カテゴリー別アーカイブ: インタビュー

20200302_200302_0051

SOWL VILLAGE2020対談–インタビュアー長めのあとがき[関西版]–

「HIPHOP村おこし」を合言葉に、毎年川崎CLUB CITTA’で開催されているSOWL VILLAGE。

IMG_9572

今年の開催は3月27日の金曜日。…のはずだったのですが。
コロナウイルスの影響を受け、先日「開催中止/払い戻し」が発表されました。
うそだああああ。

IMG_9678

しかし、中止になったものは仕方ない。一番辛いのはオーガナイザーだ!
なくなったことを嘆くよりも、できることをやろう!
…ということで
光栄なことに僕が今回担当させていただいた対談インタビューの
インタビュアーあとがき」なるものを書かせていただこうと思ったわけです。

自粛モードでイベントがなくなりまくっていて寂しいですが、
逆にお時間のできた方は最後まで読んでいただけると嬉しいです^^

「関東版」のあとがきはこちら。

SOWL VILLAGE2020対談–インタビュアー長めのあとがき[関東版]–

https://freshdancestudio.com/blog/2020/03/sowl-village2020%e5%af%be%e8%ab%87-%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%82%a2%e3%83%bc%e9%95%b7%e3%82%81%e3%81%ae%e3%81%82%e3%81%a8%e3%81%8c%e3%81%8d%e9%96%a2%e6%9d%b1%e7%89%88/?fbclid=IwAR2mWYcwAh_nxgwzgYCW0rICf_CspJFRhdPgdrJfzRlqOc16tDtz2ZH2p-Y

本日はVol.2!「関西版」!


 ◉関西 HONGOU×Jambo Lacquer

IMG_9676

http://sowlvillage.com/sowl-village2020-interview-west/

HONGOUさんは言わずもがな、maplecomicsとFRESH DANCE STUDIOのオーナー。僕の上司。

関西HIPHOPシーンを代表するHEX BEXの功績やかっこよさについては、
紹介するまでもない。大野暮じゃあ。
日本中にずっと影響を与え続けています。文字通りずっとです。

一つだけエピソードを紹介するとするならば…。

PROPSがまだアメ村のGrandCafeで開催されていた頃、
HONGOUさんが、ショー中に発したある一言が今も胸に刺さっています。
全編やばいんですが、見てほしいのは15:47から。

THE・男気。

(ちなみにこの時、僕はこの会場のGrandCafeのスタッフとして働いていました。
ショーケースの時間だけ、働くふりをしてこっそりフロアへダッシュしたものです笑)

それから、DewsでのSYMBOL-ISMのTAKUYAさんとの対談も、
HONGOUさんのルーツや人柄がわかるのでオススメ!

【Dewspeak vol.05】ヒップホップシーンに絶大な影響力を持つ関西のカリスマHONGOU(HEXBEX)
https://dews365.com/news/dewspeak05-hongou.html


対してJambo Lacquerさんは
北大阪は服部緑地公園をホームとするHIPHOPクルー「WARAJI(わらじ)」のメンバー。

ダンス、ラップ、そしてビートメイク…。使えるものは全て使ってクリエイトされている方です。
僕にとってはイヤホン越しにチルを注ぎ込んでくれるアーティストです。普通にファンっす。
インタビューの中でも言ったのですが、
彼の音源を初めて聴いたのはYoutubeに上がっていた「J-L」という曲。

踊りたくなるビートとフロウ。闘争心に火をつけてくれるようなバッチバチなリリック。
「なんじゃこの人は!」となって、そこから彼の音源をチェックするようになりました。
Olive Oilさん、EVISBEATSさん、Yotaroさん、Sweet Williamさんなどとの
音源も本当に素晴らしい…。

ファンの皆さんにとっては自明の通り、彼の魅力の真骨頂はメロディライン。

時にレゲエのような、時にお経のような。優しいメロディ。
あの口ずさみたくなるメロディはどうやって湧き出てくるんだろう…とずっと思っていたのですが
インタビューの中で

トラックを最初に聞いた時の感覚が勝負というか。
何も考えずに出来るだけその時に浮かんだメロディを
乗せるように意識してますね。
時間が経つとフレッシュに捉えられなくなるので。

とおっしゃっていたのは本当に衝撃でした…。


そんな二人による対談。楽しみでしかないやん!

実はインタビューの日程が決まった時点で、僕はお二人に
LINEで簡単な事前アンケートを行ったんです。そのうちの質問内容の一つがこちら。

「幼少期〜思春期はどんな子どもだった?」

それに対するお二人の回答はというと…

20200302_200302_0045

◇HONGOUさん
山育ちで、近所のおっちゃんが散弾銃で撃ち落としたスズメを食べて育ちました。

◇Jambo Lacquerさん
母親が音楽と楽器が好きで、物心がついて音楽にハマったきっかけは兄貴の友達のdrummer。当時自分は小4で、初めて観た時に衝撃すぎてその頃にドラム習い始めました。

この回答結果を見たHONGOUさんは思わず呟きました。

ジャンボはサラブレットやと思う。
俺の生い立ちは音楽には縁がないわ!
ジャンボとの違いがやばいよな(笑)

僕もそう思いました!二人の育ち方、全然違うやん!このキャラにしてこのルーツと言うべきか…。
でも、これだけ対照的な生い立ちの二人が
PROPSエアコン、そしてSOWL VILLAGEという
フロントラインなイベントで一緒になるって改めてすごいなぁ。
いろんな出身の人が一つの場所に集まって技を競ったりクリエイトしたりできるのも
この世界の面白いところだなと思うわけです。

超個人的な話になってしまうんですが
「ドープ」とか「ハードコア」っていう言葉が似合う
アメ村のクラブ(少なくとも初めはそう思っていた!)に
奈良市の「高の原」というニュータウン出身の自分がいることに
違和感を抱いていた時期もあったんですが
いつからか、これでいいんだと肩の力が抜けた気がします。
好きなものを追いかけて、やりたい事をまっとうすればそれでいいか、と。

マッチョでハスリンなラップが台頭していた80〜90年代に
独自のユーモアで日常を赤裸々に歌ったDe La Soulのようにね。


更に今回印象に残った話は「本番前のスイッチの入れ方」について。

お二人とも共通して「わざと緊張する方に持っていく」とおっしゃっていたのには面食らいました。
あれだけ生い立ち違ったのに、そこは共感するんかいな!

経験を積みまくると、リラックスした状態からいかに本番モードに持っていくか
みたいなところになるのでしょうか。あがり症の自分には到底難しい…。

この「本番への持っていき方」はいろんな方のお話を伺いたいところでもありまして。
普段話している雰囲気そのままでナチュラルにステージに上がる方もいれば
なんか憑依してますやん…ってくらい本気スイッチ入る人もいるじゃないですか。
(もしかしたらダンスのジャンルも少し関係あるかもしれないな。なんとなくやけど。)

そんなこんなで、生い立ちは大きく異なるけど
同じ大阪のHIPHOPシーンの中で繋がったHONGOUさんとJambo Lacquerさん。
気づけばインタビュアー(僕)からの質問がなくても話は弾みまくり、
対談は2時間に渡りました。でも、本当にあっという間だったな。
忙しい中時間を割いて、さらに赤裸々に語ってくださったお二人に感謝です。


 

前回の「関東版あとがき」の時にも書きましたが、
今年のSOWL VILLAGEは中止にこそなりましたが、
この対談インタビューは幻のSOWL VILLAGE2020の記事としてHPに残っています。
TAKESABUROさん、ILL-SUGIさん、HONGOUさん、Jambo Lacquerさん、
計4名のアーティストの言葉を是非チェックしていただき、
みなさんの生活のヒント、あるいはちょっとした刺激になってくれれば
それだけでライター冥利に尽きます!

それでは、これで長いあとがきを終わります…が、

最後に読んでくださった方にもう一つだけお願いが。

今回の
SOWL VILLAGE2020の対談インタビューの記事や
このあとがきシリーズの感想をいただけるととても嬉しいです!
この記事の下のコメント欄でもいいですし
以下のアカウントへのDMでも構いません。

https://www.instagram.com/horisage/

面白かった、もっと詳しく知りたい、ここがわかりにくい…などなど
ぜひ意見を聞かせてください!
インタビューに関係ないことでも、最近気になるトピックや
ダンスや音楽やイベントの話でもいいですよー!笑

Seiji Horiguchi


 

Seiji Horiguchiプロフィール

sage-horiguchi

FRESH DANCE STUDIOマネージャー。フリーライター。新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S HISTORY」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介などが挙げられる。大阪のアンダーグラウンドシーンにアンテナを張りつつストリートカルチャーの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

ご依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

 

001-TAKE-ILL

SOWL VILLAGE2020対談–インタビュアー長めのあとがき[関東版]–

 

「HIPHOP村おこし」を合言葉に、毎年川崎CLUB CITTA’で開催されているSOWL VILLAGE。

IMG_9572

刺激的かつピースな空間は多くのパーティヘッズを魅了してきました。まずは知っている方も知らない方もこちらのショーやライブの映像を見てほしい…!

このパーティね、ただヤバイショーが見れて楽しいだけじゃないんです。
北は北海道、南は沖縄まで、全国のプレイヤーやヘッズが集まるのでその一夜をきっかけに仲良くなって、それがまた新たな作品作りやセッションに発展するという最高すぎるエピソードも生まれるんです。
それくらい、SOWL VILLAGEは「何かが起こる場所


 

今年の開催は3月27日の金曜日。

IMG_9635

…のはずだったのですが。

コロナウイルスの影響を受け、先日「開催中止/払い戻し」が発表されました。うおー…。

今年も例年に負けず劣らず豪華キャストが勢揃いしてたんですが…。残念でならない。多くのパーティやバトルイベントが中止/延期になっていくなか「SOWL VILLAGEは大丈夫だろう!」と思っていた方もいたかもしれません。(というか自分は勝手に思ってた…)

が、イベントの規模や毎年の動員数をみると中止にせざるを得なかったのでしょう。
なんにせよ、苦渋の決断をされた運営サイドの皆さんに心からリスペクトです!
残念残念…と嘆いてばかりいても仕方ありません。
SOWL VILLAGEが中止になり、何も残らなかったかというとそうではありません。

(ここからが本題デス)

今年のSOWL VILLAGE2020ですが、光栄なことに
「対談インタビュー」のライターに任命していただきました。

SOWL VILLAGEのインタビューというのは昨年からスタートした企画でして、イベントをより楽しむ為に出演アーティストやサポートしてくれている方々にクローズアップしてそのバックグラウンドやイベントへの想いを紹介するというもの。

こちらは昨年の記事のうちの一つ。

SOWL VILLAGE 2019 特別企画 エリアインタビュー
http://sowlvillage.com/sowl-village-2019-chronicles-interview/

その企画と執筆に抜擢していただいたのです。
(TAKESABUROさんからDMが来た時は手が震えました…)

結果からいうと、お話を頂いてから準備/インタビュー本番/執筆にいたるまでとても充実していましたし、なにより貴重な体験をさせて頂きました。
イベントは中止にはなりましたが、せっかくインタビュー記事を執筆し、記事も公開になったことですし、今日はそのインタビューにまつわる裏話や個人的な感想、つまりインタビュアーあとがきなるものを残そうと思います。


対談の組み合わせは…

◉関東サイド
TAKESABURO × ILL-SUGI

◉関西サイド
HONGOU × Jambo Lacquer

いずれも各地でシーンの最前線を走るヒーロー的存在。今日はまず「関東サイド」の話を。


 

◉関東 TAKESABURO × ILL-SUGI

IMG_9636

http://sowlvillage.com/sowl-village2020-interview-east/

TAKEさんはご存知の通り
SOWL VILLAGE主催者であり、全国に名を轟かせているスーパーダンサー。

HIPHOP、HOUSEの2ジャンルを”TAKESABURO STYLE”で踊りこなすだけでなく、XXX-LARGESODEEPという2大チームに所属し、その両チームともに全国を巻き込みながら数多くのアクションを起こしてきた文字通り比類のないダンサー。

DANCE@LIVE、WDC、そしてDANCE DELIGHTと、国内最大級のダンスバトル/コンテストで戦績を残してきた一方で日本全国、さらにアジア圏のイベントに出演し、各地のダンサーやミュージシャンと繋がりを築いてきました。
2012年に創立したYELLOWBLACK STUDIOもいまや湘南・藤沢エリアのアイコン的存在。

https://www.instagram.com/_yellowblack_/

もちろん大阪にも数え切れないほど遊びに来られましたね!FRESHでWSをしていただきましたし、City Attackにも何度も出演頂きました。


一方、ILL-SUGIさんは知る人ぞ知る神奈川のビートメイカー。

昨今のビートシーンの盛り上がりの渦中にいる方ですね。ダンサー,DJ,ラッパー,スケーターなどなどストリートからの支持は絶大。
僕が初めて彼のビートを聞いたのはBandcampで見つけた、とあるビート集でした。

https://lunatickrecords.bandcamp.com/album/h-e-r-universal-touch-vol-1-japan

1分10秒ほどのトラックを聴いた瞬間、衝撃が走りました。
イヤホンから脳内に音が飛び込んできているはずなのになんか、遠くから聴こえてくる感じがするぞ!?
スネアの音も鋭い…はずなのにどこか哀愁が漂っている。
最終、めっちゃチルくて穏やかな気持ちになる!

インストのビートでめちゃくちゃに感情を揺さぶられた初めての経験でした。
(ちなみにILL-SUGIさんは他のビートメイカーともアルバムを出されていてそのどれもが素晴らしいので、気になる方はband campやSound cloudでディグってみてください!)

今年のSOWL VILLAGEでは、彼らをはじめ関東のプレイヤーによるその日限りのセッションライブが展開される予定でした。
そうやってステージを共にする二人はどんな関係なのか
そしてTAKEさんから見たILL-SUGIさんはどんなビートメイカーなのか。
気になることが多スギるぜ…!というわけでこのお二人に対談をお願いした、というわけです。

まずお二人に共通しているのは「地元
ホームである相模原~町田ラインの熱さについて、熱く語られています。確かに僕が好きなアーティストも相模原の人が多いな。

それから、TAKEさんは対談の中で

“ビートメイカーも音一個で世界と繋がれる時代だよね。音がやばいっていうところで”

とおっしゃっています。
これはビートメイカーに限らず、ダンサー同士でも一緒ですよね。
音の好みが一緒だったら一気に距離が近づくし
なんなら「一緒にショーケースしよう!」ってなることも。
まさにこれはXXX-LARGEとHEX BEXが出会った時も同じだったんじゃないか?と思うわけです。
TAKESABUROさんの

“初めてHEXのショー見て一発でくらっちゃって
俺からHONGOU君に話しかけに行ったのが最初のコンタクトだと思う”

という言葉の通り、それまで絡みがなくても
ショーを目の当たりにするだけで、「同じ匂いがする!」と衝撃を受けて
しかも話しかけるところまでいったTAKESABUROさん。
ここがまさにHIP HOPの面白いところであり、僕らが今大事にすべきところだな、と。

そうやって音や踊りで繋がった心の友がいろんな街にいるというだけでワクワクしますし
ふとしたことがきっかけで新しい作品や、パーティが生まれるかもしれない。
(もちろんその為には、まずは自分が日々経験を積んで特技や必殺技を磨いておく必要があるわけですが)

XXX-LARGEとHEX BEXは一緒にNYにシューティングしに行くところまでいってるんですよ!
これはもう人生変わるくらいの経験ですよ!
やばくないすか?!やばくないすか!?


 

…失礼。少し落ち着きます…。


 

とまあ、そういうわけで前半の話に戻りますが
ふとしたタイミングでポコっと繋がりが生まれたりするのが
ストリートカルチャーの面白いところであり、僕らがいつまでも夢中になる理由かもしれない。
(まあでもこれはストリートカルチャーに限らず音楽全般に言えることか)

個人的なベストエピソードはILL-SUGIさんがスイスに行った時の話。

彼がビートライブを行ったクラブではフロアにカウチが置いてあったんだとか。
テラハのリビングに置いてあるやつやん。g107001-lもうこの時点でヨーロッパのパーティの概念が揺らぎますよね(たまたまそういうパーティだったのか…?)。来てる人も靴を脱いでリラックスしてたというから驚き。

フロアで靴脱いでソファに寝っ転がってコーヒーでも飲みながらILL-SUGIさんのビートを聴けるパーティ、誰かやってくれ!誰か!


 

以上、関東版のインタビュアーあとがきでした。

「インタビュアーあとがき」と偉そうなこと書いてますが
実をいうと、僕は大阪にいるためこのTAKEさんILL-SUGIさんの対談に立ち会ってはいませんでした。
(あたかも、僕もその場にいる感じで記事を書きましたが笑)
が、大阪編「HONGOU×Jambo Lacquer」の回は、
がっつりインタビュアーとしてお話を伺ったうえで記事を執筆させてもらいました。
その時の様子は次回のブログで詳しくお伝えすることにします。

最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

Seiji Horiguchi

 


sage-horiguchi

Seiji Horiguchiプロフィール

FRESH DANCE STUDIOマネージャー。フリーライター。新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S HISTORY」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介などが挙げられる。大阪のアンダーグラウンドシーンにアンテナを張りつつストリートカルチャーの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

ご依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

スクリーンショット 2018-12-29 20.19.43 のコピー

2019年FRE$Hインタビューを振り返って。インタビュアーあとがき。

2013年から始まったFRE$Hインタビュー。
ダンススタジオとしてダンスの技術を伝えるだけではなく
人生の先輩方の体験や貴重な言葉を記録し、
同時に発信することを目的として始まりました。
そして僕、セイジがインタビューと記事の執筆を
担当させて頂いてからもうすぐ3年。
今までに14名のアーティストの方に
インタビューをさせていただきました。

毎度毎度、
目を見開くほどのエピソードや
言葉も出ないほどに感嘆させられるパンチラインの連続で、
いずれも背筋が伸びる回ばかりでした。

直接、話を聞いて感じた自分の感動を
できるだけそのままに近い状態で読者のみなさんに届くような記事にすることを目指しています。

今日は、
今年に入ってから行ったインタビューを振り返って
今一度、アーティストのエピソードや名言にフォーカスすると共に
個人的な感想を述べていきたいと思います。


 

まだFRESHのインタビュー記事を
読んだことのない方は是非この機会にチェックしてみてください^^

[FRESHインタビュー記事一覧]
https://freshdancestudio.com/news/longinterview.html

それでは、早速。


 

◉CHEKEさん[HEX BEX,Asian Kung]

d88593e9e67dc6e36f60816dc9b4331d
https://freshdancestudio.com/news/details/170.html

3月に公開したCHEKEさんインタビュー。
CHEKEさんは、スタジオやイベントで会っても気さくに話しかけてくれる反面
意外と深いところまで話をうかがう機会はなく、いわば「謎多きダンサー」の1人でした。

ですが、インタビューではめちゃめちゃ深いところまでお話していただいて
CHEKEさんが普段考えている事を知ることができました。

特にHEX BEXの結成秘話は、めちゃめちゃ面白い!
「LOCO BOYS(ロコボーイズ)」という名前に決まりかけてから「HEX BEX」になった話は
知らない人の方が多かったのではないでしょうか?

「チームメイトと何を共有するか」「どれくらいの覚悟があるのか」という話にもなり、
全ストリートダンサーに共通する話だと思いました。
何度読み返しても「うんうん」と頷ける内容です。


 

◉oSaamさん [sucreamgoodman]

e86df7286ba483d8215c290227c78f13
https://freshdancestudio.com/news/details/176.html

自分の先生でもあるoSaamさんに改まってインタビューをするのは何か気恥ずかしいような
緊張するような感じがしましたが、終始リラックスして質問に答えてくださいました。
(実は僕、スタッフになる前から、FRESHのoSaamクラスの生徒として出入りしていたんです)

性格、容姿、体型、スキル…と、誰もが羨む魅力を沢山持っているoSaamさんですが、
インタビューの中では、
NYに渡った時に孤独な生活を送ったエピソードや、
DVDを製作する時にチームメイトとのコミュニケーションに苦しんだ過去のエピソードも赤裸々に語ってくださいました。

なかでもレッスンを受けに行ったBrian Greenに全く相手にされなかった話は衝撃でした。
(記事の中にもありますが、NY滞在の終盤の頃、ナイトクラブで無我夢中で踊りを解放した事をきっかけにBrianに認められて生活が好転したと話されていました)

何か行動を起こしたり動こうとする時には逆風はつきもの。とにかく、力をもらう回でした。


 

◉METHさん[XXX-LARGE]

1588ced8a704f8d989ff20e33f0a0713
https://freshdancestudio.com/news/details/178.html

Village Campにゲストとしてお越しいただいたMETHさんに
インタビューをさせていただいた貴重な回。
何と言っても北海道の斜里を拠点にしながら、日本全国のイベントに出演するなど
最前線の活躍を続けられているダンサー。誰にでもできることではない!
そしてダンサーとしてだけではなく
そしてDJとして、デザイナーとして、そしてJUICE Recordsのオーナーとしても
表現を続けられているという事で話題も豊富でした。

記事の前半は斜里から上京された際の話、
後半は(東日本大震災を機に)斜里へ戻られてからの話。

いずれも「誰もやってない事にトライする」という
まさにHIP HOPマインドを体現されたエピソードが印象的でした。

「好きな事とどう向き合って生きていくのか」という大きなテーマにもなり
記事を書きながら自分もしみじみ考えさせられる回でした。


 

◉茂千代さん&SOOMAさん

61ecaa81fa3f2e1a381e6cdc82fed151
https://freshdancestudio.com/news/details/192.html

今月UPしたばかりの最新記事。
大阪が誇る孤高のMC、茂千代さんと、”サンプリングスナイパー”の異名を持つドープなDJ、SOOMAさん。
アンダーグラウンドシーンで20年以上活動を続けられてきた2人のOGが
2019年のラストに、満を持してアルバムをリリースされるという事でインタビューさせていただきました。

まず彼らのキャリアは、故DJ KENSAWさん抜きでは語れないでしょう。
かつてのエピソードやKENSAWさんから受けた影響をたっぷりと話してくださいました。
90年代から令和元年まで、大阪のシーンの移り変わりを見てきた彼らの言葉はあまりにも重かった。

記事の最後にも書いたのですが、茂千代さんも、SOOMAさんも
自分のキャリアにプライドを持ちつつも
偉そうに振る舞ったり大げさな表現をしたりしないところが本当にかっこよかった…。
よく歌詞などでも耳にする「リアルなHIP HOP」ってこういうことなのか。


…というわけで

今年は4回のインタビューを行いました。どれも濃度が高く、学びが多かった!
インタビューの良いところは、アーティストの胸の内やライフスタイルを知る事で
その人のアート表現が、より身近なものになる事ではないでしょうか?
自分もインタビュアー/ライターとして、アーティストの言葉を活字にする責任を
より一層感じた一年でした。

来年ももちろんFRESHインタビューは続きます!
いつもインタビュー記事やFRESHのブログを読んでいただいている皆様に
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。


 

Seiji Horiguchi
FRESH DANCE STUDIOマネージャー。フリーライター。新聞記者になることを夢見る学生時代を経て、気づけばアメ村に。関西を中心に、アーティスト(ダンサー/ラッパー/シンガー/フォトグラファー/ヘアアーティスト stc…)のプロフィール作成やインタビュー記事の作成を行っている。現在の主な執筆活動としては
・FRESH DANCE STUDIOインタビューシリーズ
・カジカジ、連載「HAKAH’S HISTORY」
・その他パーティレポ、ダンスチーム紹介文、音楽作品の紹介
などが挙げられる。大阪のアンダーグラウンドシーンにアンテナを張りつつストリートカルチャーの「かっこいい」を広めるべく日々執筆中。

ご依頼はこちらまで。
sage.the.nara@gmail.com

 

スクリーンショット 2018-12-29 20.19.43 のコピー

これまでのFRE$Hインタビューのパンチラインを振り返る。(後半戦)

FRESH DANCE STUDIOでは、好きなことと向き合う力や新たなアイデアに出会うきっかけを作っていただくべく定期的にダンサーやアーティストにインタビューを行い、そのライフスタイルや活動の内容などを紹介しています。

スタジオスタッフをしながらダンサー/ライターとしての活動も並行して行なっている僕、セイジが
このインタビューシリーズに関わらせていただいてから はや2年半。実に12名のアーティストにお話を伺ってきました。

どなたのお話も本当に素晴らしく、鳥肌が立ったり、涙腺が緩んだり、背筋が伸びたりと様々な回がありました。その中でも特に皆さんに紹介したいと思う名言(パンチライン)をセレクトするという企画。

本日はその後半です。

※前半戦はこちらから↓

これまでのFRE$Hインタビューのパンチラインを振り返る。前半戦。

https://freshdancestudio.com/blog/2019/08/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%aefreh%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%92%e6%8c%af%e3%82%8a/

前回のブログでも書いたのですが、できることならインタビュー全文を読んでいただきたいですし、心に響くワードはもちろん以下にあげるものだけではありません。人によって琴線に触れる言葉というのは違うはずですので気になった方は時間のある時にぜひ過去のインタビューもご覧ください。

FRESH DANCE STUDIOロングインタビュー記事一覧

https://freshdancestudio.com/news/longinterview.html

それでは、早速。


 

MIO & MAHINA

ee8f28ed100c688a88616714f265d051

インタビュアー –「GIRL’S HIP HOP」というMIOさんの一面は、MAHINAさんとのユニットでは、なくなりますよね?例えば衣装一つとっても、肌の露出が、二人のユニットでは少なくなるイメージがあります。

MIO — なんというか、エミちゃん(MAHINA)がGIRL’S HIP HOPに寄せてしまうと違和感がある。うまく言えないけど…エミちゃんがエミちゃんじゃ無くなるねん(笑)

MAHINA — MIOさんとユニットをするとなった頃にMIOさんが「ここは出したくないんよね」と言ったのにほっとしたのを覚えています。MIOさんのいう”隠す美学”については私もとても共感できる部分があって、「隠していても内側から見える色気」に惹かれます。ナチュラルに出る色気だったり、女性らしさを大事にしたいですね。外見も当たり前に大事だけど、無理しすぎると違うというか。そういう感覚は共通しているなぁと、この3年一緒に踊ったり話したりする中で感じてきました。

✍️✍️✍️

大阪をはじめ日本各地でショーやWSを行うMIOさん、MAHINAさんのお二人。ここでは「隠す美学」という部分について話していただきました。ここは自分も非常に共感する内容で、性別に関わらず色気を感じたりショーにグッと引き込まれる時というのは、外見的なものよりも内面的な性質やオーラのようなものが作用してるんじゃないかと常々思うわけで。もちろんMAHINAさんがおっしゃる通り「外見も大事」ではあるんですが、そこに中身がともなって初めてオーディエンスを引き込むショーになるのではないか、と。
それからFRESHインタビューでは、ほぼ毎回「ダンスのスタイルは異なっていても、人として重要な部分を共有していれば魅力的なチームになる」という話になるのですが、「根底の部分の感覚を共有できる」と話されたMIOさんMAHINAさんは、それをより明確にしてくださいました。


 

CHEKE(HEX BEX)
837115d019dd93c5e397869f4a52786d

Youtubeとかインスタで一個だけ動画見て「あ、今これが新しく流行ってるんや」って真似してまう人と、音とか踊りが大好きで、自分のかっこいいって思うやつを探しまくって自分に響いた踊りを真似する人とでは、全然違うと思う。言い方が正しいかはわからんけど、90’sのステップにしろ、今の流行りのムーブにしろ、ある程度までは「切り取り貼り付け」でできるやん?第一線でやってる人も落ち着いて見たら結局「切り取り貼り付け」やったりするんやけどそのやり方がかっこいい。ニュアンスが全然違ったり。

✍️✍️✍️

ここでは、現行のHIPHOPをチェックし続け、自分の中に取り入れるということの難しさについてCHEKEさんに話していただきました。「流行っているからやる」と「めっちゃ好きだからやる」の違いについての話はとても興味深い内容でした。もちろん楽しむ方法というのは自由に与えられるべきものなので「こうしなければいけない」という決まりはないです。しかし、楽しむということに、”教養”が加わることこそが、ダンスをより高い次元の娯楽にする鍵ではないでしょうか?
このインタビューの翌日にちょうどCLUB JOULEでCHEKEさんのショーを拝見したのですが、「インタビューでおっしゃっていたことはこういうことだ!」と腑に落ちたというか、改めて衝撃を受けました。


 

oSaam(sucreamgoodman)
e86df7286ba483d8215c290227c78f13

(チームのDVD作品である)LINKSというものをやろうってなって、その時に初めてチームメイトと向き合ってんな。それまでは、言葉で伝えなくても(チームメイトが)自分のこと理解してついてきてくれるもんやと思っててんけど、実際は全然ちがくてわかってもらえないことが多かった。でもそれは自分が言葉足らずなだけやってんな。相談もせず、決めたことだけを報告するとか。自分が伝えようとしないとみんな理解してくれへんねやって。そこからちゃんと伝えるようにしようって思った。

✍️✍️✍️

sucreamgoodmanの映像作品「LINKS」。NYで撮影を行うにあたってチームメイトとのコミュニケーションがスムーズに取れず、はじめは苦悩したとoSaamさんは話されていました。仲の良い友達との間で、重要な説明や自分の感情を表す言葉をついつい省いて(もしくは省かれて)失敗してしまうことは、僕自身も何度もあるのですが、そんな経験がoSaamさんにもあったということが意外でした。チームメイトや仲間と作品をクリエイトしたり、プロジェクトを企画したりする時、そしてもちろんショーを作る時もいかに自分のやりたいことや方針を伝えるか、が重要だと。
今年の春にドロップされた「LINKS2」では、そういったわだかまりもなくスムーズに制作できたようです。(まだご覧でない方は是非LINKS1,2を比較して欲しい!そして意見を交換したい!)


 

METH(XXX-LARGE)
1588ced8a704f8d989ff20e33f0a0713

「田舎に住んでるけど、地方に呼んでもらえるようなダンサー」のモデルケースになろうと思った。そうなれば、他の人も「ダンスするなら東京か大阪」っていう考えからもっと視野が広くなると思って。そういう影響の与え方もできるかな、と。

✍️✍️✍️

XXX-LARGEメンバーとして東京のアンダーグラウンドの最前線で活動されていたMETHさんは2011年の東日本大震災を機に地元である北海道は斜里へ戻られました。都市部に比べて環境は決して良いとは言えない状況の中で、ダンサーとしての活動も継続し、JUICE Recordsを設立してオーナー、あるいはデザイナーとしても活動を行いながら生活をするのは並の努力ではなかったはず。
僕自身ももともと、長野県の松本市というところからダンスをするために大阪へ出てきた身なので、ローカルでサバイブするという選択を行ったMETHさんの覚悟と行動力には本当に感服しました。
それと、個人的に今年は東北や北海道のプレーヤーと繋がる経験もあったりしたので都市部とローカルの違いについてよく考えます。


 

以上でインタビューの名言紹介は終わりです。
前回の記事でも何度か書きましたが、結果を出している方の言葉というのはスタイルやジャンルやエレメンツを超えて響くものがあるのではないでしょうか。紹介した言葉のうちのどれかが、胸に残って皆さんの生活のどこかのヒントになればこれ以上の喜びはありません!
今年も残り4ヶ月ほどとなりましたが、現在新たなインタビューもじわじわ企画中。そちらも是非注目いただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Seiji Horiguchi

IMG_4421

これまでのFRE$Hインタビューのパンチラインを振り返る。(前半戦)

8月も終盤に差し掛かり、もうすぐ9月。甲子園の決勝が終わるのを待っていたかのように、一気に気温は下がり、かなり過ごしやすくなってきました。
読書、音楽、食欲、スポーツの秋などなど、生活が豊かになる季節。

と、いうことで今回は「読書の秋」にちなんで、

過去のFRESHインタビューのパンチラインを紹介しよう

のコーナー。
(まあでも厳密には「書」ではないですね。いつかはインタビューをまとめて紙媒体にしたいと思っています!)
ちなみに「FRESHのインタビューって何?」という方はこちらをご覧ください。
IMG_4421

FRESH DANCE STUDIOプレゼンツ
インタビュー記事一覧

https://freshdancestudio.com/news/longinterview.html

今までに僕がFRESH名義でインタビューをさせていただいたのは12名のダンサー/MC/グラフィティライター/ビートメイカーの皆さんです。その中でもダンサーの方の回にフォーカスして、特に心に残っている言葉を紹介したいと思います。
(全部で8回分あるため、本日は前半の4回分を紹介します)

 


 

もちろん本当はインタビュー全文をチェックしてほしいですし、その時の軸となるテーマとは関係のないような何気ない言葉に力をもらうこともあります。
(僕はインタビュー記事の醍醐味はここにあると思っています)
ですので、気になった方のインタビューがあれば、お時間のあるときにでも本編の方を一読いただけると嬉しいです^^

それでは、早速。


 

MAKOTO(MIDDLE FILTER)
e49ebcbbdc9db47937cc62eb3b8763cf

MAKOTO : ダンスイベントやスクールが増えて、入り口が広くなってる一方で、「こだわる部分がある」という事を皆が認識してほしいな。最近は「これや!」っていう衝動がない人とか、(あったとしても)薄れてる人が多いと思うねん。好きでダンスをしてるんなら、その衝動にもっと素直になってもいいんちゃうかな。(中略)「これ」っていうものに絞ったほうが深いとこに行けると思う。そうやって貫いた方がかっこいいし。

✍️✍️✍️

長年に渡って90’sのスタイルを追求し、さらに自らのフレーバーも織り交ぜながら今の時代に発信し続けるMIDDLE FILTERのMAKOTOさんがこの言葉をおっしゃるという意味。凄まじい説得力がありますし、ダンサーだけではなく、好きなことに向き合っている人全てに当てはまることではないでしょうか。
ずっとやってるとうまくいかず、「なんでこんなことしてるんだろう」とネガティブに考えてしまう時もあるかもしれませんが、そういう時こそ原動力というか「ここが好き!」というポイントに正直になるべきなんだと再確認しました。
自分はこの時、初めてインタビュアーを務めるということでガチガチに緊張していたのですが、MAKOTOさんのリラックスされた姿と熱い話に、気づけば夢中になっていました。


 

MTE
6617fcfd5f94292930f043637b723a8d

MTE : 言ってしまえば“JAZZ”でもないし”HIPHOP”でもないし(中略)自分が踊っているダンスのスタイルに対して「自分はこういうダンスをしてます」と言葉で説明が出来ないことが苦しかったりしましたね。でも、ジャネットのバックダンサーの方たちって私から見たらすごくHIPHOPなんです。バレエもジャズのボキャブラリーも持ってるダンサー達でしたけど、HIPHOPを感じましたね。色々な感情と戦い、気が付いたら自分のダンスを説明する時に「MTEスタイル」と言うようになりましたね。「私は私です」って感じ!

✍️✍️✍️

既存のジャンルに当てはまらないことでスタイルが理解されず、悩んだMTEさんでしたが、それでも自分のスタイルを貫くというハートの強さと、最終的には、他のどのジャンルでもない「MTEスタイル」と言い切ってしまうかっこよさがここに表れています。「日本人はなんでもカテゴライズしたがりすぎ」という話がありますが、言葉で分類分けすることには確かにデメリットもありますね。(レッスンのジャンルを確実にカテゴライズしなければいけないダンススタジオのスタッフとして、ジレンマを感じてしまいます…)どの時代も分類としての言葉は後から付いてくるもの、ということを我々は覚えておく必要があるのかも。


 

REIKO(OUTSET)
3e771f98326d632fc903a886181a05d9

(パーティオーガナイズをする際に意識していることについて)
REIKO : 自分は極力、出演はしないようにしています。来てくれて「ありがとう」と何かあった時の「ごめんなさい」を言う人。その状況にさせてくれているのはスタッフですね。お金の計算をやってくれたり、細かい部分をケアしてくれる子がいたからできました。というよりいなかったらそもそもイベント自体もやってなかったと思います。スタッフの子も「REIKOさんはイベント当日は『ありがとう と ごめんなさい』を言う人だから」というスタンスで動いてくれています。

✍️✍️✍️

もう「先輩!」というより「親方ぁ!」と叫びたくなるくらいの器の大きさ。REIKOさんのかっこよさが、まざまざと感じられる内容でした。イベントのオーガナイザーに限らず、何か集団のトップになるということはこういうことなんじゃないかなぁ。そうやって、何かあった時は動いてくれる先輩がいるからこそ、その下のスタッフの方々も信頼して頑張れるのだと思いました。THE・安心感ですね。
もちろん「細かな仕事をスタッフに任せっきりにする」という意味ではありません。「オーガナイザーをするなら、何か一つの部分をよく知ってるだけでは無理だと思います。(イベントを)まとめる人は幅広くいろいろなものを見聞きして考えていないといけない。」ともおっしゃっていました。親方ぁぁ!


 

KAZUKIYO(BOUNSTEP)
0359b6d07945f873aeabc50b9a061c59

KAZUKIYO : 自分も入りはバトルじゃなかった。THE GAMEの1回目に出た時に気づいた。あの場で、「踊り合う」ということを学んだというか。(中略)それまではクラブで揺れてはいたけど、誰かと向かい合って踊ることはなかった。THE GAMEに出て初めて「こういうのがクラブでもあるんだ」って気づいて。そこからは誰かれ構わずバトルを仕掛けるようになった。それがバトルの入りやね。

✍️✍️✍️

そもそもバトルというのはクラブで自然発生的に起こっていたものだし、何より対話(セッション)の要素が強かったと話すKAZUKIYOさん。相手との高め合いこそがナイスバトルになる、という当たり前なようで難しい部分を話してくださいました。
確かに、観客全員が総立ちになって大歓声が湧くようなバトルは、バトラーがコミュニケーションを取りながら踊っているものが多いですね。
ちなみにTHE GAMEの第1回目の話は初回のMAKOTOさんのインタビューでも出てきました。予選サークルは、かませないダンサーがいたら速攻 次のダンサーがそれを押しのけて出てくるという状態だったそう。こわ!


 

今回はここまで。前半だけで、もう濃厚すぎてここまでだけでも消化するのに時間がかかりそう。(半分で区切ってよかったなぁ)
読んでくださった方にとって何かヒントになったり、シンプルに「頑張ろう」と思えるきっかけになれば幸いです^^

次回、後半戦では

・MIO&MAHINA
・CHEKE
・oSaam
・METH

の4回の力強い言葉を紹介したいと思います。お楽しみに。

Seiji Horiguchi

FRE$Hプレゼンツインタビューシリーズ.最新号は…ENDRUNさん!!

FRESHのインストラクターを始めいろんな方にお話を聞いてきたインタビューシリーズ。

https://freshdancestudio.com/news/interview.html

毎回、貴重で面白い話をしていただいてきました。
そして最新のインタビュー記事がまもなく公開になります。

記念すべき2018年一発目のインタビューはDJ,Beatmaker,Producerとして大阪に根をはり活動を続けるENDRUNさん!!

ENDRUN-PIC1日本のHIPHOPシーンを牽引する存在であるMCたちと楽曲製作を行っています。

ENDRUN “Finest” feat. ISSUGI & 茂千代 (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=7y1uIV3Hni0

ILLNANDES & ENDRUN “CZN’PASS” feat. ISSUGI (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=htf-PY1Yh-E

またBandcampから発売されているビートテープ作品も、めちゃめちゃオススメです!

ブンブンとベースラインが唸るものから、スムースで気持ちよくなる上ネタを使ったものまで、
ENDRUNさんのビートの重さや煙たさをキープしたまま
実にいろんなバリエーションのビートを味わえます。

Bandcamp
https://endrunosk.bandcamp.com/

Soundcloud
https://soundcloud.com/endrun-flashtime


 

個人的な先入観で、
ビートメイカーの方はあまり多くを語らないというか、
「隠す美学」みたいなものを大事にされるのかなと思っていたのですが
全くその逆で、聞いたことはなんでも丁寧に答えてくださいました。

内容については、公開された記事をお楽しみにしておいてください!!!
詳しくは各種SNSから情報をアップさせていただきます!!

sage.

Processed with VSCO with b5 preset

FRE$Hインタビューまとめ

FRESH DANCE STUDIOでは、様々なカルチャーや歴史に触れるべく、
インストラクターを始め、いろいろな方にインタビューを行ってきました。
去年の夏はスタジオを飛び出して、韻踏合組合のHIDADDYさんにも協力いただいて
貴重すぎるエピソードを話していただきました^^

今日は、今までのインタビューシリーズを振り返って紹介させていただきます。


 

DY
cityattack17-2113

https://freshdancestudio.com/news/details/1.html

記念すべき第一回目のインタビュー。
sucreamgoodmanプレゼンツのDVD、”LINKS”がドロップされた2013年です。
DJ DYとしての活動も活発になりつつあった時期で、現在の活動につながるような内容の話もあり、読み返してみると興味深いです。


 

Shinji
cityattack17-1515
https://freshdancestudio.com/news/details/7.html

SoysouceのShinjiさんのインタビュー。
Shinjiさんが務めるアメ村のショップ、「POLE STAR」での開催でした。
パーティのバックアップもおこなったりと、ただ踊るだけではなく、ダンサーとしてできる多面的な活動について語ってくれたShinjiさん。
そういえば皆さんは”Soysouce”というチーム名の由来、ご存知ですか?


MIO
cityattack17-1746

https://freshdancestudio.com/news/details/59.html
from Japiina / WORK MIO SNAKERより、MIOさんのインタビュー!!
それまでの活動の経緯や、MIOさんが影響を受けた”あのダンサー”についての話。
後半は脱線してかなりプライベートな話にもなっていますが、これはこれでキニナル内容です。笑


 

keiko
54f6aa0c6cab8c44c23e3602a2b0ad4a
https://freshdancestudio.com/news/details/62.html

HOUSEシーンで頭一つ抜きん出ているkeikoさんのインタビュー。
keikoさんが今までどういう環境で踊ってきたのか、を語ってくれています。
HOUSEのクラブシーンについての話は誰もが耳を傾けるべき内容ですね!!
(懐かしのyukihikoさんも登場しています)


 

KOSIO RAWMAN
cityattack17-0185
https://freshdancestudio.com/news/details/63.html

関東から神戸へ拠点を移された、FOUNDNATIONのKOSIO RAWMANさんのインタビュー。
世界レベルのB-BOYであるKOSIOさんが普段どういう想いを持って活動されているのか、は必見の内容デス。

後半では、神戸に拠点を移してからの展望も話されているのですが、
「カッコイイeventを作るんで是非遊びに来て下さい!!!」 という宣言通りに、現在神戸シーンを盛り上げています。
B-BOYバトルとパーティの要素を併せ持ったイベント、というのはKOSIOさんならではの発想ですね!!!


 

MAKOTO
cityattack17-2083
https://freshdancestudio.com/news/details/92.html

90’sの生き字引、MIDDLE FILTETERのMAKOTOさんにお話を伺いました。
この日のテーマは「digすること」
手軽に情報や映像や音楽が手に入る反面、ハングリー精神は失われてきているのではないか、と。
ダンスシーンに限らず、どんなコミュニティでも共通する話だと思います。
平成生まれダンサーにとっては、耳は痛いですが、一読の価値はあるはずです!!


 

MTE
f380dbedc981abbdb8a39f8297babb1c
https://freshdancestudio.com/news/details/99.html

MTEさんの敬愛するJanet Jacksonについて、たっぷり語っていただきました!!
また、底抜けに明るいMTEさんの過去のエピソードも赤裸々に語っていただいて
みんなから愛されるダンサーの意外な内面を垣間見ることができました。


 

HIDADDY
5e729cf39b72609a87fd658fd20e4f90
https://freshdancestudio.com/news/details/117.html
番外編、韻踏合組合よりHIDADDYさんのインタビュー。
53クルー(*注)の中では、遅咲きだったというコンプレックスを持ちながらも
「感謝とリスペクト」を持ってどんな人にも対等に向き合うHIDADDYさんの人間性に感動しました。
元ダンサーでもあるHIDADDYさんのシーンへの目線は興味深いものがあります。

※53(ゴミ)クルー
般若、漢a.k.a GAMI、TOKONA-Xなど、日本語ラップを代表するMCたちの生まれ年、「昭和53年」から名付けられた世代。
JAPANESE HIPHOPの当たり年と言われている年代。


 

REIKO
cityattack17-0965
https://freshdancestudio.com/news/details/122.html

2017年からFRESHでのレッスンがスタートしたOUTSETのREIKOさんのインタビュー。
地元京都での活動・手話ダンスがNHKの番組に取り上げられたこと・OUTSETの自立的な活動など、
濃ゆい話題が次から次へと、出てきましたが、
個人的に衝撃を受けたのは、「イベントオーガナイザーとしての姿勢」です。
イベンターにとってこれ以上参考になる話はないのではないでしょうか。

 


年が変わって、2018年。
今年1発目のインタビューも既に決定しております。
こちらは後日発表になりますのでお楽しみに。
今年も様々なダンサー、アーティストの方々をみなさんに紹介していきたいと思います。

sage.

reiko6

FRESHインタビュー[REIKO]記事公開!!!

FRESH DANCE STUDIOプレゼンツ、インタビューシリーズの最新版が昨日公開されました!!
今回お話を伺ったのは6月からFRESHでのレッスンが始まったREIKOさんです。

reiko6

OUTSETやユニットとしての活動、そしてもちろん個人の活動において、
あらゆるムーブメントを巻き起こし、不動の位置を築いたREIKOさん。
さらに先日はNHKの番組「ブレイクスルー」にも取り上げられ、さらにその知名度が高まりつつあります。

そんな”今誰もが気になるダンサー”REIKOさんに
今までの活動の経緯や、活動の中で大切にしている事を根ほり葉ほり聞いて来たというわけです。

お話を聞いていて、印象に残ったのは「言葉に迷いがない」ということ。
自分のしていることや、やりたいことに対して明確な意識のベクトルがあるのがわかりました。

生徒さんでも、知らない内容もあるのではないでしょうか!
一読の価値ありです!

https://freshdancestudio.com/news/details/122.html

そしてさらにREIKOさんが15人のダンサーと手がける舞台「eN」が10/15(日)に開催予定です!

舞台01

舞台02

こちらもぜひチェックのほど。
(インタビューでも舞台制作について触れている部分があるので、読んでから行くと感動が増すはず!!)

reiko14

そして今年のCity Attackでは初登場となるREIKOナンバーも参加が決定しています!
味園ユニバースのあの独特な空間と、REIKOさんの作品の世界観が、どう混ざり合うのか…
個人的にJAZZダンスが大好きな僕は今から楽しみです^^

sage.

FRE$H PRESENTSインタビューシリーズ!![HIDADDY from韻踏合組合]

FRESH DANCE STUDIOプレゼンツ、インタビューシリーズ
今年に入りMAKOTOさん、MTEさん、に
貴重なお話を伺い、みなさんにお伝えしてきました。

※過去のインタビュー記事はこちらから
https://freshdancestudio.com/news/interview.html

FRESHのインストラクターの方々に話を聞くインタビューシリーズ。
今回は”番外編”と称し、
スタジオを飛び出して、ダンサー以外の方に話を聞いてみることに。

なんと、
レペゼンアメ村、レペゼン韻踏合組合、HIDADDYさんに協力いただきました!
hida7

昨今のラップブームに対する思いや、これまでの活動など、
一切ごまかしたり、隠すことなく語ってくださいました^^
もともとはダンサーだったHIDADDYさんの
あまり知られていない話も多いのではないかと
思います!
一読の価値ありです!!

https://freshdancestudio.com/news/details/117.html

なお、現在は
インタビューの前半を公開させていただいておりますが、
またすぐに後半も公開させていただきますので
お楽しみに!
(個人的にはインタビューの後半になればなるほどぐっとくるものがありました!!)

ご協力いただいたHIDADDYさん、そして一二三屋のスタッフの皆様、
ありがとうございました!!

sage.