月別アーカイブ: 2021年9月

OLD SCHOOL NIGHT出て感じたこと

お久しぶりです
スタッフのタクヤです。

実は先日、
大阪老舗のダンスバトルイベント
OLD SCHOOL NIGHT(OSN)にチャレンジしてきました。

今回はチャレンジャー側の気持ち(個人的)をブログに書いてみようと思います。

そもそも、コロナ禍になって、大打撃を受けたダンスシーン。
圧倒的にイベントの数が減り、今まで見たことない環境、アメ村の姿に
正直何度も心が折れそうでした。
今からぶちかましていくぞ!そんな時に。。。
人と人が近寄ってはいけない。握手したらダメ、ハグもダメ、話すことさえ。
でもそれは、ダンスシーンにとって1番大事な部分。繋がりの部分が
コロナ禍によって薄れていくのを目の当たりにしました。

そんな中でも、
全国の、世界中のダンサーの方々のスーパーポジティブマインドにより
なんとか対策しながらシーンを繋げていく動きに感動し、
1つ1つのイベントや、練習のありがたさ、今こうしてダンスができてることなどを改めて痛感し、
それから、参加する現場ごとに、ものすごい感謝を込めて参加してました。
自分もイベントをオーガナイズしたことがあるので余計にしんどさ、大変さが身に染みてわかり、感謝は増すばかりでした。

少し昔は、ダンスバトルが日常茶飯事で、バトルに負けても次の週末、なんだったら次の日のバトルで!そこでかまそう!!と
言い訳ができてた分、悔しい思い始め、現場経験、バトル経験も多くできてたんですが、、、
今は圧倒的に数が少なくなり、バトルだと今日負けたら次はもういつあるかわからない。
だから、予選であろうとなんであろうといつも以上に、おもっきし、楽しく、いい踊りをしようと心がけたり、
ショーケースだと、こんなコロナ渦の中、足を運んでくれたお客さんに1人でも多く、
ポジティブパワー伝われ!!と思って踊ったり、1つ1つのイベントにかける思いが半端なく強くなりました。

それもこれもコロナ禍になったことによって、感じれたこと。
コロナはもちろん早く終息して欲しいですが、
日々のありがたさを痛感すると言う点では勉強になりましたし、そう思えてよかったなとも思います。

話がだいぶそれましたが、
そんな状況下でのOSNだったので、
まぁ、もうすんごい思いですよね。なんてったって、OSNですから。
なかなか会えてなかった人たちにもたくさん会え、心身ともにエネルギー満タン状態で予選に挑めました。
そして、みんな踊ってて気持ち良さそうで、余計に気持ち入りました。

OSNには、2014年18歳の頃に初チャレンジして、予選通過まで8年かかりました笑
(今年はコロナの影響もあり参加者は少なかったですが、 コロナ前はPOPPINGだけで600人を超えるスーパーBIGイベントOSN)

と言っても、やっぱり本番は難しい。
いい踊りをしようと心がけてましたが、1次予選、2次予選共に、MCのチェンジの一言で、
スイッチオンと同時に6速のフルアクセルだったため、基本何したか覚えてません。笑

ただ、踊り終わるのと同時に、
ありがとうございましたという感情が心底込み上げてきました。
あぁ、やっぱ現場ないと無理だわ。
生きていく上で必要だわ。
ほんとにありがとうございます。
むっちゃ気持ちよかったです。
そんな、気持ちでした。

そして、結果的に予選はPICKUPしていただき、DAY2の本戦に初めて進むことができました。

正直その時は、嬉しいというよりやはり
今日OSNあって良かった〜という感情が大きかったです。

予選通過後すぐにくじ引きでトーナメントを決め、そこで自分はtemporalyのSOさんとバトルすることになりました。
毎年、チーム対決だったり、師弟対決であったり、何かと意味をを感じるOSNの本戦トーナメント。

SOさんとは日頃からよく練習して頂いてて、なんだったら、前日にもFRESHでCGEOさん含め3人で練習してたので、
尚更、引き寄せなのかなんなのか、何か意味があるんだなと感じました。

そして、DAY2

もちろんマインド的には
全部出す
おもっきしいくだけ
と、シンプルなことだけど、
さすが、OSN。ひっさびさにすんごい緊張しました。

舞台袖の空気は穏やかだけど、ピリついてて、ただそのピリつきは相手バトラーに対してでは全くなく、
皆様それぞれ自分自身と向き合ってました。

そこでもまたバトルの深さを感じました。
バトルは相手と対面して行うので、名前の通り相手を意識すると思いますが、
究極、自分自身との戦いだと思います。
バトルスタートのその瞬間、日頃の練習、ライフスタイルが自分に与えられた30秒や1分の中でどれだけ出せるか。

SOさんと対面した僕は、重々わかってたはずなのに、それ以上に
改めて自分の未熟さ、弱さ、足らなさを丸裸にしていただき。痛感しました。
あ。これが今の自分の実力か。自分的には練習の2割もでなかった。
けど、できることは全てやりました。
SOさんもどぎついくらい全力で来てくださったことがすごく嬉しく思います。
あの時のSOさんの踊り、表情、覇王色の覇気は忘れないです。
自分に対してここまでぶちかましてくれるのか。
バトル最高。バトルやめれねー。まだまだやってやるぞー。
そんな感情でした。

結果的には、
YUKIさんに「あばれはっちゃく」と言っていただけました。
その後、ありがたすぎる言葉をYUKIさんはじめ多くの方にシャワーのように浴びさせていただき、感情ぐっしゃぐしゃでした。
結果なんてどうでも良くなりました。

その後からは、達人同士の空中戦を舞台袖で目に焼き付けました。
POPPINGでいえば、自分が属させてもらってるCREWのMurderInk.のアニキ達が奮闘してて、声出したらいけないけど声枯れてました。
そして、Co-thkooのチーム対決。さらに、自分の人生を変えてくれた恩師CGEOさん、DAIさんの今年3度目のバトル。
決勝のGucchonさんの精神。今思い出すだけでも、言葉にならないほど、熱い熱いドラマの数々でした。

今回2年ぶり22回目の開催となったOLD SCHOOL NIGHT。
終わり際にYUKIさんが放った
「ダンスのメッカは大阪や!!」
この一言がすごいしっくりきました。

こんなすごい人たちがここまで本気で踊り合う、魂ぶつけ合う空間。それを20年以上も。

全くレールのない砂利道にストリートダンスシーンという大事な大事な繋がりを敷き。
こうして今も生き続けてるのには大きな大きな意味を感じました。

またこれからも日々の生活に全力で取り組み、
常に背中で魅せ続けてくれるカッコイイ先輩たちの動きを、功績を忘れず、リスペクト&サンプリングしながら謙虚に。
新時代に向けてドキドキする人生を選択していきたいと思います。

そんなOSNのアーカイブがZAIKOより、9/30まで観れるみたいなので
あと期限がもう少ししかないですが、、、
気になる方は下記リンクよりおすすみください。
https://adhip.zaiko.io/e/osn22?fbclid=IwAR3jmJya8bp8n2tqHNmYbbdVSDjWB3-j0FoVJ1uB-6hSspLPEeKb3vRNLR8


最後まで読んでいただきありがとうございました。

【個人差あり】初舞台の気持ち

ご無沙汰してます、ニュースタッフヒナコこと
フカザワヒナコです😀
フカザワでもヒナコでも何でもイイです気軽に呼び捨ててください!

すっかり秋らしくなって外での練習も苦じゃなくなってきましたね~🌕🌾
年末に近づいて来たと言うことは、FRESHの発表会も近づいてきた‼️ってゆうことです👍️✨
今年は「NAMURA ATTACK」という名に変身してます!
実は9月12 日(日)から申し込みスタートしちゃってるんです!😮
来月10月12日(火)までに申込書の提出お願いします🌟

そしてそして

超いきなりですが今日はこの場をお借りして
フカザワヒナコ初発表会当時の心の中をお話したいと思います🖊️😒

ダンスを始めるか悩んでたり、初めて発表会出ようか悩んでる…
ってゆう人たちの背中をおせたらなと思います💭
少し長いですが時間があれば是非読んでください(笑)

ゴーゴー✍️

さてさて
何かを始める前の不安や恐怖みたいなのってなんなんですかね??

フカザワは時間の流れがぐにゃ〜ってする感じがして
急に緊張がブワァーって全身にまわり始めます

フカザワは別のスクールでダンス始めて、
1ヶ月後ぐらいで発表会の申し込みが始まったんです!

その時の頭の中はこうです

・絶対無理(自信ない)
・そもそもこんなに下手やのに舞台たっていいの?
当時は首を左右に全く動かせなかったしターン一回転もまわれなかった
・間違えたら終わるんちゃうん(ダンス人生終了か?)
・自分のせいで作品壊したらどうしよう(まわりの人に迷惑かけたらどうしよ)
・失敗したら…(まわりにどう思われるんやろ?)
・ダサすぎて恥かくんちゃう?

…エトセトラです

ほんまに、考えすぎてます🤣
ダンス好き!やってみたい!ってゆうより不安や恐怖が圧倒的に勝ってました💦
自分を守るのに必死です

当時は入門クラスにいて、みんな始めたてやったけど、それでもまわりがかっこよくて、先生がすごくて、すれ違うダンサーの人たちのオーラが強くて、とにかく圧倒されまくってたんです
もう違う何かが漂ってる感じ

教室入るの怖いいい!怖いて心の中でびびりながら通ってました(笑)😨
発表会ってゆう壁も、めっちゃ高くて大きくて、結局は出演するんですが本番が終わるまでは、ずーっと緊張してましたね~

勇気だして出るって決めたきっかけは友達の言葉でしたね💭

まだやってもないのにどうなるかわからんやん
ひとりじゃない
せっかくできる経験やのにやらないのはもったいない!!!
無理って決めるのはやってからにしよう

って言われた思い出が残ってます
この言葉をはなった彼女も当時初心者です、フカザワにイナズマが走りました⚡️
失敗にびびりまくってるし、どう思われてるのかも気にしまくってるけど、関係ないや~んってなったんです❗️
彼女に感謝と尊敬です✨✨

とは言うものの、何かに潰されそうな気持ちはずっとありましたね…

でもいざゲネプロリハ、本番になったら、お客さんにどう思われるかなんて考えもしない、必死すぎて考えてられなかったです(笑)
舞台にのまれたし、ターンもぶれてたし、前もわからなくなりそうで、緊張しまくって、当時の写真や思い出はスーパー黒歴史ですが
びっくりするぐらい楽しすぎました、アドレナリンもすごかった(笑)

自分たちの出番が終わってから、他のクラスの作品を見て、いろんな魅力が山ほど溢れてて、感動しました🤩

こんな人たちみたいにカッコよくなりたい
もっとダンスやりたい
ずっとやり続ける!!!!!

ってその時決めました(笑)(笑)
はまりすぎて、何もわかってないのに、ダンスの専門学校へ進学するぐらいです(笑)
もっとやりたいってそう思えた瞬間でした💭

やりたいやろうって思ったときが一番早くて、最高のタイミングです😀✨

長々とすみません…💦
一個人の思い出、考え方です!(笑)
いろんな方の考えや思いがありますよ!面白いです!

てなわけでフカザワはNAMURA ATTACKゴリ推しです👍️
最近は行動や挑戦がしにくい世の中ですが最高の思い出を作りましょう!

この写真は前回の発表会時の写真です⭐️



自分磨いてカッコよくなりましょう🔥🔥
そして、ゲストショーやゲストライヴなどもあって終始めっちゃイケイケで楽しめると思います!

申し込みは9月12日~10月12日までです!
FRESH DANCE STUDIOまでお待ちしております!

フカザワヒナコより

海辺の越境パーティ「みんなのうた」で夏を閉じた話。

9/12のみんなのうた。FRESHが主催するイベントでは初となる野外での開催。無事に怪我や病気もなく終えることができました!本日はそのレポートを。


今年は毎夏の恒例イベント「Village Camp」が開催できなかったこともあり「夏の思い出を作る場所が欲しいなあ」という話から企画がスタート。

「密を避ける」×「ワクワクする場所」からはじき出された答えが…野外イベントでした。

会場の案に出たのは、自分も遊びに行ったことがあった和歌山のBagus。海と山に挟まれた絶好のロケーション。どれだけ絶好ロケーションなのかは(前にも紹介したけど)FRESHスタッフのanna a.k.a PINK MONSTERの書いてくれたブログを参照くださいませ。

ハダシ デ オドル アソビバッ 🌻


当日、スタッフはFRESHに集合。事前に用意していた冷やしパインやスピーカー、テントなどを車に積み込みデッパツ進行。僕は体質的にお酒が飲めないので必然的にドライバー。わざわざこのパーティの為に地方から遊びに来てくれた友達も乗せてレゴ。

およそ2時間弱のドライブを経て12:00にBagus着。つい3日前までは晴れ予想だったのに、しとしと小雨。ピーカンでの開催は叶わなかったか…。

階段を降りていくと、少しずつ波の音が近くなる。この”プライベートビーチ感”がBagusの好きなところ。久々に聴く波の音。久々に吸い込む森の匂い。これだけでも十分あざすやな。

諸々の準備や機材チェックを終えていよいよオープン。


早い時間から駆けつけてくれた方も多かったのが印象的でした。遠いところ来てくれて嬉しい…。

曇天でもおかまいなしに服を脱いで海に飛び込んでいくメンズ達。冷やしパインをかじりながらベンチに座ってくつろぐギャル。ゆったり音楽に乗りながらビールをあおる兄さん姉さん方。海沿いを歩いて、遠くの岩場まで探検に行く男女。楽しみ方、過ごし方は人それぞれなのも良い…。何もせずぼーっとするのもアリ。
前半戦でスピンしてくださったDJ YUNGEASY → DJ DY → DJ SOOMA → DJ QUESTAが、とにかく最高の流れだった!浜辺で聴く彼らのDJは、アメ村のクラブで聴くのとはまた違った良さがありました。(夕方にしとしと降っていた雨も夕方にはやみ、「よかったー」と胸をなでおろす)

早い時間から来てくれたみんな、ありがとなあああ。

 


GUEST LIVEに登場するは、REP北摂、優しく力強いメロディラインと、琴線に触れるパンチラインで人気を博すJambo Lacquerさん。よく考えたら2020年2月のHONGOU×Jambo Lacquerの対談(SOWL VILLAGE企画)の時ぶりっす。お久しぶりっす。

http://sowlvillage.com/sowl-village2020-interview-west/

言葉が沁みる。音が沁みる。山と海に響く歌。

ライブにぶち上がりすぎてセットリストははっきり覚えていないんですが、以下の曲をはじめ、EVISBEATSさんプロデュースの『Rhythm』など、優しく包み込んでくれる”Jambo Lacquer節”を披露してくれました。この人を呼べてよかったと改めて思いました…。

 

ラストの曲の間奏ではウルフルズ『とにかく笑えれば』をサンプリング。この人が歌うとまた違った良さがある…。あっという間の30分でした。


まだまだパーティは続く。


ライブが終わってバーカンに行こうかなと歩き始めたオーディエンスを制するようにTAA&Yacheemiがゆらりと登場。この日の前日、“越境RAW GROOVE”というテーマで2時間のワークショップを行ってくれたTAAさんYacheemiさん。

それぞれ普段の活動範囲だったり、踊るジャンルは違うけど、二人で並んだ時のおさまり(?)が絶妙に良いのが不思議だったなあ(意外と背丈も同じくらいだった)。関東と関西のイベントを行き来するうちにいつの間にかフィールして仲良くなったとおっしゃっていました。

ショーの方は、bpm80くらいのゆったりしたローテンションの曲から、急に倍速の曲に展開していくなど、既存の枠を破壊して新たな形を生み出す姿勢がめちゃくちゃかっこよかったです。ジャンルの壁、地域の壁をゆうゆうと取っ払ってヴァイブス満タンのショーをお届け。まさに越境。”スニーカーon砂浜”という斬新な環境だったけど、おかまいなしにぶちかましてくれた!

(「越境」という言葉は間違いなく今回の合言葉になったと思う)


からのショーの仕上げはダンスセッション!(もちろん引き続き砂浜でだ)

DJ DYさんがかける曲に合わせて次々とダンサーが参戦。豪華かつハイテンションなセッションはがっつり20分。砂を撒き散らしながら本能のままに踊り狂ってくれました。


間違いなくクラブでは見ることができないセッションでした…。ヴァイブスが溢れて机が壊れるというハプニングも、ご愛嬌…。


このあたりで日も落ちきって「みんなのうた」は後半戦へ。スタジオから持ち込んでいた照明が夜の浜辺を幻想的に照らすなか、DJタイムが続きます。

DJ SOOMA

DJ YUNGEASY

DJ Yacheemi

この並びはそう見られる(聴ける)ものではない。まだまだ止まらない越境。どこからともなく手持ち花火も出てきて、いよいよ夏の締めくくり。

そして最後はDJ DYの心地良い〆でCLOSE.


遊びに来てくれた人も出演者も、笑顔ばかりでホッとしました。スタッフが撮った写真や、来てくれた方による写真で当日のゆるさ、楽しさが少しでも伝わってくれれば幸いです。

 

「みんなのうた」は今後も開催したいなーとぼんやり思っています(いろんな状況や都合があるから分からないけど)。ですので、今回存分に楽しんでくれた方も、あいにくタイミングが合わず来れなかった方も次回の開催を、ぼんやり楽しみにしておいてくださいね。

以上をもってFRESHの夏を閉じます。

Seiji Horiguchi