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【30min interview】 QUESTA&DY “BETWEEN MUSIC STORE POP UP2018autumn”

BETWEEN MUSIC STORE POP UP STORE
30min interview to DJ QUESTA & DY


 

2017年春よりオープンした「BETWEEN MUSIC STORE」
sucreamgoodmanのメンバーとして日本を所狭しと駆け巡り、近年ではDJとしての認知も広まっているDY。
そして関西を中心に長年DJを続け、レコードショップのスタッフとしても音楽に携わり続けてきたQUESTA。そんな2人によるオンラインミュージックストアであり、FRESH主催のイベントをはじめ、パーティでもブースを展開するなどストリート密着型のショップだ。
オンラインストアの発足に先駆け昨年4月に、アメ村真ん中のCATS BARにてPOP UP STOREを開催。
連日、多くの音楽ファンが訪れ、賑やかなパーティが続いた。

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その際にDYにFRESHから独占インタビューを行っていたので、こちらの記事も合わせてチェックしてほしい。

https://freshdancestudio.com/blog/2017/04/%E3%80%90%E7%8B%AC%E5%8D%A0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E6%9C%89%E3%82%8A%E3%80%91%E3%82%A2%E3%83%A1%E6%9D%91%E3%82%92%E8%B3%91%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%9Fbetween-music-store/

さて、STOREの創立から1年少しを経て、再びPOP UP STOREを開催するという情報が入ってきた。
今回はどういった狙いがあるのか。初回の盛り上がりを体感したスタッフとしてはその中身が気になるところである。そこでスタジオに2人を招いて、30 min interviewを敢行した。
DYはちょうどFRESHでのレッスンが終わり、息を弾ませている。
時間差でQUESTAがビール缶を片手に登場。極めて和やかにインタビューが始まった。IMG_5481


 

—-宜しくお願いします。早速ですがオンラインショップを1年運営してみてどうでしたか?
個々の活動を通してBETWEENとの向き合い方など。始めた時と比べて変化したことがあれば教えてください。

DY : 正直、特に”すごい変わった”ってことはないかな。俺もヒロ(QUESTA)も、プレイヤーとしての活動が最優先にある分、
「BETWEENで商売をする」というよりもアーティストとしての活動を軸にしていて、そこをおろそかにしたくないというのがある。

QUESTA : お互いそこを重要に考えてるもんね。

DY : 2人やからこそできることもある。俺が地方行く時は、ヒロが見てくれるし。
逆にヒロが遠征行ったりLAに買い付け行く時は自分がこっちのことをして。
プレイヤーとしての突っ走り感をお互いに認めあえてるのは大きいなー。

QUESTA : 確かに何が変わったというのはないかな。お互いに活動が忙しいのは前からわかってるし。
もちろんBETWEENにもっと時間を使って良くしたいことはいっぱいあるけど、今はそれ以上に個々の活動を継続していくべきだと思ってる。
かといってBETWEENを軽く見てるわけじゃないし、やれる時は目一杯やるし。

DY : オンラインショップは、店頭がない分、サイトの見え方は工夫すべきやんな。
例えばシーズンごとにページのディテールを変えたり。例えば一面にダーンて目玉商品を載せたり。
ただ商品の情報をアップデートしていくだけじゃなく。
でも「ワクワクする場所を作りたい」というのは、始めた時と変わりないねー。

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QUESTA : 今まで店頭でしか働いたことがなかったから、オンラインだけというのは新鮮やし難しさも感じてる。でもさっき言ったように2人ともそれぞれの活動で動き回るし、店頭を持ってしまうと店に立たないとあかん。

DY : 店頭に立つことがない分、自分たちが動いただけ何かが変わるとは思ってる。
例えば地方に行ったらその地域からのBETWEENへの受注があったり。目に見えて動きがあるのは面白い。

—-プレイヤーとして動いただけ、ショップの活性化にもつながるんですね。
BETWEENの認知はどういった層に広まっていると感じますか?

QUESTA : グッズとか服はダンサーが多いのかな。でもレコードに関してはオンラインやからわからない。
時々、DJとかビートメイカーとかでメールに名前が書いてある人はわかるんやけど。
でも正直、単にレコードを検索してページにたどり着いてるのか、俺らのことをチェックしてて、BETWEENで買ってくれているのかは、読めないね。でもまだまだやと思う。1年しか経ってないし。他のレコ屋のパイセン達は何年もやって徐々に広げてきてはるし。

—-BETWEENがまだ創立から1年というのが、変な感じです。もっと前からあるようなイメージです。

QUESTA : ここ2人(DYとQUESTA)はずっと一緒におるしな。普段から連絡もずっとマメにとってた。今は「あれ送っといて!」とか「今、ちょっと外出てるねん!」とか業務連絡もかなり増えたけど(笑)

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DY : ヒロは今までCOCOLO BLAND、NEWTONE RECORDS etc. で働いていて、オンラインの経験があった。
自分はそういう知識はなかったから、改めて自分がショップを持つとは思わなかったわ。

QUESTA : 逆に言うと自分のそういう経験もあって自信があったからBETWEENを始めたというのもあった。

—-POP UP STOREの話に移りたいと思います。昨年のPOP UPはやってみてどうでしたか?
また今回はこういうことを盛り込みたい、というイメージはありますか?

QUESTA : 1回目はめっちゃ楽しかった!めっちゃ遊んだなー。
あの時の精一杯はやったつもりやから、反省点とかは特にないかな。
もうちょっとレコード売りたいっていう気持ちはあるけど。でも個人的にはPOP UPに対してグッと構えてるって感じはなくて。飲めて、いい音かかってて、レコード買えて…ができれば俺はいいかな。もちろんちゃんとやるけどね。(DYに)なんかやりたいこと…ある?

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DY : うん、まあ今回に関しては、SOOMAくんのMixを手にとってほしいなってゆうのがあります。
POP UPでこうしたいとゆうよりは、これがあるからPOP UPをする、て感じ。
今回もこのMixリリースをキッカケにスタートしているので。
あとは、タイミングとゆうか…。CATS BARのスケジュール、今回Mitsu The Beats君をゲストに呼んでるHOOFITと
かぶってるのも、ある意味タイミングが良かったし。そっちの方が遠方の人もみんな来やすかったりすると思って、このタイミングにしました。

QUESTA : 正直POP UPに対してそんなに深く考えてないなぁ。

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全員 : ははははは(笑)

DY : でもその4日間に関しては、つきっきりで入る。ダンスのレッスンも休ませてもらってるし他の仕事もとってないし。とにかくPOP UPに集中する。最高な時間にしたいなぁって。
もちろん大変やけど、そこに来てくれたお客さんと話して、音掘ってもらって、いいDJ聞いて、酒飲んで、みんなで遊べたらいうことないやん?

QUESTA : 大阪の知り合いとか友達に関してはオンラインよりもPOP UPの方が見やすいやろしね。
だから定期的にやらないとな、というのはずっと頭にある。

—-今回BETWEENからリリースされるSOOMAさんのmixについて話を聞きたいと思います。まず、気になるのは人選。QUESTAさんではなくあえてSOOMAさんが手がけるということ。それからMixの”GROUNDWORK”というタイトル。前回のDYさんの”Playground”からの流れがどうしても気になってしまいます。PlayからWorkに変わったのは何か意味があるのでしょうか?

DY : 第2弾は俺もヒロかなって思ってた。

QUESTA : 俺もそう思ってた(笑)
ただBETWEENのあのMixのシリーズはそもそも、いろんなDJにお願いしようと思ってて。自分たちがかっこいいと思うDJに。あと俺、Mix作るのめっちゃ苦手やねん。

—-そんなの信じられないです(笑) 今年の夏にもブラジルの曲をセレクトしたMixをリリースされたばかりですよね?

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DY : ヒロは音楽のジャンルが広すぎて選びきれないという悩みもあると思う。
(DYとQUESTAが手がける)RADIOシリーズみたいに「新譜」とか縛りがあれば作りやすいと思うけど。
あとはBETWEENのMixのイメージは、BBEっていうイギリスのレーベルの「Beat Generatiaon」って企画をヒントにした。
「こちらがすべてサポートするので、好きに製作してください」っていうスタンスでプロデューサーに依頼するねんな。
今まで参加したのは、Pete Rock,J Dilla,King Britt,DJ SPINNA,Marly Marl,Madlibとか。
そういうシリーズのMix CD版をしたいと思って。そこで自分が大阪で一番かっこいいと思ってるSOOMA君に声をかけさせてもらった。

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それこそ「好きにやってください」って投げて。で、かえってきたMixのタイトルが”GROUNDWORK”だった。そこに深い意味があるかどうかは俺も聞いてないからわからない。SOOMA君の俺らに対する答えやっただけ。

QUESTA : 多分適当やと思うで(笑)

—-えー!こんなに色々考えさせられるのに!(笑)

QUESTA : みんなが思ってる以上にタイトルつけたりってけっこう適当やと思う。
めっちゃ考えるけど最後はこれでいいかってなる。特にオレの場合は。もちろん受け手は、そこから色々連想するものであっていいと思うけどね。

DY : 音源を聴いてもらったらそれがめちゃめちゃわかるようになってるねんな。
「なんで今までこれMixに入れてなかったんやろ」っていう曲も入ってたりとか。
極端に言えばそのタイトルにした意味をわざわざ本人(SOOMA君)に聞かなくてもよくて。
そういうところでグッときたし、これから第3弾、第4弾って進んでいった時にそれぞれのDJがどういう答えになるんやろっていう楽しみもあるね。
みんな回ったあとにラストがヒロのMixとかでも俺はやばいと思うし。

QUESTA : そんなん言ったら余計作りにくなるわあ(笑)
難しく考え出すとMixって作りにくい。LIVE REC(パーティでのDJプレイを録音したMix音源)の方がやっぱ楽やなー(笑)

—-Mix CDの中身で、タイトルの回収が出来るというのは音楽家としてすごく理想的なあり方ですね。最後にMixでも出てきたワード、「PLAYとWORK」の話に戻るのですが、オンラインの運営やPOP UP、あるいは普段のパーティオーガナイズにおいて、遊ぶ事と働く事との境界線はありますか?

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QUESTA : POP UPの期間中に関していうと、全力で遊ぶよ。結局自分らが楽しめないとね。
ただそこまでの準備に関してはめっちゃ頑張る。寝なかったりもするし。

DY : 準備が仕事やと思う。ダンスのショーもDJのプレイもそこは一緒やと思ってて。やっぱり準備しないと最強のパフォーマンスはできひんわけやし。
ダンスやったらルーティンを作るとか、DJやったら何時間もかけてレコード選ぶとか。
その時間はシビアにならんとあかん。それすらも楽しんでる人も、もちろんいるけどね。「このレコードかけたらあの人、お客さん、絶対あがるやろなー!」とか。
その代わりにショーケースとかDJの時は最強の「遊び」やな。
準備ができてれば安心感が違うから、必然と自信につながると思うねんな。

QUESTA : プレイすらも仕事って感覚になってしまうと、もう無理やんな。

DY : 遊びじゃなくなると、安定が必要になるから、同じプレイリストをかけてしまうと思う。

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—-なるほど。ステージとバックヤードこそが”PLAYとWORK”の境界なんですね。
最後にPOP UPへの意気込みがあればお願いします。

DY : POP UPに関しては俺らのバックボーンを知らない一見さんでも、楽しんでもらえるような空間にしたい。セレクトも、かかってる曲も、レイアウトも。表現したいものを出したい。今回はSOOMA君のMixのリリースを軸にしているので、これは是非聞いて欲しいって思います。

QUESTA : いいMixやで。まああとはみんな普通にフラッと遊びに来て欲しいです。


 

舞台裏で地道な作業や準備を繰り返し、表舞台でそれを解放するというプロセスは
ストリートのエレメンツ全てに共通して重要なことではないだろうか。
肩肘張らず、まずは自分たちが楽しむことを追求する2人。
それでもPOP UPがとても刺激的で多くの人が訪れるのは、彼らの長年の活動と経験があってこそだろう。
DYとQUESTAが盟友となったきっかけは共通のファンだというJ Dilla。
お互いに「こいつ分かっているな」という信頼を築いたところから今のBETWEEN発足に至っている。
大阪を代表する2人のDJのこれからの動きにも注目だ。Two DJs Can Win.IMG_5529


 

“BETWEEN MUSIC STORE”
RELEASE SPECIAL POP UP 2018 AUTUMN

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11/01 (THU)
17:00-24:00
11/02 (FRI)
15:00-24:00
RELEASE PLAY: DJ SOOMA
11/03 (SAT)
13:00-20:00
11/04 (SUN)
15:00-24:00
CLOSE PLAY: DJ QUESTA & DJ DY

at CATS BAR
〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-8-16 3F

http://www.betweenmusicstore.jp/


インタビュー/文 : Seiji Horiguchi

 

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30 min interviewシリーズ”DJ K-KATSU”

日々多忙なアーティストに、わずかな時間を割いてもらって敢行する「30min interview」シリーズ。今回は第4弾。
毎週月曜にアメ村で良質なDEEP HOUSEを鳴らし続けているDJ K-KATSU氏だ。
大阪に根を張りつつも、ニューヨークのレーベルに所属し、世界にその名を轟かせているKING OF HOUSE。
制作やDJ業などで超多忙な中、貴重な時間を頂いた。


 

—–本日は短い時間ですが、宜しくお願いします。まず、FRESHでも取り扱いが始まるmixシリーズ。最新版はNo. 19ということですが、どれくらい前からスタートしたんですか?

よろしくお願いします!
BIG APPLE NOIZEはかなり前やね。8,9年くらい前かな。その時々によって更新のペースも変わるけどね。

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—-K-KATSUさんが手がける”BIG APPLE NOIZE”そして”SOLE THANG”
この2つのmixシリーズの違いについて教えてください。

まず、“BIG APPLE NOIZE”は、「雑音」っていう意味合いがあって、ニューヨークの日常に流れているHOUSE MUSICを身近に感じて欲しかったんよね。
日本では、アパレルとか雑貨屋ではHIP HOPがかかってるところが多いけど、ニューヨークではラジオからも店からも、走ってる車からもHOUSEが流れてる事が多いんよ。
日曜のお昼にみんな公園に遊びに行く時もHOUSE流してたりね。

――そうなんですか!みんなにとって生活の一部になっている音楽なんですね。

もともとHOUSEってDisco Musicから来てるから、おじいちゃんおばあちゃんも普通に聞いてたりする。まさに老若男女って感じ。

――そういった日常の中のHOUSEを切り取ったミックスということですね。

そう、日常的にそこにあるもの。だからいい意味で「雑音的」なんよね。
だからあえてきっちりパッケージせずに、MIXのジャケットも自分で撮ってきたニューヨークの写真を使ったりしてるねん。ブート感が欲しいというか。

――ジャケットに使われている写真は、ニューヨークの生活感を生々しく切り取った写真が多いですね。

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年に一度はむこうに1か月くらい滞在するんやけど、そのなかでよく通ったDELIとか、フードとか。どれも馴染みのあるものやね。
眺めた時に思い出をスローバックできるし、それによってまた気持ちも引き締まるから、こういう写真を使ってる。

――もう片方のシリーズ、”SOLE THANG”はどういったテーマなんですか?

”BIG APPLE NOIZE”が、ソウルフルで「柔らかい」のに対して、
“SOLE THANG”は、もっと「固い」というか。ビートもしっかりしてて、よりDEEPな感じ。

――確かにBIG APPLE NOIZEは、HIPHOPやR&Bのリミックスや
アフロビートなどが多くて、明るい印象がします。一方SOLE THANGはもう少しシックというか。

2016年から、SOLE CHANNNEL MUSICに加入して、そこから作品を出してるんやけど、その中で発表しているmixやね。
Mix Cloudのアカウントでも聞いてもらえます!

――K-KATSUさんは、毎週月曜にMONDAY CHANNEL(通称「マンチャン」)も主催されていますが、どういった空間を意識していますか?

音楽的な話でいくと、今の最新のHOUSE MUSICをできるだけ流すようにしてる。
HOUSEって毎日、大量に曲がリリースされるんよ。レコードプールみたいなサイトがHOUSEにもあって、星の数ほどのレーベルが毎日曲を更新していて。海外のつながりで、世に出てないプロモ曲とか、何か月か先に世に出る曲をもらったり。
その中で良いものをセレクトして、mixの中に凝縮してるというイメージやね。
そうやって新しい曲をかけ続けることによってディスコとかハウスクラシックとか、
長年培ってきた曲も活きてくるし、新しい発見があったりする。
できるだけ向こうのクラブと時差のないように意識してるよ。

—-毎週開催されている場所とはいえ一回一回が本当に贅沢なんですね。時々ダンサーの主催するイベントでもDJされることがありますが、普段HOUSE MUSICにそこまで馴染みのない層に対してはどうアプローチしていますか?

やることは、そこまで変えないかな。ダンサーに寄せたりとかは考えてないよ。
R&Bのリミックスものとかはかけるけど、あくまで「今フレッシュなもの」というイメージで。

――HOOK UPやTHE GAMEなど、関西を代表するHOUSE DANCEバトルでもスピンされていますよね。そう言った場所には、バトルは出るけどHOUSEのパーティには馴染みのないダンサーもいるかと思いますが。

かける曲はそこも同じ感じやで。ダンスバトルの時もその日ギリギリまで最新の曲のデータを落としてバトルでかけたりするね。
それから音を止めることをしたくないから、この仕事を請け負う時に「常にmixをさせて欲しい」と、イベント側に交渉した。

――それは面白いですね。一般的なバトルでは、ダンサーが踊り終わったら一度曲を止めて、次のバトルで新しく曲をかけ直すのが通常の流れですが。

クラブの臨場感を失いたくなかったんよ。HOUSE感というか。
仕切り直すことなく、グルーブがずっと続いていれば、ダンサーも次に行く準備ができるやんか。
だから例えばジャッジしてる間なんかも、音は下げるけど途切れずにMIXしてるね。

――クラブでDJし続けるK-KATSUさんならではのスタイルですね。

クラブとダンサーが遠いというのは前から感じていたけど、自分が何かやり続けることで少しでも変わればいいと思ってます。

――他にDJとしてダンサーに思うことはありますか?

今はネットが発達してダンサーでも音楽を大量にダウンロードできる時代だけど、それでもやっぱりDJの掘っている曲というのはダンサーの手の届く範囲とは比べものにならないくらい深いとこにある。
だからもっと深くを知りたいならコミュニケートしてきて欲しいと思う。
以前は、DJがダンサーに曲を教えたりショーの音源を作ったりしていたけど、今ではそういう風に聞いたり依頼してくるダンサーはほぼいないね。ダンサーとDJが離れてしまっているというか。
DJ中にSHAZAMとかSOUND HOUNDなんかせずに、気軽に聞きに来て欲しいです。

――確かに。そうやって生まれる会話から、また次のアクションが生まれたりしますよね。

例えば、次にそのダンサーがクラブに遊びに来てくれた時に、前に反応してくれた曲をかけるとか。
それだけでもコミュニケーションになるしね。

――DJに声をかけるのは勇気がいりますが、必要なことだと思います。自分もクラブで大御所のDJに声をかけてチームの曲編を依頼した経験があるのでわかります。(笑)
これからの活動として何か考えていることはありますか?

夜中やってるマンチャンとは別路線の、日曜お昼とかのイベントを考えてるよ。
ダンスのショーもあって、世代をこえて参加できるような。
そこでもっと渋いものに触れたければマンチャンに来てもらえればいいし。


終始にこやかに話すK-KATSU氏、しかしそこには長年にわたりストイックにHOUSEと向き合い続けた音楽家としての経験値と自負が見えた。

頑固なまでに自身のDJスタイルを貫く芯の強さと、地に足をつけた我慢強い活動こそが、彼が日本にいながら、海外のリスナーにも評価を受けるに至った由来だろう。

また、インタビューの中で彼は「パーティは、肩ひじ張らずにもっと自由に来て、楽しんでもらえればそれでいい」と話す場面があった。
今回のmixの値段も、1000円とかなり良心的な価格。
HOUSE MUSICはもっとラフに自由に「そこにある」音楽であっていいのだ。
ニューヨークの日常に流れるように。


 

DJ K-KATSU Profile.

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1999年末よりDJ活動を開始。
NY Deep House, Garage, Soul, etc…様々なDance Music, DJに影響され国内外のアーティスト,Timmy Regisford, Francois K, Joe Clausell, Danny Krivit, Kenny Dope, Black Coffee, Tony Touch, DJ Spen, KARIZMA, Eman, Donna Edwards, Kimlight Foot, Andre Collins, Jovonn, DJ Spinna, Osunlade, Quentin Harris, Adam Rios, Jerome Sydenaham, Ian Friday, Mr.V, AlixAlvarez, Franck Roger, Hallex M, Jihad Muhammad, Braian Coxx, Glenn Underground, Boo Williams, Alton Miller, Cordel Johnson, Alex From Tokyo, Cory Soulfuzion, DJ SHAN S., DJ Nori, DJ Hiro, Toshiyuki Goto, DJ Uchikawa Masahiko, Kaoru Inoue, 高宮永徹, DJ Gomi, etc…のFront Act, 共演し経験を積む。 

また国内外Top House Dancerである、Shan’s (Dance Fusion NYC) ,Caleaf (Dance Fusion NYC) , Marjory (Dance Fusion NYC), MIKEU4RIA (Dance Fusion NYC), Ejoe , Brooklyn Terry (Elite Force) , Cebo (NXGE NYC) , Yuki (Sound Cream Stepperz) , ALMA (Koji , Hyrossi , Pino , Hiro) , Glass Hopper (Tatsuo , Itsuji) , Jig (Take , Tsukasa) , Pinochio (Pino , Kenji) , Zero db (Wadoo , Yan-C) , SYMBOL-ISM (TAKUYA , Suthoom)etc…数々のDancerをフューチャー、共演し数々のDancerから注目される。 

数々のHOUSE DANCE BATTLEにBATTLE DJとして参加。(JUST DEBOUT JAPAN, Summer Dance Forever Japan, DANCE @LIVE, THE GAME, HOOK UP, REAL (韓国), etc…)   日本国内最大級のHOUSE DANCE SHOW CASEイベント、”HOUSE DANCE CROSSING”に毎年MAIN FLOOR DJとして参加。

2012年関西DEEP HOUSEシーンに一石を投ずるべくNEW PARTY “DROP ZONE”@GRAND Cafeをスタートさせる。(Mr.V, BRIAN COXX, FRANCK ROGER, KARIZMA. etc…を招聘。現在休止中)

毎週月曜日MONDAY CHANNEL@UNIONも展開中。
毎年の渡米にてNYCの様々なREAL PARTYでDJ Playを経験。(JUS DANCE, FUNK BOX, SOULGASM, IT’s A FEELING, etc…)
Mr.V主催SOLE channel Music アパレルラインのJPライセンスを取得し日本でも展開。
2016年SOLE channel Music NYCに正式加入。(www.solechannelmusic.com)
2014年からNew York CityのInternet Radio Show “NYC House Radio”にてExclusive Mixを毎月配信中。(www.nychouseradio.com)
2015年House Music x New York Cultureをコンセプトに自身のThe5Circleアパレルライン”T5C DELI”を立ち上げる。SOLE channelアパレルラインと並行して展開。

[Instagram] http://www.instagram.com/djkkatsu

[Twitter] http://twitter.com/djkkatsu

[Web] http://www.solechannelmusic.com


インタビュー・文/Seiji Horiguchi

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【30min Interview】SHIZUKA 「 “DaNcE Squad”について」

今年のGWにリリースされ、
本日からFRE$H DANCE STUDIOでも購入可能になったmix CD “DaNcE Squad”.
MO★JOによる選曲、DJ HIDE-Oによるmixという「ダンサー×DJの合作スタイル」が特徴だ。
毎週土曜日に、Instagramでコレオムービーをアップする企画や、
レゲエチームとのユニットショーなど、彼女たちならではの活動を展開しているMO★JO
現在の大阪のFEMALE HIP HOPを語るうえで避けて通ることのできない
今もっとも旬なチームの一つだ。

FRESHインストラクターとしても活動中のSHIZUKAに、今回のmixについてインタビューを行った。

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—-new mix「DaNcE Squad」ですが、どういうきっかけで作ることになったんですか?

今年の2月ごろにHIDE-O君から
「MO★JOセレクトのmix CDを出したい」
と連絡があったんです。
DJが選曲するmixではなく、”ダンサー目線”のmixを一般層にも広めたいという考えがあるみたいで。

—-もともとHIDE-Oさんとは絡みがあったんですか?

クラブに遊びにいった時のHIDE-O君のDJプレイが好きで。
つなぎとかもめっちゃ好きな感じなんですよね!

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HIDE-O君もMO★JOのダンスをクラブとかインスタで観てくれていて、
選曲に反応してくれることが多かったんです。
「(曲の)チェックが早いよね」と。
HIDE-O君的には、いろんなダンサーとコラボしてMIXを作っていきたいと
考えているみたいですね。
その第一弾としてMO★JO、みたいな。

—-DJとダンサーがコラボしたmixってありそうでなかったと思うんですが
具体的にはどうやって制作を進めるんでしょうか?

まず「mixを作るうえで100曲くらいあげてほしい」とリクエストがありました。
そこで私と相方のYukkiiで、半分の50曲ずつセレクトして投げたという感じです。
その中からさらにHIDE-O君がpick upして、曲の流れやつなぎ方を練って制作を進めるという流れでした。
最終44曲にまとまりました。

—-候補曲をpickする中で、Yukkiiさんと曲がかぶったりしませんでしたか?

二人の間で曲の好みが微妙に違ったりするんですよね。
例えば私は気持ちいい系が多くて、Yukkiiはゴリゴリ系が多くて、とか。
もちろん話し合って、かぶらないようにもしましたが。

—-SHIZUKAさんはどんな曲をセレクトされたんですか?

年代的には、新旧問わず。
そして今のチームのスタイルに影響を与えてくれたり、自分たちが
追ってきたものをメインにセレクトしました。
テイスト的には気持ち良い系、踊れる系、あとチームのショーに使った曲も選んだり。
昔からMO★JOを知ってくださっている人とか、ずっとレッスンにきてくれている生徒たちには
「懐かしい!」ってなって欲しいですね(笑)

—-選んだ曲の中で特に思い入れの強い曲や、エピソードがあれば教えてください。

特に心に残ってる曲は
Pink Dollaz/Gucci Songです。

(JerkやDoggieなど)今のスタイルになってから初めてショーで使った曲なので。

それから
G-Eazy/No Limit ft. A$AP Rocky, Cardi B

去年の11月に相方とロスに行った時に、コレオを作って良いロケーションを探して
動画撮って…というのを毎日続けていたんですが、この曲で踊ったのが、とても印象深いです。

https://www.instagram.com/p/Bbgc_1gHBkZ/?taken-by=shizukaaa_mojo

あの時は、コインランドリーの待ち時間で仕上げたりしてました。
洗濯機の前で真剣に考えているのを周りのアメリカ人にめっちゃ見られてましたね(笑)

その他にもCRAZY SHIZUKAさんのクラスに通っていた時に
レッスン中、使われていた曲のアーティストを教えてもらってそこから
必死に掘って見つけた曲とか。
Jerkの曲ってマイナーなアーティストが自分の曲をYoutubeにあげてるものが多くて
音質が悪かったりするんですよね。懐かしいです!!!

――話は変わりますが、インスタでアップされている「MO★JOチャンネル」の人気はすごいですよね。再生回数が10000回を超えるものもあったり。

週に一回アップするのを今までコツコツ続けています。
レッスンやショーとは違って、できるだけキャッチーに作るようにしてます。
その方が気軽に見れるのかなぁって。

—-そしてmixのジャケットですが…。なかなかパンチが効いていますね。

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やばいでしょ(笑)
HIDE-O君の地元の先輩にバイクを借りたんです。
撮影したのは、住之江のかもめ大橋というところです。
オフショットもあります(笑)

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—-ホームメイドな作品なんですね(笑)
最後にこの記事を読んでいる人へ一言お願いします。

今回のmix CDは、気持ちよく聴けるものから、踊れるものまで
バラエティに富んでいるのでいろんなシーンで聞いてもらえると思います。
ドライブ、散歩、部屋にいる時などなど…ぜひ一枚手にとって、聞いて欲しいと思います!


ーSHIZUKAー

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「テンション」「バイブス」「パワフルさ」が最大の武器。
アップテンポなビートにも曲負けしないラフでタフな踊りをもって日々「本物」を追求中。
しかし、ただ力まかせに踊るのではなく、表現力にも人一倍こだわりを持ち、
「音がなくてもその曲の感情が見える」踊りを求める。
現在は相方yukkiiと共にHIPHOP team「MO★JO」としての活動を軸にし、年間50本以上のショーをこなす。
旬な選曲、ムーブをいち早く取り入れつつも、
二人にしか出す事のできない「MO★JOフレイバー」全開なパフォーマンスには定評がある。
2016年、彼女の活動はHIPHOPシーンにとどまらず、レゲエのフィールドからも注目され始め、パーティメイクにも精を出している。
彼女のコレオグラファー、表現者としての魅力がストリートシーンに浸透していく事は言うまでもない。

LESSON INFO
毎週土曜日 18:30 – 20:00


 

ーDaNcE Squadー

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年間300本以上のPARTYでPLAYし、ダンサーのコンテスト音源や数々のダンスイベントも手掛け、
発表会等でのDJ PLAYも積極的にこなし、関西圏のダンサーから支持を得るDJ HIDE-Oと
数々のプロモーションビデオやモデル、インストラクターとしても活躍している
DANCERのMO★JOがタッグを組んだ、まさにDance Likeな最強MIX!!

発売日:5/3
発売元:Rural Records
Version MO★JO
Mixed by DJ HIDE-O


 

ーDJ HIDE-Oー

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2003年より活動を開始。わずか二年で京都HPCより
MIX CDを全国リリースするという異例の成長速度を見せる。
スキルの高さ・センス・構成等が評価され今では大阪No.1 ROOKEYという声も多い。
国内外問わず数々のビックアーティストのフロントアクトを勤めるほか、
現在、大阪、京都のビックイベントを中心に活動し、数々のヘッズから絶大な支持を得ている。


インタビュー/文 : Seiji Horiguchi

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【30min Interview】DJ MO-RI”SEIES”リリース記念、緊急インタビュー!!

 

関西アンダーグラウンドのパーティで長年スピンし続け、
Jambo Lacquer (WARAJI) のバックDJも務めるなど、
独自のルーツとキャリアを持つDJ MO-RI。MO-RI2015
この春、「個人発信としてはかなり久しぶり」というmixtape ”SEIES”(セイエス)をリリースした。

アメ村でも、レコ屋,SHOPをはじめ各所でジャケットを目にする。
1000円という手頃な価格でありながら、全曲レコードからの音源。
音質において、すでにこの時点で”お値段以上”なのは、明白である。
価格設定や、一風変わったタイトルなど、気になることが多い。
そこでFRESH DANCE STUDIOより、緊急インタビューを行った。


ーまずは、MO-RIさんのキャリアからざっくり話してもらえますか?

出身は兵庫の武庫川です。もともとHIPHOPミュージックが好きでした。
高3の時に、ターンテーブルを買った友達のDJ KEITA(※)の影響でDJを始めました。
※レーベル「ITAL」主宰。現在はアメ村mizu no toにて毎月開催されているアナログ限定のGood Party、「layers(レイヤーズ)」でもDJを務める。

始めた当初は、神戸のイベントに出ることが多かったですね。
STILLINGというライブメインのパーティにDJとして参加していたり。

o0400026512676918762HOT CONNEXION CREW(HCC)のJUMBOと出会って意気投合して、心斎橋フラットでイベントを主催したり。
HCCかつWARAJIのDJ TOBBACOがリンクして繋げてくれて、7年前からみんなでエアコン(Air Controller@服部緑地公園)やってます。

 

あとは大阪STOMPで、ジェリーロールってイベントを6,7年ほど続けてました。
PROPSがスタートした時に、準レギュラーとして隔週でDJしてました。
今は代表のDJ A-KILLERさんが東京に行ったので、代わりにクラブ側との橋渡し的な役割をしてます。
フライヤーとかポスター関係とか。

ーありがとうございます。早速mixについての話なんですが、全体のテーマや、タイトルの意味など教えてもらえますか?

まず、タイトルは某邦楽アーティストの代表曲をもじった造語です。
周りの友達としゃべってる時に、その話になることが多くて。(笑)

ーその「セイイエス」からだったんですか(笑)

それもあります。日本語英語みたいなんにしたくて。
MIXのテーマは哀愁が漂っていて、なおかつ気持ち良く聴ける感じですね。
女性について歌ってる曲もあるので「セイイエス」もあながち遠くない(笑)

ーたしかに全体的にゆったりで聴きやすいですね。メロウな曲もあったり。一足早くmixを聞いた周りの反応的には「MO-RIさんが新譜でmixを作るのは新鮮」という声もあったり。

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普段はほとんど新譜や数年内のリリースの楽曲を使います。
数年前に出した「NAVY SAUCE」はゆったり系だったんですけど、Jazzyな90sのイメージで作りましたね。
それに対して今回は、どちらかというとデジタル感というか、ビートがはっきりしてるけど、哀愁のある質感でまとめました。

ー取り扱いされている店舗はどのくらいありますか?

今の所は以下の通りです。

・TUNNEL(アメ村)
・Fedup(堀江)
・Lumps(中崎町)
・FRESH DANCE STUDIO(アメ村)
・ROOTDOWN RECORDS(アメ村)
・REGULAR CRAFT RECORDS(枚方)
・BETWEEN MUSIC STORE(web)
・Factory No.079(加古川)
・5HOUSE(新町)
・東三国ボディーサポート(東三国)
・波の上ミュージック(那覇)
・Good Diggin(宜野湾)

DJのmixってラッパーのアルバムと違ってタワレコなどの流通にかけれないので、自分のつながりで回れるだけ回って置いてもらってます。
ここ数年は、エアコンのmixを作ったり、ショップの企画で作ったりだったので、自主製作で、CDを大量に出したのは久しぶりです。

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ーこのタイミングでMIXを出すというのは、何かねらいがあったりするんでしょうか?

ちょうど去年、レギュラーでDJしているイベントを幾つか抜けたんで、メリハリをつけていこうと思って。
今年の3月までにリリースする、というのは決めていました。
この価格にしたのは、プロモーションが目的ということもあります。

ー個人的な印象としては、USの曲だけではなく、MILES WORDさん、DRAGON Pさんなど、日本のラッパーのシャウトを使ったり日本語の曲も使っていて、MO-RIさんのキャラクターがより浮き彫りになると思いました。

クラブでプレイするときも数曲は周りとか、友達のレコードも混ぜますね。
ただ全体的なつながりは損なわないように意識しています。
USの曲と日本語の曲をmixすること自体は簡単ですけど、雰囲気の違いで違和感が生まれてしまうこともあるんです。
なんかちゃうな、みたいな。

ー普段のプレイで意識していることをMIXの中にも落とし込んだということですね。

実はPROPSでDJするようになってからスタイルが微妙に変わったんです。
PROPSに遊びに来るダンサーを前にDJした時に、自分が思ってた反応と違ったんですよ。
ダンサーとラッパーって、ビートのとり方というか、間隔が違うんですよね。
ラッパーよりもダンサーの方がリズムを捉えるスパンが長い。

ーそれは興味深いですね。確かにダンサーは「エイト(8カウント)」でカウントするのに対してラッパーは「小節(4カウント)」で数えますよね。

そうですね。そこからGrooveを壊さないようにmixするように意識するようになりました。
12小節くらいMIXするときもあります。
もともと前後の曲が重なるところが好きだったしmixも丁寧にするのが好きだったけど。
今回の”SEIES”もGrooveが途切れないように意識しました。極端に言えばダンサーがレッスンで使えるくらいの。IMG_3394

ー次にアルバムのジャケットの話ですが。

描いてくれたのはLANPなんです。

ーそうなんですね!デザインしてもらう時に何か注文はされましたか?

「夜」とか「冬」のイメージかな、とは話ましたね。
星空の中に「オリオン座」もかいてもらってるんですけど、これも理由があって。
僕の本名の家紋が、オリオン座をサンプリングしてるんです。
それから星空を飛んでいる「飛行機」なんですけど、リスペクトする先輩DJのアイコンを少しオマージュさせてもらいました。あと今住んでる東三国で飛行機がよく飛んでるのもありますが。

ー関連付けをさりげなくジャケットに挿入する遊び心ですね。このインタビューで初めてみんな知るくらいのレベルの話ですよね。

そうですね。あとは、ごくシンプルに描いてもらいました。

ーメリハリという言葉が出ましたが、最後に、これからの動きとして考えていることはありますか?

これからは若いDJで頑張ってる人のためにも、色々やり方を考える必要があると思います。
ただ、もちろんセルアウトというわけではなく、自分の好きなカラーは貫こうと思ってますね。
オリジナリティがあって、かつ共感できるようなGood Musicを大事にしたい。
ダンサーもそうだと思いますけど、トップにいるようなプレイヤーって、
やばいのは前提で、なおかつ今もバッチリ動きまくってる人たちだと思うんですよ。
普通にやりまくるというのがやっぱり一番かっこいいですね。その方が健全ですし。


DJ MO-RIのこれまでのキャリアや人柄、そしてこのインタビューの中での話を踏まえてもう一度mixを始めから聞くと、臨場感のようなものが増して、聞こえ方がかなり変わる。

1000円というお手軽価格とはいえ、ジャケットから内容に至るまで、彼のこだわりと今までのキャリアが妥協なしでしっかりと盛り込まれている。
まさに「余計なものなどない」mixだろう。

インタビュー・文 : Seiji Horiguchi

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【30min Interview】KOSIO RAWMAN”RAWD2″について

FRESHでインストラクターをつとめるKOSIO RAWMANさん(from FOUNDNATION).
KOSIO-RAWMAN

まっすぐな人柄、そして圧倒的なスキルと発想を武器に最前線で活躍されており、同時に優れた指導者としても有名です。

そんなKOSIOさんが主催する
BBOYバトルとパーティ要素を併せ持ったイベント、RAWD2 vol.4が来週日曜に迫っています!

レッスンの前に少しお時間をもらって、緊急インタビューを行いました!!
題して「30minインタビュー」!!
短い時間ではありましたが、イベントやシーンに対する気持ちや、今後の展望など、熱く語ってくださいました^^
イベントの内容とともに、チェックしてみてください!!


ー今回で4回目を迎えるRAWD2ですが。

ありがたい事に回を追うごとに、盛り上がってきています!
BBOYバトルを軸に、自分の好きなものをイベントのコンテンツに詰め込んで表現しています。
こういう文化を好きな人が集まって、同じ感覚を持った仲間と更に高いレベルで開催出来ると信じています。

ーもともとは東京で活動されていましたが、なぜ関西の中でも神戸のシーンを盛り上げようと?

妻の転勤を機に神戸に越して来ました。住んですぐに好きになったのはローカルでありながら街は発展していて山と海がすぐ近くにあることです。
神戸は完成していないのが良いです。そしてまさに今、神戸から全国に発信しようとするメンバーが増えていて、今後飛躍的に発展する場所だと考えています。この流れの一つを自分も作って関わっていきたいですね。

ーRAWD2は、BBOYバトルだけではなく、様々な要素を詰め込んでいるのが特徴と言えますが、特に今回の目玉はなんといってもFOUNDNATIONのショーケースと言えます。

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今回全国からFOUNDNATIONを10人招待しています。今まで一人づつ呼んでいましたが、チーム全員のショーを見てほしいですね。今年で15周年になるチームのパフォーマンス、衝撃をうけてください!

ーFNCがチームで関西に集まるとは。関西のダンサーや、ファンにとっては貴重すぎるショーです。

FOUNDNATIONを関西に呼ぶ事を目標にしていました。
これを機にチームも個人も関西に来る機会が増えたら良いなと。
ゆくゆくはもっと沢山の人を巻き込んで大きなイベントにして行きたいですね。
ムラサキスポーツやクリエイティブレクリエーションにはvol.1から協力していただいてて、そういう企業にもっとメリットを作っていけるよう頑張りたいと考えています。

ームラスポはFOUNDNATIONのスポンサーでもありますよね?きっかけは?

もともとアノマリーが繋げてくれました。ダンスの義務教育化やメディアでの露出増加など、ダンスシーンが盛り上がり始めた事で沢山の企業が注目しました。ムラサキスポーツに関してはエクストリーム(※)要素が強いのはブレイキンだから、という事で自分達を紹介してくれました。

(※エクストリーム…過激だったり離れわざの要素を持つスポーツ。)

ーRAWD2は、ライブも豪華ですよね。PUNCH&MAIGHTYを呼んだことも記憶に新しいですが。

そうですね。あの時は本当に最高のライブでした。ダンサーはみんながっつり踊るしPUNCH&MIGHTYもめっちゃ会場を煽ってくれたし、完全ロックしてました!
BBOYバトルにMCのライブやバトルの要素を取り入れる事は、以前からあったと思いますが、一時期から自分達のジャンルのみで集まり、追求する事でかなりの技術進歩がありました。
しかし今また洗練されたダンサーやアーティストが昔のように繋がり出し刺激しあうシーンに戻り始めていると感じます。
RAWD2の次回(1年後予定)のビジョンは僕が若い時、夢中になったB1最強タッグのインスピレーションで、地方予選や学生予選なども開催して、神戸でのファイナルにつなげて行きたいです。

ー4回目にして、ここまで大きくなったのは並大抵の努力ではないはず…。イベントは一人で回されているんですか?

基本僕1人でやってます。いつも手伝ってくれるスタッフもいますが。
最終的には、自分のスクール、イベント、グッズなどひっくるめて個人のブランドを立ち上げ、神戸から新しいダンスカルチャーを発信したいです。
そしてその足掛かりとしてイベントにはダンス以外のコンテンツも入れています。
とにかく様々な人の元に届いて欲しいです!


なんといっても眼力が強いKOSIOさん。まっすぐな言葉に説得力と熱さを感じます。
有言実行という言葉が誰よりも似合うダンサーでしょう。

イベントをやるにあたって、関係者一人一人と顔を合わせてイベントの話をするなど、地道な行動をしていると話すKOSIOさん。
このインタビューを行いながらも、スタジオにやって来た生徒一人一人と話をして、アドバイスを行ったりする姿が印象的でした。
RAWD2というイベントが、徐々に大きくなり、関西のストリート界隈で話題になってきているのは
KOSIOさんの人間力が大きく関係していると感じました^^

ジャンルレスに「本物」に支持されるリアルBBOY、KOSIO。
イベントの発展と共に、今後が気になる存在です!

RAWD2、イベント当日の詳細は以下から。


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RAWD2
3/4(日)@Harborstudio Kobe
open/entry 10:00 close 20:00
入場チケット2000yen
事前エントリー2500yen
当日エントリー+1000yen
wエントリー+1000yen
※入場の際+1drink order600yen

◆Special Guest
FOUNDNATION
HIDADDY(韻踏合組合)
SharLee a.k.a. Powerplay

◆Judge
・Bboy 2on2 Battle
Dragon/ERi FeNeSiS/バーガー/Doverman※予選のみ
・Freestyle Toprock Solo Battle
ERi FeNeSiS/KOSSY
・Kids Powermove Solo Battle
ISSEI/YU-KI

エントリー / 詳細 / 問い合わせはこちら→
www.rawman.jp

◆DJ
SINSK8/Sense
Satoci/Bosanobu

◆MC
WingZero/2Goo

◆Showcase
GBQ/HAg/amdi/TOYBOX

◆Shop
Murasaki Sports/FORGET NEVER
Dumbo/aile/monochrome.

◆Food
PRESENT ACT
きぬや
RUTSUBO家

◆Supported by
Murasaki Sports
Creative Recreation
JANSPORT