらいしてみるのも面白いかもしれません。個人的にはイベントの主催を通して「本当にヒリヒリしてワクワクするバトルはこうだ」と発信されている二人のアティテュードに感動しました。

SOWL VILLAGE 2019 特別企画 エリアインタビュー【 第二弾 CHRONICLES 篇 】
http://sowlvillage.com/sowl-village-2019-chronicles-interview/


メインフロアのフィナーレはLIVE SHOWから、ゲストショーへ。バンドセット×RAP×DANCEの実験的なライブは長年のキャリアとお互いの信頼あってこそ。明らかに他のショーと一線を画すステージでした。

XXX-LARGE&HONGOU&YOSHIO

このメンバーのソロ回しだけでも大迫力なのに、さらに目まぐるしく構成が変化し続け、様々な組み合わせのルーティン、そしてラップとダンスの掛け合いなど自由度の高いセッションが次々と繰り出されて気持ちいいくらいに歓声が上がりました。

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ダンスショーのラストは、HMS from WAKAYAMAIMG_0717
NOBBYさん率いる和歌山のHomies NEXT DANCE SCHOOLの大所帯クルーによるショーは思わずニヤっとして声をあげてしまうようなFunky&Pieceなバイブスをお届け。大トリにふさわしいショーでした。通路やトイレ、そして楽屋まで。会場内のいたるところにまかれていたHomiesの周年イベントのフライヤー。会場にいた方は一度は目にしたのではないでしょうか?(いい意味で油断も隙もないところがまたかっこいい…笑)

 


 

そして時間の都合上、30分しか残っていませんでしたがメインフロアのClose DJはレペゼンGAGLE、DJ Mu-Rさん。最後の最後まで贅沢な時間でした。

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音が止まって、照明が上がっても諦めの悪いクラバーはフロアでkeep on drinking.

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そうやってマンモスパーティ、SOWL VILLAGEは幕をおろしました。
(なんとか最後の方まで写真を撮ったり、様子を覚えておこうと思ったのですが、お酒をご馳走になったり、疲れと眠気が押し寄せて来たりで朦朧としており、最後の方は細部の記憶が途絶えてしまっています。申し訳ありません…)

OpenからCloseまでが本当にあっという間で、もっと話したい人も、もっと聴きたい音楽も、もっと見たいショーもあったのに!と、物足りなさを感じました。(例えばCLUB AREAでのMCバトルは自分は見れなかったり…)

TARO SOULさんのEverytimeという曲の中で

「『後の祭り』って言葉はきっと、祭りの後の虚しさがヒント」

というラインがあるのですが、僕はいつもパーティの帰り道でこの言葉を思い出します。
そんなこんなで会場を後にしました。


誰もが知る大御所ダンサーから若手ダンサーまで。そして北は北海道、南は沖縄まで。年齢的にも地域的にも幅広いプレイヤーが集まるイベントはそうないでしょう。実際に自分も、様々なダンサーやアーティストの方とお話をさせていただく機会となりました。そしてジャンルの垣根を超えた実験的なコンテンツを目の当たりにして(MONJU×sucreamgoodmanのコラボ、福助さんvsTENPACHIさんのバトル、Cro-MagnonとHONGOUさんのセッションなど)このカルチャーはアイデア次第でもっともっと可能性が広がることがわかりました。

出演者の皆さん
遊びに来られた皆さん
そして何と言っても
SOWL VILLAGE主催の皆さん
本当にお疲れ様でした!

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購入したMIX CDを聴きながら、もう少し余韻に浸りたいと思います。

Seiji Horiguchi

FRESH DANCE STUDIO,人気のMIX/アルバム 5選

皆さんは音楽を聞いて鳥肌がたった経験はありますか?
ある学説によると、音楽を聴いて鳥肌がたつ人間は
人口のごく一部しかいない」んだとか。
(FNMNL2017.11.28の記事より)

http://fnmnl.tv/2017/11/28/42506

鳥肌の有無に関わらず
このブログを読んでくださいっている方の多くは
音楽を聴いた時の高揚感や
好きな曲で踊っている時の爽快感を
感じたことがあることでしょう。

その感動。大事にしたい…!そしてできることなら誰かと共有したい!

そんな思いから、本日は
FRESHで取り扱っている音楽作品の中から
特に人気で「鳥肌」が立つ、かもしれないものを紹介させていただきます。

普段、FRESHのSNSでは、「こんな物がありまっせ〜、いかがっすか〜」と流しながらしか
紹介できないのですが今日はもう少し踏み込んで人気の理由やCDの内容などについても触れていきたいと思います。

※順位はあくまでスタッフの感覚によるものであり
実際の売り上げ枚数や世論を反映したものではありません。


 

第5位 Dancer’s Best Friend vol.6 mix by DJ OBA
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まずは大人気「Dancer’s Best Friend」シリーズ。
毎度毎度、かゆい所に手が届くダンサブルな曲をセレクトし、練習にもレッスンにもジャストフィットなMIXシリーズ。
「踊りたい」という欲求にしっかりこたえてくれます。

そしてこのVol.6の制作をつとめたのはDJ OBAさん。
拠点の東京だけではなく日本全国のダンスバトルやパーティでスピンし
新旧のHIP HOPも、ダンサーの気持ちいいラインも知り尽くしている本物のDJ。
先日のBattle Chronicles大阪予選でもバトルDJをつとめられました。

信頼と実績のDJ OBAさんによる「踊れるmix」というだけあって
数あるFRESHのCDの中でも5位にランクイン。


 

第4位 ENDRUN “innervision”
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北大阪をレペゼンし、全国にその名とビートを轟かせるENDRUN(エンドラン)さん。
そんな彼が先月リリースしたばかりのnew Album”innervision
Budamunkさん,Aru-2さん,ILLSUGIさん,JJJさん,STUTSさん,そしてYotaroさんなどなど、
今の日本のビートシーンを代表する超豪華で旬なビートメイカーが多数参加し
ENDRUNさんとのセッションを繰り広げるという新しさ満点の話題作。

どちらかというと、アッパーな音源というよりも
全体を通してシリアスなバイブスをにじませるのが”ENDRUN BEATS”の真骨頂。
今回はそのシリアスさにプラスして、いろんなアーティストの色を楽しむことができるので
インストのビートが好きな方は、確実にチェックして欲しい一枚です。

ボーナストラックとしてENDRUNさんの過去の音源のRemixも入っていたりと
サービス精神もバッチリ。

FRESHの在庫はかなり少ないので、希望の方は受付へダッシュしてください。


 

第3位 DJ MO-RI “WAKARKA”
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大阪ミナミを拠点として、
アンダーグラウンドパーティから野外フェスまで
幅広い現場でスピンするDJ MO-RIさんが昨年にリリースした”WAKARKA(ワカルカ)”

ドイツの某HIP HOPレーベルから着想を得たmixは
近年大流行中のLo-FiビートやChillな打ち込みトラックを軸としつつも
しっかりと首は触れて、気づけばステップを踏んでしまうようなグルーヴィな一枚。
インストのビートと歌モノがバランスよくセレクトされているので
聴き疲れせず、スムーズに一枚通して聴けるように感じます。

90’sのレコードをコレクトし、回し続けてきた一方で
こういったNextなHIP HOPサウンドもきっちり抑える柔軟性がMO-RIさんの人気の秘訣と言えます。
(Lo-Fiのビートが好きな方はぜひクラブの爆音でMO-RIさんのDJを聞いてほしい!!)

FRESHはHIP HOP好きなダンサーの出入りが比較的多いので、ビートもののMIXは人気です。

もう言ってしまいますが元ネタのレーベルもこの際、復習してしまいましょう!
以下の紹介ページで、MIXのタイトルやジャケットの意味もワカルはず!!

http://blog.mmagg.com/2017/07/urban-music.html


 

第2位 DJ K-KATSU “BIG APPLE NOIZE”、”SOLE THANG”
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毎週アメ村mizu no otoにて、グッドパーティ「Monday Channel」を主催、
最先端のNYのHOUSE MUSICを惜しむことなくダンサーへデリバリーし
クラブシーンの発展に貢献しているDJ K-KATSUさんのMIXシリーズ。

過去のインタビューでも取り上げました。

30MIN INTERVIEWシリーズ”DJ K-KATSU”
https://freshdancestudio.com/news/details/155.html

FRESHでは、
“BIG APPLE NOIZE”
“SOLE THANG”
の2シリーズのいずれも最新版を取り扱っています。

特筆すべきは何と言っても驚異の更新スピード。
時期にもよりますが、だいたい3ヶ月もすれば新しいMIXがリリースされるくらいの頻度です。
(多忙な生活のどこにそんな時間があるのか…!)
しかもリリースされて間もない、あるいはリリース前の
超新譜のHOUSE MUSICを定期的にチェックできるのはとても贅沢ですね。
1枚1000円というリーズナブルすぎるお値段も人気の理由。

クイックにリリースされるだけあって、チェックする方も多く、今回は2位にランクイン。
(このMIXを購入するためだけにFRESHに来る人もいるほど!)


 

第1位 BETWEEN MUSIC STORE MIXCDシリーズ
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堂々の第一位はBETWEEN MUSIC STOREのMIXシリーズ。
毎回異なるDJがセレクト&ミックスを担当し、独自の世界観を展開します。

今までに
No.1 DJ DY “Playground”
No.2 DJ SOOMA “GROUNDWORKS”
No.3 DJ QUESTA “BLACK LABEL”
の計3作がリリースされているのですが

本当に色が違うんです。一つずつ簡単に説明を。

No.1 DJ DY “Playground”
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色っぽいDownTempoを軸にした極上Chill MIX。
肩の力がストンと落ちるようなスムースなトラックと歌モノ。
一方でフワフワしすぎないようリズムはきっちりキープ。
まさに「ちょうどいいライン」。
DJ DYさんの絶妙なバランス感覚がうかがえます。
普段HIP HOPやR&Bに馴染みがないという方にとっても、聴きやすいでしょう。

No.2 DJ SOOMA “GROUNDWORKS”
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RAGGA HIP HOPをメインに置きつつも
近年リリースのUnderground HIP HOPを惜しむことなくセレクトしたりと大胆なMIX。
普段、90’s、00’sのHIP HOP、R&BのパーティでのDJが多いSOOMAさん。
守備範囲の広さがわかります。
さらに故DJ KENSAW氏のビートも織り交ぜ、「梟観光」をレペゼン。
現場さながらのハードなMIXを味わうことができます。

No.3 DJ QUESTA “BLACK LABEL”
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シリーズ最新作は、DJ QUESTAさんによるHOUSE MIX。
テクノハウスからソウルフルな歌モノまで。
バリエーション豊かなHOUSE TUNEを楽しむことができます。

こちらも以前インタビューにて内容をうかがいましたので
より詳しい内容についてはこちらを参照ください。

【30min interview】 DJ QUESTA NEW MIX CD “BLACK LABEL”
https://freshdancestudio.com/blog/2019/02/%E3%80%9030min-interview%E3%80%91-dj-questa-new-mix-cd-black-label%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9/

BETWEEN MUSIC STOREは
FRESHの発表会で物販をされていたり
スタジオ内でのDYさんの丁寧なナビゲーションがあったりで
やはり手に取る方が多いですね^^
一つ一つのシリーズにDJの個性がぎゅっと凝縮されているので
コレクトしていくのも楽しいですね。
次は誰に白羽の矢が立つのでしょう!


 

以上、FRESHでの人気なCD、TOP5でした^^

mix CDはストリーミングなどのデジタル配信では聞くことができないので
こういったCD物販できっちり物にしていきたいですよね。
本日のランキングには入らなかったものの、
良質なMIXはもっと沢山あります。
スタジオに来た時は是非CDコーナーを眺めてみてくださいね^^


 

最後に、僕が音源を聴いて鳥肌の立つ経験をしたアーティストの紹介を。
ピアノ×ラップのユニット「The Bluesonics」です。

The Bluesonics
https://www.youtube.com/watch?v=fAUcawzGZi8

今はピアノの高本りなさんはボストンにてピアノの修行中。MCのHANGさんは唾奇さんとのユニット「glitsmotel」で飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中ですね。
ファンとしては、もう一度この二人のライブを見たい…。

Seiji Horiguchi