カテゴリー別アーカイブ: インストラクター

【2人で1時間を魅せる壮大な挑戦】舞台REIKO×MIKIHO -our- を観て。

先日、FRESHのインストラクターでもあるREIKOさんと、JAZZダンスチーム「via」に所属するMIKIHOさんによる舞台公演「our」を拝見してきた。

僕は普段、HIPHOP界隈のパーティやダンスイベントに行くことが多いのだが、JAZZの繊細さやエモーショナルな表現が凝縮されたショーや舞台も好きだ。REIKOさんが2018年にプロデュースされた舞台「eN」も見に行ったが、その頃とは規模やコンセプトもガラッと異なる今回の舞台。情報が出た時からとても楽しみにしていた。

もともとはレポを書くつもりはなく、シンプルに「JAZZダンサーによる本気の舞台を見たい!」と思っていただけだったのだけど、公演を拝見した後の興奮冷めやらぬ僕にとって、アンケート用紙の「公演の感想」の欄にコメントを走り書きするには、とてもじゃないがスペースと時間が足りなかった。それだけ感じることが多い公演だったのだ。そこでFRESHのブログを借りて書くことにした。

この記事を読む皆さんには、これから読むのはあくまで1オーディエンスの個人的な感想だということと、(繰り返しになるが)普段HIPHOPの界隈にいるJAZZど素人の男が書いたコメントだということを念頭に置いてほしい。


「our」の会場は、[あべのハルカス]から徒歩10分ほどの場所にある[一心寺シアター倶楽]。6/3(土)、6/4(日)の2日にわたり開催された。なんと2日で5公演という怒涛のスケジュール。これを2人のダンサーだけで完走するのだから、いかに過酷なプロジェクトだったかがうかがえる。ちなみに僕は2日目の1発目の回を拝見しに行った。5公演あるうちの3回目なので、ちょうど折り返しということになる。

少しだけ迷子になりながらも会場に到着。客席には公園のパンフレットと協賛スタジオのチラシ、そして先のアンケート用紙が。僕が席に着いてからほどなくして、ダンスチーム「CANDY NEON」としてREIKOさんと多くのイベントで踊られてきたYUKIEさん、AKKYさんがいらした(少し脱線するが、今年7年ぶりにCANDY NEONがショーをするというニュースは僕を歓喜させた)。まだ薄暗いステージを眺め、これから繰り広げられる公演について考えを巡らせながらその時を待つ。

パンフレットに書かれてあった演目はこちら。ソロ曲も含め、全部で13曲を2人で踊りきる。

戦え
距離
黒いバラード(MIKIHOソロ)
クロスオーバー
孤高(REIKOソロ)
チリニナル
-Interval-
ニコチン(振付MIKIHO for REIKO)
雨傘
ジュエリー(振付REIKO for MIKIHO)
鼓動
SHOW
our
エンディング

結論からいうと、圧巻の時間だった。見ている方も気づかぬうちにエネルギーを吸い取られるような緊張感。曲の展開に合わせて計算された構成。「ここはこういう意味が込められている…?」と考察したくなる場面。逆にそんな理屈っぽい見方など吹き飛ばされるような圧倒的な感情の出し入れ。そして終盤にようやく解かれる緊張と笑顔のエンディング(ここだけ撮影OKだったのでSNSで見かけた方も多いと思う)。詳しい内容を書くとネタバレになるので、そうならない程度に僕にとっての感動ポイントを書くことにする。大きく分けて3つだ。

 

1, 個々の力が際立つシンプルなステージ構成。

まず、大道具や衣装などを用いた複雑な演出を用いず、(イスや傘といった小道具は登場したものの)基本的にはステージ上にはほとんど何もない状態で2人が踊る時間が続いたのが印象的だった。ムービングやストロボといった動的な照明の演出もなく、パーライトとステージサイドスポットのみ。まるで可能な限りの“飾り”を削ぎ落とすことに挑戦しているようだった。

そうなると僕ら観客の視線は、当然REIKOさんとMIKIHOさんに集中する。つまり60分の公演が成立するかどうかは、2人のパフォーマンス次第になると言っていいだろう。しかし、それをただ“成立”させるどころか、舞台は、彼女たちの身体から発せられる言葉で埋め尽くされ、終始圧巻の60分となった。ソロ、コンビネーション、さらには些細な仕草や立ち姿だけで見せきるという、ストイックさとパフォーマンス力の高さを垣間見た。

2, 互いの理解が象徴される「ソロの振付」

最も興味深かったのが、お互いのソロの振付をしあうという試みだ。つまり、REIKOさんのソロをMIKIHOさんが振り付けて、逆にMIKIHOさんのソロの振付をREIKOさんが手掛ける。ショーケースやナンバー作品はともかく「人の振付でソロを踊る」というショーを、僕は見たことがない。一体どんな化学変化が起きるのか、個人的にも楽しみにしていたポイントだ。2人は、本番の数日前に行ったインスタライブで、お互いのソロパートについてこう語っている。

MIKIHO : REIKOさんのファンが見たいであろう景色を意識しました。みんな心臓を撃ち抜かれると思いますよ!(笑) 曲も、もともとは自分が使おうと思ってたけど、今回お互いに振りをつけるってなった時に『REIKOさんに振りを作るならこれしかない!』ってなって。それからわたしは、REIKOさんがステージに立った時の“重さ”が好きなんです。普通ならソワソワしてしまいそうになるちょっとした間でも、REIKOさんならドンと立ってくれる。そういう間も意識しました。

REIKO : (MIKIHOが付けてくれた振付は)“まんま”な世界観だから、普段自分ではやらないけど、MIKIHOが振りをつけてくれたからこそできるのはあるね。 MIKIHOのソロも『こう踊ってくれるだろうな』っていうイメージでつけました。MIKIHOは、正統派の動きをドロドロにする才能があって。湿度高めでね(笑) だから思う存分、染み込んでくれそうな曲を選びました。振付はそこまでひねってないけど、MIKIHO独特の間と見せ方で良いものにしてくれる。それが伝わったらいいなと思います。

個人的に感じたのは、このソロの部分、相手が考えた振りにも関わらず不思議と2人それぞれの体の隅々まで染み込んでいるように見えたことだ。「相手に振りを考えてもらったパート」と言われないと分からないほどだ。誤解を恐れずにいえば、他のシーンでのソロとは違った質感の説得力を持っていたようにすら思う。それくらい、相手の人柄やダンススタイルへの理解の深さが象徴されていた。

3, 長尺のパフォーマンスでこそ到達できる境地。

普段HIPHOPの界隈にいる自分にとって(そしてまた同時に多くの人にとって)、“60分間JAZZだけのショーを見る機会”はほとんどない。

(ちなみに彼女たちのダンスは、HOUSEやHIPHOPなど他ジャンルの影響も多分に受けていることがわかるので、もはや「JAZZのショー」とカテゴライズすべきでないかもしれないが、便宜上JAZZという言葉を使わせていただく)

だから、普段自分が行くようなイベントで見るJAZZのショーとは一味も二味も違った種類の感動があった。時間をかけるからこそ可能になる展開。時間をかけるからこそ削られていく体力。その境地でしか到達できない感情表現(再三書いているが、忘れてはいけないのは、2人だけで60分×5回の本番を走りきったということだ)。この「長尺のパフォーマンス」を行うことについて、再び彼女たちのインスタライブの言葉を引用しよう。

REIKO : 生徒さんにとっては「先生の本気」をガッツリ見る経験は大切かなと思います。普段のレッスンでさえも1分以上踊ることって少ないから。コンテストでも3分だし、クラブのショーなんかも長くて6分くらい。今回、1時間よ!?(笑) やる側もだけど、見る側にとっても何か得るものがあると思います。

MIKIHO : 1時間踊り続けた人がどうなるのか、見て欲しいですね(笑)

そういえば、チケット予約フォームには「各公演40名限定」とあった。[一心寺シアター倶楽]の本来のキャパよりも、あえてコンパクトな規模で開催されたわけだが、それゆえに彼女たちの息遣いや、細かい表情、体重の預け合い、波動の強弱までが感じられたことも“60分見続ける側”にとっての貴重な体験だったと思う。

 

少しの挨拶の後のエンディング。それまで張り詰めていた緊張を解いてリラックスした様子で踊る2人。オーディエンスも、それまで我慢していた声援や拍手を惜しみなく送っていた。


公演後、インスタのストーリーには公演を見に行った人たちの感想やコメントが続々とアップされた。(その多さは、公式インスタアカウントのハイライトを見てもらえば分かる)

もちろん、個々のアカウントもメンションされた訳だが、REIKOさんMIKIHOさんはそんな気持ちに応えるように個人アカウントでストーリーをリポストしてコメントを返していた。

そんな彼女たちのコメントのなかで、「60分という長さを見てもらう」ことや「生で届ける」といったキーワードが繰り返し語られた。時代は「時短」「ライフハック」など、何かと効率化が優先されるようになりつつある。そしてダンスを含むエンタメやアート表現は、SNSを通して数秒単位で切り取られ、インスタントに消費されるようになった。今までは考えられなかった拡散力で、広範囲にリーチできるようになった恩恵もあるかもしれないが、その代わりに、それらのダンス動画が持つエネルギーは、広がる数に反比例して減少してしまっているとも思う。(翌日には忘れ去られてしまうような情報に、何を心を動かされることがあるだろう?)

REIKOさんMIKIHOさんと、2人を取り巻く技術スタッフが60分の舞台を作り上げることは、きっと想像以上に過酷で、膨大なエネルギーを要する活動だったに違いない。しかし、人の心に残り、長い年月をかけて蓄積していくものは、それだけ過酷なプロセスを経た表現であるはずだ。公演に携わられたスタッフの皆さんと、REIKOさんMIKIHOさんへのリスペクトを込めて、JAZZど素人による公演の感想記事を閉じる。


おまけ

公演終了後、ロビーに出てこられたREIKOさんと、YUKIEさんAKKYさんによるたわいないほっこりトークに癒されたのは言うまでもない。今年の夏に7年ぶりにカムバするCANDY NEONのショーもぜひチェックしてほしい!

Seiji Horiguchi

まだ続く!令和4年。新しくスタートするレッスン。

 

以前、「令和4年ニューインストラクター」と題して前半・後半に分けてブログを更新しましたが、その後も続々新しいレッスンが決まりました!なので今日は、今年の4月と5月にレッスンスタートするダンサーの紹介を。


令和4年。新しくスタートするレッスン。[前編]

続・令和4年。新しくスタートするレッスン。

そしてこの記事の後半では、今年のFRESHの発表会情報もお届けしたいと思います。


まずは一人目。4月からレッスンがスタートするダンサーです!


◉HIKARINGO(D’LACSSY)

毎週木曜19:30-21:00
WAACK入門/初級CLASS(4/7スタート!!)

FRESH初となるWAACKクラスのスタートです!

20代にして、OLD SCHOOL NIGHTやFemale Troubleなど、全国レベルの大会でタイトルを獲得しているHIKARINGOさん。特にソロバトルでの爆発力は凄まじいものがあります。ディスコから新譜のHIPHOP/R&Bまで好んで聴くという音好きな彼女は、最近ではDJにも挑戦中とのこと…!

WAACKが持つフリースタイルな可能性を引き出すべく挑戦中のHIKARINGOさんに、レッスンへのこだわりや、どんなレッスンにしたいかを聞いてみました。

HIKARINGO
良い意味で”ジャンルに拘らず”をモットーに色んな音楽に触れ、感じて、新たな発見を大事に進めていきたいです。音楽とダンスと!一緒に踊って、パワーを共有して濃い時間を過ごせたら嬉しいです☺️

ムーディでハイスキルなダンススタイルと、親しみ溢れる関西弁のギャップに、個人的にほっこりします。お笑いマニアの一面もあったりと引き出しが多い…!いろんな面でFRESHに新しい風を吹かせてくれそうな予感です。


次は、5月にスタートするクラスの紹介を。


◉RYOKA(B△MDIVA / DIVAcrew)
毎週木曜18:30-20:00
GIRL’S HIPHOP入門/初級CLASS(5/5スタート!!)

今、関西の若手HIPHOPシーンで最も勢いがあるチームの一つ、「B△MDIVA」のメンバーRYOKAさんです!
LAで開催されたWorld of Dance2018に、DIVA crewで挑戦して堂々のパフォーマンスを見せつけたり、10人以上チーム限定のコンテスト「THE UNITY」で特別賞を受賞したりと、がっつり結果も残しながら、インスタやYoutubeといったメディアからも強く発信中のダンサーです。パワフルなコレオは見ていて気持ちいい!

ロケ地や衣装にもこだわって映像を作るなど、チームのPV一つとっても妥協なしのRYOKAさんに一言いただきました!

RYOKA
まず、FRESHでレッスンできることがとても嬉しいです!ダンスはもちろん、ファッションや表現といった部分も共有していきたいと思ってます!

クラブでのショーから、チームWS、さらにYoutubeでのエンタメ性溢れる映像まで、「いつ寝てるの!?」と思うくらいバリバリハードに表現中のRYOKAさん!FRESHの発表会ではどんな作品が出てくるのか…など、楽しみが増えつつあります!


そして同じく5月スタートのクラス!


◉TaDachan(アニマル元年ズ/TDSAI)
毎週水曜19:30-21:00
AFRO入門/初級CLASS(5/11スタート!!)

この方の超ピースなダンスにはファンも多いでしょう。アフロダンスを日本に広めるべくバリバリ活動中のTaDachan(タダチャン)。先ほどのWAACKと同じく、FRESH初のジャンルとなる「アフロダンス」の入門/初級クラスを担当してくださいます。

僕も今回お話をゆっくりうかがう中で勉強になったのが「アフロダンス」と「アフリカンダンス」は異なるということ。TaDachanの説明を引用しましょう。

民族的でトラディショナルな「アフリカンダンス」に対して
「アフロダンス」は、時代の流れと共に
新たな音楽やダンスが作り出され、
時代と共に進化する“アフリカのストリートダンス”。

「アフリカのストリートダンス」という表現がとても分かりやすい!アフロならではのパワフルな一面と、常に新しいステップが生み出されるクリエイティブな一面を合わせ持ったダンスというわけですね!いまいちイメージがつかないという方は、是非こちらの動画を見てみてください!

特にこちらのインタビューは、アフロダンスへの思いが伝わってきます!

また、こちらも一言メッセージもいただきました!

TaDachan
アフロダンスはとにかく楽しいです!!初心者の方でも他のジャンルをやってる方でも老若男女、どの世代でも楽しんでいただけるダンスだと思ってます。アフロミュージックに合わせて、エナジー、パッション全開で楽しく踊り、HAPPYな時間、空間を皆さんとシェアできたら嬉しいです!アフロを通してたくさんの方と出会えることを楽しみにしています!よろしくお願いします!


以上、HIKARINGO / RYOKA / TaDachanの3名が4、5月から新たにレッスンが始まるダンサーでした。いずれも入門/初級CLASSなので、初心者もOKですよ!


それでは、最後に今年のFRESHの発表会情報を…。

2022年の「NAMURA ATTACK」は、

10月16日(日)に開催することが決定しました!

昨年12月にスタジオパルティッタで開催したNAMURA ATTACKの第二弾です。最近のブログでも紹介してきた通り、この1~5月でインストラクターが増えたので、発表会もさらにパワーアップすること間違いなし!クラス作品も、ゲストショーケースも、乞うご期待。

スタジオパルティッタは、主に発表会やダンスショーを行うパルティッタサイド(屋内)と、常にパーティが行われているアウトドアサイドの両方を楽しむことができるのが最大の特徴ですが、今回は10月の開催ということで最高の気候の中開催できそうな予感です。

みなさん、10月16日は、ぜひ予定を確保してくださいませ!それでは。

Seiji Horiguchi

これまでのFRE$Hインタビューのパンチラインを振り返る。(後半戦)

FRESH DANCE STUDIOでは、好きなことと向き合う力や新たなアイデアに出会うきっかけを作っていただくべく定期的にダンサーやアーティストにインタビューを行い、そのライフスタイルや活動の内容などを紹介しています。

スタジオスタッフをしながらダンサー/ライターとしての活動も並行して行なっている僕、セイジが
このインタビューシリーズに関わらせていただいてから はや2年半。実に12名のアーティストにお話を伺ってきました。

どなたのお話も本当に素晴らしく、鳥肌が立ったり、涙腺が緩んだり、背筋が伸びたりと様々な回がありました。その中でも特に皆さんに紹介したいと思う名言(パンチライン)をセレクトするという企画。

本日はその後半です。

※前半戦はこちらから↓

これまでのFRE$Hインタビューのパンチラインを振り返る。前半戦。

https://freshdancestudio.com/blog/2019/08/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%aefreh%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%92%e6%8c%af%e3%82%8a/

前回のブログでも書いたのですが、できることならインタビュー全文を読んでいただきたいですし、心に響くワードはもちろん以下にあげるものだけではありません。人によって琴線に触れる言葉というのは違うはずですので気になった方は時間のある時にぜひ過去のインタビューもご覧ください。

FRESH DANCE STUDIOロングインタビュー記事一覧

https://freshdancestudio.com/news/longinterview.html

それでは、早速。


 

MIO & MAHINA

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インタビュアー –「GIRL’S HIP HOP」というMIOさんの一面は、MAHINAさんとのユニットでは、なくなりますよね?例えば衣装一つとっても、肌の露出が、二人のユニットでは少なくなるイメージがあります。

MIO — なんというか、エミちゃん(MAHINA)がGIRL’S HIP HOPに寄せてしまうと違和感がある。うまく言えないけど…エミちゃんがエミちゃんじゃ無くなるねん(笑)

MAHINA — MIOさんとユニットをするとなった頃にMIOさんが「ここは出したくないんよね」と言ったのにほっとしたのを覚えています。MIOさんのいう”隠す美学”については私もとても共感できる部分があって、「隠していても内側から見える色気」に惹かれます。ナチュラルに出る色気だったり、女性らしさを大事にしたいですね。外見も当たり前に大事だけど、無理しすぎると違うというか。そういう感覚は共通しているなぁと、この3年一緒に踊ったり話したりする中で感じてきました。

✍️✍️✍️

大阪をはじめ日本各地でショーやWSを行うMIOさん、MAHINAさんのお二人。ここでは「隠す美学」という部分について話していただきました。ここは自分も非常に共感する内容で、性別に関わらず色気を感じたりショーにグッと引き込まれる時というのは、外見的なものよりも内面的な性質やオーラのようなものが作用してるんじゃないかと常々思うわけで。もちろんMAHINAさんがおっしゃる通り「外見も大事」ではあるんですが、そこに中身がともなって初めてオーディエンスを引き込むショーになるのではないか、と。
それからFRESHインタビューでは、ほぼ毎回「ダンスのスタイルは異なっていても、人として重要な部分を共有していれば魅力的なチームになる」という話になるのですが、「根底の部分の感覚を共有できる」と話されたMIOさんMAHINAさんは、それをより明確にしてくださいました。


 

CHEKE(HEX BEX)
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Youtubeとかインスタで一個だけ動画見て「あ、今これが新しく流行ってるんや」って真似してまう人と、音とか踊りが大好きで、自分のかっこいいって思うやつを探しまくって自分に響いた踊りを真似する人とでは、全然違うと思う。言い方が正しいかはわからんけど、90’sのステップにしろ、今の流行りのムーブにしろ、ある程度までは「切り取り貼り付け」でできるやん?第一線でやってる人も落ち着いて見たら結局「切り取り貼り付け」やったりするんやけどそのやり方がかっこいい。ニュアンスが全然違ったり。

✍️✍️✍️

ここでは、現行のHIPHOPをチェックし続け、自分の中に取り入れるということの難しさについてCHEKEさんに話していただきました。「流行っているからやる」と「めっちゃ好きだからやる」の違いについての話はとても興味深い内容でした。もちろん楽しむ方法というのは自由に与えられるべきものなので「こうしなければいけない」という決まりはないです。しかし、楽しむということに、”教養”が加わることこそが、ダンスをより高い次元の娯楽にする鍵ではないでしょうか?
このインタビューの翌日にちょうどCLUB JOULEでCHEKEさんのショーを拝見したのですが、「インタビューでおっしゃっていたことはこういうことだ!」と腑に落ちたというか、改めて衝撃を受けました。


 

oSaam(sucreamgoodman)
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(チームのDVD作品である)LINKSというものをやろうってなって、その時に初めてチームメイトと向き合ってんな。それまでは、言葉で伝えなくても(チームメイトが)自分のこと理解してついてきてくれるもんやと思っててんけど、実際は全然ちがくてわかってもらえないことが多かった。でもそれは自分が言葉足らずなだけやってんな。相談もせず、決めたことだけを報告するとか。自分が伝えようとしないとみんな理解してくれへんねやって。そこからちゃんと伝えるようにしようって思った。

✍️✍️✍️

sucreamgoodmanの映像作品「LINKS」。NYで撮影を行うにあたってチームメイトとのコミュニケーションがスムーズに取れず、はじめは苦悩したとoSaamさんは話されていました。仲の良い友達との間で、重要な説明や自分の感情を表す言葉をついつい省いて(もしくは省かれて)失敗してしまうことは、僕自身も何度もあるのですが、そんな経験がoSaamさんにもあったということが意外でした。チームメイトや仲間と作品をクリエイトしたり、プロジェクトを企画したりする時、そしてもちろんショーを作る時もいかに自分のやりたいことや方針を伝えるか、が重要だと。
今年の春にドロップされた「LINKS2」では、そういったわだかまりもなくスムーズに制作できたようです。(まだご覧でない方は是非LINKS1,2を比較して欲しい!そして意見を交換したい!)


 

METH(XXX-LARGE)
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「田舎に住んでるけど、地方に呼んでもらえるようなダンサー」のモデルケースになろうと思った。そうなれば、他の人も「ダンスするなら東京か大阪」っていう考えからもっと視野が広くなると思って。そういう影響の与え方もできるかな、と。

✍️✍️✍️

XXX-LARGEメンバーとして東京のアンダーグラウンドの最前線で活動されていたMETHさんは2011年の東日本大震災を機に地元である北海道は斜里へ戻られました。都市部に比べて環境は決して良いとは言えない状況の中で、ダンサーとしての活動も継続し、JUICE Recordsを設立してオーナー、あるいはデザイナーとしても活動を行いながら生活をするのは並の努力ではなかったはず。
僕自身ももともと、長野県の松本市というところからダンスをするために大阪へ出てきた身なので、ローカルでサバイブするという選択を行ったMETHさんの覚悟と行動力には本当に感服しました。
それと、個人的に今年は東北や北海道のプレーヤーと繋がる経験もあったりしたので都市部とローカルの違いについてよく考えます。


 

以上でインタビューの名言紹介は終わりです。
前回の記事でも何度か書きましたが、結果を出している方の言葉というのはスタイルやジャンルやエレメンツを超えて響くものがあるのではないでしょうか。紹介した言葉のうちのどれかが、胸に残って皆さんの生活のどこかのヒントになればこれ以上の喜びはありません!
今年も残り4ヶ月ほどとなりましたが、現在新たなインタビューもじわじわ企画中。そちらも是非注目いただければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Seiji Horiguchi

これまでのFRE$Hインタビューのパンチラインを振り返る。(前半戦)

8月も終盤に差し掛かり、もうすぐ9月。甲子園の決勝が終わるのを待っていたかのように、一気に気温は下がり、かなり過ごしやすくなってきました。
読書、音楽、食欲、スポーツの秋などなど、生活が豊かになる季節。

と、いうことで今回は「読書の秋」にちなんで、

過去のFRESHインタビューのパンチラインを紹介しよう

のコーナー。
(まあでも厳密には「書」ではないですね。いつかはインタビューをまとめて紙媒体にしたいと思っています!)
ちなみに「FRESHのインタビューって何?」という方はこちらをご覧ください。
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FRESH DANCE STUDIOプレゼンツ
インタビュー記事一覧

https://freshdancestudio.com/news/longinterview.html

今までに僕がFRESH名義でインタビューをさせていただいたのは12名のダンサー/MC/グラフィティライター/ビートメイカーの皆さんです。その中でもダンサーの方の回にフォーカスして、特に心に残っている言葉を紹介したいと思います。
(全部で8回分あるため、本日は前半の4回分を紹介します)

 


 

もちろん本当はインタビュー全文をチェックしてほしいですし、その時の軸となるテーマとは関係のないような何気ない言葉に力をもらうこともあります。
(僕はインタビュー記事の醍醐味はここにあると思っています)
ですので、気になった方のインタビューがあれば、お時間のあるときにでも本編の方を一読いただけると嬉しいです^^

それでは、早速。


 

MAKOTO(MIDDLE FILTER)
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MAKOTO : ダンスイベントやスクールが増えて、入り口が広くなってる一方で、「こだわる部分がある」という事を皆が認識してほしいな。最近は「これや!」っていう衝動がない人とか、(あったとしても)薄れてる人が多いと思うねん。好きでダンスをしてるんなら、その衝動にもっと素直になってもいいんちゃうかな。(中略)「これ」っていうものに絞ったほうが深いとこに行けると思う。そうやって貫いた方がかっこいいし。

✍️✍️✍️

長年に渡って90’sのスタイルを追求し、さらに自らのフレーバーも織り交ぜながら今の時代に発信し続けるMIDDLE FILTERのMAKOTOさんがこの言葉をおっしゃるという意味。凄まじい説得力がありますし、ダンサーだけではなく、好きなことに向き合っている人全てに当てはまることではないでしょうか。
ずっとやってるとうまくいかず、「なんでこんなことしてるんだろう」とネガティブに考えてしまう時もあるかもしれませんが、そういう時こそ原動力というか「ここが好き!」というポイントに正直になるべきなんだと再確認しました。
自分はこの時、初めてインタビュアーを務めるということでガチガチに緊張していたのですが、MAKOTOさんのリラックスされた姿と熱い話に、気づけば夢中になっていました。


 

MTE
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MTE : 言ってしまえば“JAZZ”でもないし”HIPHOP”でもないし(中略)自分が踊っているダンスのスタイルに対して「自分はこういうダンスをしてます」と言葉で説明が出来ないことが苦しかったりしましたね。でも、ジャネットのバックダンサーの方たちって私から見たらすごくHIPHOPなんです。バレエもジャズのボキャブラリーも持ってるダンサー達でしたけど、HIPHOPを感じましたね。色々な感情と戦い、気が付いたら自分のダンスを説明する時に「MTEスタイル」と言うようになりましたね。「私は私です」って感じ!

✍️✍️✍️

既存のジャンルに当てはまらないことでスタイルが理解されず、悩んだMTEさんでしたが、それでも自分のスタイルを貫くというハートの強さと、最終的には、他のどのジャンルでもない「MTEスタイル」と言い切ってしまうかっこよさがここに表れています。「日本人はなんでもカテゴライズしたがりすぎ」という話がありますが、言葉で分類分けすることには確かにデメリットもありますね。(レッスンのジャンルを確実にカテゴライズしなければいけないダンススタジオのスタッフとして、ジレンマを感じてしまいます…)どの時代も分類としての言葉は後から付いてくるもの、ということを我々は覚えておく必要があるのかも。


 

REIKO(OUTSET)
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(パーティオーガナイズをする際に意識していることについて)
REIKO : 自分は極力、出演はしないようにしています。来てくれて「ありがとう」と何かあった時の「ごめんなさい」を言う人。その状況にさせてくれているのはスタッフですね。お金の計算をやってくれたり、細かい部分をケアしてくれる子がいたからできました。というよりいなかったらそもそもイベント自体もやってなかったと思います。スタッフの子も「REIKOさんはイベント当日は『ありがとう と ごめんなさい』を言う人だから」というスタンスで動いてくれています。

✍️✍️✍️

もう「先輩!」というより「親方ぁ!」と叫びたくなるくらいの器の大きさ。REIKOさんのかっこよさが、まざまざと感じられる内容でした。イベントのオーガナイザーに限らず、何か集団のトップになるということはこういうことなんじゃないかなぁ。そうやって、何かあった時は動いてくれる先輩がいるからこそ、その下のスタッフの方々も信頼して頑張れるのだと思いました。THE・安心感ですね。
もちろん「細かな仕事をスタッフに任せっきりにする」という意味ではありません。「オーガナイザーをするなら、何か一つの部分をよく知ってるだけでは無理だと思います。(イベントを)まとめる人は幅広くいろいろなものを見聞きして考えていないといけない。」ともおっしゃっていました。親方ぁぁ!


 

KAZUKIYO(BOUNSTEP)
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KAZUKIYO : 自分も入りはバトルじゃなかった。THE GAMEの1回目に出た時に気づいた。あの場で、「踊り合う」ということを学んだというか。(中略)それまではクラブで揺れてはいたけど、誰かと向かい合って踊ることはなかった。THE GAMEに出て初めて「こういうのがクラブでもあるんだ」って気づいて。そこからは誰かれ構わずバトルを仕掛けるようになった。それがバトルの入りやね。

✍️✍️✍️

そもそもバトルというのはクラブで自然発生的に起こっていたものだし、何より対話(セッション)の要素が強かったと話すKAZUKIYOさん。相手との高め合いこそがナイスバトルになる、という当たり前なようで難しい部分を話してくださいました。
確かに、観客全員が総立ちになって大歓声が湧くようなバトルは、バトラーがコミュニケーションを取りながら踊っているものが多いですね。
ちなみにTHE GAMEの第1回目の話は初回のMAKOTOさんのインタビューでも出てきました。予選サークルは、かませないダンサーがいたら速攻 次のダンサーがそれを押しのけて出てくるという状態だったそう。こわ!


 

今回はここまで。前半だけで、もう濃厚すぎてここまでだけでも消化するのに時間がかかりそう。(半分で区切ってよかったなぁ)
読んでくださった方にとって何かヒントになったり、シンプルに「頑張ろう」と思えるきっかけになれば幸いです^^

次回、後半戦では

・MIO&MAHINA
・CHEKE
・oSaam
・METH

の4回の力強い言葉を紹介したいと思います。お楽しみに。

Seiji Horiguchi

New Lesson!!LAから帰国するayana。HYP2人がFRESHに揃う。

別れもあれば出会いもある季節。春。
花粉で目鼻が壊滅状態になる季節。春。
暁を覚えず惰眠をむさぼってしまう季節。春。
僕の住んでる大国町ではぼちぼち変態が出没する季節。春。

いずれにしても
少なからず周りに何か変化が起きやすいシーズンではないでしょうか^^
それはFRESH DANCE STUDIOにとっても同じです。
2月3月いっぱいで終了するレッスンもあったりで寂しいのですが…
本日は4月からFRESHで新しく始まるレッスンの情報をお届け。

NEWインストラクターは…

HYPのayanaさんです!!

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関西を中心に活動を続けたのち、2017年、単身LAへ。
そこでダンスをはじめ様々な経験を経てカルチャーを吸収したのち、
この春に満を辞して帰国。
旬なHIPHOP MUSICを独自のフィルターを通して
パワフルかつ繊細に表現する”ayanaスタイル“にはファンも多く
ショーケース、ナンバー、ゲストショーと、日本にいる間から引っ張りだこでした。

そんなayanaさんの唯一無二なスタイルに、
ストリートダンスの本場LAで磨きをかけ今に至るというわけです。

彼女のインスタグラムを見ても
その常人離れしたファッションセンスと音楽性がわかるはず。

https://www.instagram.com/ayana_hyp/

本人からもFRESHでのレッスンが始まるにあたって
以下のようなコメントをいただいています。

ストレッチ→筋トレ→アイスレーション→振付
の順番でゆっくり丁寧に教えていきます。
初心者の方でも 全然大丈夫です!
一緒にダンスと音楽を楽しみましょう!!
ハイテンションの子 待ってます!!


 

さて、ayanaさんがFRESHのインストラクターになるということは
どういうことか…。そう。

HYPの2人がFRESHインストラクターに揃ったぞ。

shinko36

ayana-image1

Village Camp、City Attackなど、これからのFRESH主催のイベントも楽しみですね!


 

ayana(HYP)

【プロフィール】
SHINKO ayana からなるイカツさ、女らしさ、パワフル、を兼ね備えたfree styleフィメールチームの1人。関西を中心に、様々な舞台やCLUBにてショーケースを行い、バッグダンサー、振付師やファッションショー、ヘアショーのモデル、個人では イベントのオーガナイズ、ファッションデザイン など幅広く活動中!2017年から約2年間 ダンストレーニングのため Los Angelesに単身留学し、数々の有名ダンサーのクラスを受講し スキルを上げて 2019年に帰国。

【経歴】
●street dance battle fes [DDD]jazz battle 部門 準優勝
●第二回 jazzy battle 優勝
●OUTSET 舞台 『chois is yours』
●舞台 『DANCE SQUEARE』
●kansai dance award best dresser特別賞 (HYPnumber)
●sweet riciors バックダンサー
●TRUE SKOOL 2015年2月度 3位(HYP)
●東方神起LIVE TOUR2015~WITH~ ダンサー出演
●LEGEND大阪予選大会 奨励賞(HYP number)
●SUMMER SONIC 2015 ダンサー出演
●2015年 関西コレクションSS @ 京セラドーム 出演(HYP)
●2017-2019 LA単身留学


 

詳しくはこちらのインストラクターページをチェック!!

https://freshdancestudio.com/instructor/hiphop/ayana.html

この春、新しい風が関西に吹く事でしょう!!

Come on,Spring!!!!!

Seiji Horiguchi

参加クラス決定!!!

   おはようございます!

    CITY ATTACK    参加クラス 決定

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今年も最高の音楽の場所を作らせて頂きます⭐︎

参加申し込みの受付もさせて頂いておりますので

参加される方は参加クラスのインストラクター、受付スタッフ確認、お問い合わせの上

お申し込みの方宜しくお願い致します⭐︎

皆さんお疲れ様でしたー!!!

  ビレキャン!!!

最高に終われました!!

私カメラでスナップ少しだけ!!アップ!
(スマホカメラで写り悪くてすいません)

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ホルモン炒め丼もタコスもどちらも美味しすぎました⭐︎

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ビレキャンの名物になりそうなイントラバトル!!!
勝者は女性陣チームでした⭐︎
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火曜日のB−BOYも遊びに来てくれたyo!

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可愛いすぎたキッズ⭐︎
Sサイズもありますよー!!!
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最後は恒例 DYさんのお誕生日のお祝いで毎年締めるのですが
  HONGOUさんがオイシイとこ持って行ってしまいましたね♪笑

ざっと雰囲気だけ届けられましたでしょうか!

カメラマンさんからの⭐︎写真待ってて下さいね!!!

2018Village Campキャスト紹介そのⅡ~ゲストチーム②~

2018Village Campのキャスト紹介、今回はその第二弾です!

前回の記事はこちらから。

https://freshdancestudio.com/blog/2018/06/2018village-camp%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%81%9D%E3%81%AE%E2%85%A0%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E2%91%A0/

早速ゲスト紹介、参りましょう!


 

HEX BEX

90年代の登場以降、ホームである大阪を中心に、日本のHIPHOP水準を大きく押しあげたチーム。
日本をところ狭しと巡るだけではなく、アジア圏にもその名を轟かせており、
彼らのスタイルに影響された後続のダンサーが今でもあとをたちません。

DJ、グラフィティライター、MC、音楽家など、他エレメントとの実験的なクリエイト活動も
積極的に行っています。

keiko+manami

大阪が生んだ”THE NATURAL STYLE”のHOUSEダンサー。
Pulsecode よりkeiko、そして若手筆頭の 毛利と猪木 よりmanamiがユニットを結成。
無理をしないかっこ良さ。難しいことを何気なくやってのける渋さ。
そんな共通事項がこの二人の間には存在します。
ありそうでなかったこの組み合わせはファン必見です。

 

Manijyu

HIPHOP,Soul,Tahitian(タヒチアン)など様々なダンスを根底に起きつつ
全く新しいスタイルが2年前、突如として大阪に現れました。
彼女達の、斬新でいてどこか懐かしいスタイルは多くの人の心をつかみ
各方面のコンテストでも入賞を飾っています。
今年6月のTRUE SKOOLでも、準優勝を獲得。

海のそこで祈りを捧げているような心地良いダンスは、穏やかながら見応えがあります。

MO★JO

現行のHIPHOPをいち早くキャッチし、自分たち色でアウトプットするのは
SHIZUKA,Yukkiiの二人組。

あっと言わせる意外性のあるファッションと、
安定感のあるコレオは思わず歓声をあげずにはいられません。
大阪でも非常にファンが多いチームの一つ。

MTE×TAKENO

ダンスを軸に独自の表現を行うほか、ダンスやヨガの要素を取り入れたセラピーにも取り組むなど、
ダンスの可能性を広げる活動を展開しているMTE,
そしてコレオグラファー/DJ/デザイナーなど、様々な顔を持つTAKENOの2人の爆弾級のユニットが数年ぶりに実現!!
WORK SNAKERと、MTEのユニットのショーを目撃したことのある方にとっては
ガヤを入れずにはいられないショーになることでしょう。

異色なようで、不思議としっくりくるダンサーの化学反応をお楽しみに。


 

徐々に、本番までの残り日数も少なくなってきましたね!
キャスト紹介そのⅡに続く…。

https://freshdancestudio.com/blog/2018/06/2018village-camp%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%81%9D%E3%81%AE%E2%85%A2%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E2%91%A2/

2018Village Campキャスト紹介そのⅠ~ゲストチーム①~

本日より、Village Camp2018のキャストをこちらのブログから紹介させていただきます。
題して

「全員が主役!ビレキャンキャスト紹介2018」

FRESH DANCE STUDIOのインスタグラムでも、順番にムービーで紹介させてもらっていますが、
もう少し1つ1つのチームについて知りたい!という方のために
Village Campに出演いただく豪華キャストのみなさんについて、
もう少し踏み込んで紹介させてもらいます

記念すべき第一回目の本日は、いきなりではありますが、ゲストチームの紹介から。
Youtubeでの動画もまとめているチームもありますので、
ショーの予習がてら参考までにご覧いただければと思います^^

Aya Ifakemi Yem+michi+rackstonechiaki

関西でAfrican Danceといえばこの方、Aya Ifakemi Yem.

そしてFRESHインストラクターとしてもおなじみの
michi、CHIAKIの3人が満を持してユニット結成。

African,Reggaeといった異なったルーツを持つ彼女達。
人が踊ることを始めた時代と変わらない、
まじりっけのないダンスへの愛、音楽への愛を表現してくれるでしょう。

BEASTY

AI&HIDEMIからなる人気GIRL’S HIP HOPチーム。
梅田ピカデリーのマンモスパーティ、”NOVEL”でも、毎週大活躍中です。

見た目の美しさ(BEAUTY)だけではなく、野生的(BEAST)なバイタリティも併せ持っているBEASTY.
女性の元来持つ”艶やかさ”を前面に押し出した「大胆すぎ」とも言えるショーが会場を熱くします。

DONUTS

大阪アンダーグラウンドの代表格といえばこのチーム。
TAA,Ryu,SAKUの3人はそれぞれの全く異なるライフスタイルを武器に
多角的に黒さを追求。HIPHOPへの愛情と音の表現のこだわりは人一倍です。

emanua

MAHINA,MAYUMINからなるフィメールHIPHOPチーム。
長年チームメイトとして寄り添った2人が織り成すショーは、
もは神聖な雰囲気すら感じさせ、オーディエンスの感情を揺さぶります。
※ヘブライ語で”Emmanuel”は「キリスト/救世主」をさします。

gang gang gyal + YC.B + kiho tyler

大阪道頓堀のど真ん中のクラブpureで毎週水曜に開催されているフレッシュなパーティ
“Dirty Talk”にてその美しさを放つのはこのダンサー達。
ファッション・音楽性・ダンス。全てにおいて他を圧倒し
時代を牽引するフィメールダンサーと言えるでしょう。

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今回はここまで!

2018Village Campキャスト紹介そのⅡに続く…。

https://freshdancestudio.com/blog/2018/06/2018village-camp%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E7%B4%B9%E4%BB%8B%E3%81%9D%E3%81%AE%E2%85%A1%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E2%91%A1/

名実ともに最高レベル。HOUSE DANCER GENKIのレッスンが7月よりFRE$Hにてスタート。

 

FRESH DANCE STUDIOという場所は、
その特徴としてHIP HOPカルチャーと結びつきの強いスタジオだということは
スタジオ内外ともに共通した認識が存在するのではないでしょうか。

現に先日もスタッフの中でアンケートをとったところ、
7人中7人が「HIP HOPのイベントが好き、もしくは主催したことがある」
回答しました。
(実際にそのようなアンケートは実施していませんが、事実そうです)

さらにそう回答したスタッフの中でも
半分以上のスタッフが「また行きたい、もしくはまた主催したい」と回答しました。
(実際にそのようなアンケートは実施していませんが、事実そうであって欲しいです)

それほどHIP HOPのカルチャーに馴染み深いと言えます。
しかし、今日お伝えしたいのは

「レッスンはもっといろんなジャンルあるんやで」

ということ。
HIP HOPとの結びつきが強い=HIP HOP以外のジャンルとの結びつきが弱い
と考えるのは、軽薄すぎるというもの。

FRESHには本当にバラエティ豊かなジャンルのクラスが集っています。

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REGGAE,HOUSE,BREAK,POP,そしてカポエラまで。
そしてその幅の広さも、日々アップグレードされています。

そんな中、今年の夏からレッスンスタートが決定したダンサーが一人。
東京から神戸に拠点を移された、GENKIさんです!!!

東京のHOUSEシーンの第一線にたち、伝説のHOUSEクルーPYROのメンバーとして
そのスキルと生き様を、20年に渡り磨き続けたGENKIさんが
今年に入り、心機一転、関西で新たに活動をリスタートされます。

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レッスンスタートにあたり、GENKIさんにコメントをいただきました。


関西では新参者です。
共に学び上がって行きましょう。


スマートさがにじみ出ている…。

今からとても楽しみです!!!
HOUSEに馴染みのない方も、普段はHIP HOPを踊っているというあなたも。
一度彼のレッスン、受けてみませんか?

GENKIさん(from PYRO)のレッスンは毎週木曜18:30~20:00!!!


 

■レッスン詳細■

インストラクター  :  GENKI
チーム名  :  PYRO(パイロ)
日時  :  毎週木曜日 18:30 – 20:00
クラス  :  HOUSE 初級

■GENKI プロフィール■

 

・所属チーム/PYROGENKI
昨年、活動20周年を迎えたPYROのメンバー。
質の高さが際立つステップ、時折見せるアクロバティックかつトリッキーなムーヴ。その爆発力と共に、緩急色気を放つそのスタイルは決して見る者を飽きさせない。
国内外問わずWS、バトルジャッジ、ショーケース等をこなし絶えず活動を広げている。
また、NY産まれで世界中にそのムーブメントが広がっているパートナーダンス New Style Hustleを日本でも広めるべく、パーティーHustle Break Tokyoをオーガナイズ。New Style Hustle Kobe等、コミュニティ活動も積極的に行っている。
20年以上のキャリアを持ち、ソロダンス・パートナーダンスを自在に踊りこなすストリートシーンにおいても希少なダンサーである。

■経歴■

00‘ Fight Club Solo Battle優勝
11‘ Juste Debout Japon準優勝
12‘ WORLD DANCE COLOSSEUM関東大会優勝
13‘ DANCE@liveKANTO優勝
14‘ PLB,NSB HOUSE5on5優勝
17’ ・Dreams Come True Live 2017-2018
【The Dream Quest】“秘密” 振付スタイリング
・EXILE USA/Dance Earth Festival 2017 WS
・TRF舞台「DANCE REPUBLIC」~The devotion~
出演・振付
etc…