月別アーカイブ: 2022年3月

まだ続く!令和4年。新しくスタートするレッスン。

 

以前、「令和4年ニューインストラクター」と題して前半・後半に分けてブログを更新しましたが、その後も続々新しいレッスンが決まりました!なので今日は、今年の4月と5月にレッスンスタートするダンサーの紹介を。


令和4年。新しくスタートするレッスン。[前編]

続・令和4年。新しくスタートするレッスン。

そしてこの記事の後半では、今年のFRESHの発表会情報もお届けしたいと思います。


まずは一人目。4月からレッスンがスタートするダンサーです!


◉HIKARINGO(D’LACSSY)

毎週木曜19:30-21:00
WAACK入門/初級CLASS(4/7スタート!!)

FRESH初となるWAACKクラスのスタートです!

20代にして、OLD SCHOOL NIGHTやFemale Troubleなど、全国レベルの大会でタイトルを獲得しているHIKARINGOさん。特にソロバトルでの爆発力は凄まじいものがあります。ディスコから新譜のHIPHOP/R&Bまで好んで聴くという音好きな彼女は、最近ではDJにも挑戦中とのこと…!

WAACKが持つフリースタイルな可能性を引き出すべく挑戦中のHIKARINGOさんに、レッスンへのこだわりや、どんなレッスンにしたいかを聞いてみました。

HIKARINGO
良い意味で”ジャンルに拘らず”をモットーに色んな音楽に触れ、感じて、新たな発見を大事に進めていきたいです。音楽とダンスと!一緒に踊って、パワーを共有して濃い時間を過ごせたら嬉しいです☺️

ムーディでハイスキルなダンススタイルと、親しみ溢れる関西弁のギャップに、個人的にほっこりします。お笑いマニアの一面もあったりと引き出しが多い…!いろんな面でFRESHに新しい風を吹かせてくれそうな予感です。


次は、5月にスタートするクラスの紹介を。


◉RYOKA(B△MDIVA / DIVAcrew)
毎週木曜18:30-20:00
GIRL’S HIPHOP入門/初級CLASS(5/5スタート!!)

今、関西の若手HIPHOPシーンで最も勢いがあるチームの一つ、「B△MDIVA」のメンバーRYOKAさんです!
LAで開催されたWorld of Dance2018に、DIVA crewで挑戦して堂々のパフォーマンスを見せつけたり、10人以上チーム限定のコンテスト「THE UNITY」で特別賞を受賞したりと、がっつり結果も残しながら、インスタやYoutubeといったメディアからも強く発信中のダンサーです。パワフルなコレオは見ていて気持ちいい!

ロケ地や衣装にもこだわって映像を作るなど、チームのPV一つとっても妥協なしのRYOKAさんに一言いただきました!

RYOKA
まず、FRESHでレッスンできることがとても嬉しいです!ダンスはもちろん、ファッションや表現といった部分も共有していきたいと思ってます!

クラブでのショーから、チームWS、さらにYoutubeでのエンタメ性溢れる映像まで、「いつ寝てるの!?」と思うくらいバリバリハードに表現中のRYOKAさん!FRESHの発表会ではどんな作品が出てくるのか…など、楽しみが増えつつあります!


そして同じく5月スタートのクラス!


◉TaDachan(アニマル元年ズ/TDSAI)
毎週水曜19:30-21:00
AFRO入門/初級CLASS(5/11スタート!!)

この方の超ピースなダンスにはファンも多いでしょう。アフロダンスを日本に広めるべくバリバリ活動中のTaDachan(タダチャン)。先ほどのWAACKと同じく、FRESH初のジャンルとなる「アフロダンス」の入門/初級クラスを担当してくださいます。

僕も今回お話をゆっくりうかがう中で勉強になったのが「アフロダンス」と「アフリカンダンス」は異なるということ。TaDachanの説明を引用しましょう。

民族的でトラディショナルな「アフリカンダンス」に対して
「アフロダンス」は、時代の流れと共に
新たな音楽やダンスが作り出され、
時代と共に進化する“アフリカのストリートダンス”。

「アフリカのストリートダンス」という表現がとても分かりやすい!アフロならではのパワフルな一面と、常に新しいステップが生み出されるクリエイティブな一面を合わせ持ったダンスというわけですね!いまいちイメージがつかないという方は、是非こちらの動画を見てみてください!

特にこちらのインタビューは、アフロダンスへの思いが伝わってきます!

また、こちらも一言メッセージもいただきました!

TaDachan
アフロダンスはとにかく楽しいです!!初心者の方でも他のジャンルをやってる方でも老若男女、どの世代でも楽しんでいただけるダンスだと思ってます。アフロミュージックに合わせて、エナジー、パッション全開で楽しく踊り、HAPPYな時間、空間を皆さんとシェアできたら嬉しいです!アフロを通してたくさんの方と出会えることを楽しみにしています!よろしくお願いします!


以上、HIKARINGO / RYOKA / TaDachanの3名が4、5月から新たにレッスンが始まるダンサーでした。いずれも入門/初級CLASSなので、初心者もOKですよ!


それでは、最後に今年のFRESHの発表会情報を…。

2022年の「NAMURA ATTACK」は、

10月16日(日)に開催することが決定しました!

昨年12月にスタジオパルティッタで開催したNAMURA ATTACKの第二弾です。最近のブログでも紹介してきた通り、この1~5月でインストラクターが増えたので、発表会もさらにパワーアップすること間違いなし!クラス作品も、ゲストショーケースも、乞うご期待。

スタジオパルティッタは、主に発表会やダンスショーを行うパルティッタサイド(屋内)と、常にパーティが行われているアウトドアサイドの両方を楽しむことができるのが最大の特徴ですが、今回は10月の開催ということで最高の気候の中開催できそうな予感です。

みなさん、10月16日は、ぜひ予定を確保してくださいませ!それでは。

Seiji Horiguchi

細部までこだわった「ちょうど良い」パーティ。TIMELESS vol.4レポ

2020年。コロナの影響でパーティやコンテスト、そしてダンスバトルが続々となくなり、若いダンサーの表現の場がなくなってしまうという危機感からスタートしたパーティ、TIMELESS。緊急事態宣言の繰り返しによって、やむを得ず延期になってしまったこともあったけど、現場の入場制限を行ったり、オンライン配信を軸にしたりすることでなんとか継続してこれた。

イベントをやり始めた動機は「やらねば!!!」だったけど、「どうせやるならイベントとして細部まで充実させたい」という気持ちもあって、第一回目から濃厚なキャストが揃った。その甲斐もあって、遠方から遊びに来てくれる人がいたり、「このイベントに出たい」と言ってくれる人が現れたりと、運営側にとってはこれ以上ない反応が返ってくるようにもなった。

今回は若手から御所まで全17チームと、3人のDJに出演してもらった。写真もたっぷり載せながら当日の様子を振り返ろうと思う。


「当日の様子」と言ったが、まずはこのフライヤーから触れさせて欲しい。

一発で目を引くフライヤーのデザインは、大阪市の我孫子(あびこ)在住のコラージュアーティスト、AIMIちゃん。TIMELESS第一回目からずっと依頼させてもらっていて、過去にはイベントのCMも作ってもらったことも。

告知の時にも書いたけど、AIMIちゃんのポップでサイケな世界観はたまらない。爽やかなカラーリングと意外な取り合わせのコラージュ。そしてそこにちょっぴり不安な気持ちにさせるようなモチーフもスパイスとして加えるAIMIちゃんのデザインは、他にはない。そういえば以前、「コラージュのアイデアはどこから来るの?」と聞いたら「自分が見た夢をかなりの確率で覚えていて、それを形にすることもある」んだとか。今回のTIMELESSは3月の開催ということで「春っぽい感じ」というイベント側からの注文に対し、このようなデザインで仕上げてくれた。個人的にパーティのフライヤーっぽくないところが気に入ってる。フライヤーフライヤーしてないというかね。


話を「当日の様子」に戻そう。


この日のフードブースは、今回初参戦、日々ヘッズの腹を満たし、さらにイベント出店も行うなどストリートシーンに寄り添う南堀江のオアシス[That’s Pizza]。この日「pizza city」としてショーにも出てくれたグウェンは、[That’s Pizza南堀江]の店長 。

会場に入ると、高く積まれたピザの箱の山が目に飛び込んでくる。グウェンと、同じくショーに出てくれるISSA君が朝からお店で大量のピザを仕込んで持ってきてくれた。パーティでマルゲリータをまるっと1枚食べられる贅沢感…。イベントオープン直後から早速オーダーしてる人もちらほらいたぞ。余談だけど、僕がThat’sでいつも頼むメニューは、ホワイトソースベースの生地に、ソーセージとポテトがどっさり乗ったわんぱくな一枚「ソーセージ&フレンチフライ」(¥1,100-)だ。コーラとキメるのがオススメ。

フードブースの隣には、BETWEEN MUSIC STORE(以下BMS)による物販ブースが待ち構えている。この日スペシャルゲストDJとしても参加してくれたDYさんがセッティングして、ブースにも立ってくれた。

イベントのブースにもきちんとレコード、アパレル、VHS、ボールペンなどなど、BMSならではのアイテムを持ってきてくれるあたりにも、DYさんの丁寧さを感じる。それから、何年か前にデータで広まり、今年満を持してフィジカルリリースしたMIX『SOON AS I GET HOME』はオンラインストアやレコード屋では購入不可のレアアイテム。希少価値の高いMIXがゲトれるのも現場の物販ならではの楽しさだ。DYさんがDJをしている間は、敏腕スタッフが店番をしてくれていたぞ。

オープンDJはDJ Rie。この日唯一のレコードでのDJ。気合いを入れてレコードを選んできてくれたらしく、予定よりも少し遅れての到着。ダンサーでもある彼女は、DJとして活動し始めてまだ日が浅いルーキーだけど、好みがはっきりしていて気持ちいい。のんびりしたRieちゃんの話し方からは少し意外な、ハードサウンドがフロアに響く。

南堀江[Isandla Records]でのDJ配信もアーカイブ視聴可能なので、時間がある人は覗いてみて。


いよいよ1部ダンスショーが始まる。全11チームが続々と登場。

1部SHOWCASE

1, MoVe
2, Bug Funk
3, THREE
4, Jiggy flavor
5, PARVATI
6, pizza city
7, Rod
8, lollipop
9, Sugahstone
10, BullDogs
11, クノイチ

ちょうど1週間前に開催された「Osaka Dance Delight」にも挑戦していたチームが多数出演してくれた(11チーム中5チーム!)。ディライト明けにもかかわらず、(いや、ディライト明けだからこそというべきか…?) どことなく鼻息が荒いダンサーが多かった気がする。そういった若いダンサーによる「ぶちかます!!!」というエネルギーがバシバシ伝わってきた。彼らが良い意味で緊張感を高めてくれたこともあって、1部のショーは本当に見応えがあった。彼らに声をかけて正解だった!

ただ本当に残念ながら、直前の怪我とか体調不良によって急遽参加できなくなったチームもいた。せっかくショーに向けて準備してくれたのに…。でも僕ら運営側も、良いチームだと思ってブッキングさせてもらっているので、次回以降必ずリトライしてもらいたい。


1部のショーが終わればDJ JAMによるDJタイム。

この日、彼が所属するTha Jointzのメンバーも多数駆けつけてくれたぞ。同グループの曲もしっかりプレイ。 「シェッケシェケバーディー」「ザッツザジョイン!!」などジョインツ節が炸裂した骨太なサンプリングHIPHOPで、初見の人も思わずバウンス!!


続いて2部
1, Kawaha-lo+Sage
2, ZEST
3, BASIC Inc+Nevnow

自分はこの2部の頭で出させてもらった。2020年1月にショーをしてから実に2年2ヶ月ぶりのショーケース。スタジオの運営やライター業に追われて、踊ることから少し遠ざかっていた時期もあったので、ショー作りに入るときは正直不安もあった。ただ自分のスタイルを表現するツールとして、ダンスは本当に大事だと改めて思ったし、瞬間的に集中したり緊張したりすることの尊さも再確認した。30歳にもなると、生活の中で緊張する経験が本当に少なくなる。個人的に取り組んでいるライター業の方は(これを書いている今もまさにそうだけど)1人でPCに向かう時間が圧倒的に多い。もちろん緊張感のある案件もあったりするけど、ダンスショーの緊張感はやっぱり他では味わえないものがある。あとやっぱりめっちゃ楽しい。


音源トラブルで生まれた気まずい間も、MC KORGEさんのベシャリと「ターン50周チャレンジ」で、さらっと回避。

「50周チャレンジとはなんぞ?」と、気になる人はこちら↓


2部のショーは自分たちのチームを含めHIPHOPが続いた。ZESTも、BASIC Inc.+Nevnowも、コロナ前からイベントでもよく一緒になるチームだったから嬉しかった。みんなかましてたぜ。


SPECIAL GUEST SHOW
1, soil
2, SS
3, ATSUKI+KOSSY

コンテスト、バトルでも結果を残してきた全国レベルのダンサーたち!もはや説明不要。問答無用のスキルや気迫でショーを締めくくってくれた。


そしてラストのDJタイムはDJ DYDYさんのクローズの気持ち良さは、過去のVillage CampやCity Attackでも何度も実証済み。この日もこれ以上ないグルーヴのうねりで踊らせてくれた。途中、(泥酔一歩手前の)DJ JAMも参戦して、2人によるBack to Backになる場面も。これは予期せぬ展開!この時間が一番のハイライトかもしれない。最後は、惜しまれながらも音止め。大盛況のTIMELESS vol.4は、幕を下ろした。


 

ここからはパーティスナップをどうぞ。

大規模すぎると疲れてしまう。チープすぎても惹かれない。TIMELESSは馴染みやすくちょうど良い規模のパーティなんだと思う。二十歳前後の若いダンサーからベテランの大先輩まで、幅広い世代の人がリラックスして楽しんでくれているのは嬉しかった。(テキーラをいきすぎて早々に帰宅し、翌朝ベッドとカーテンが反吐まみれで絶望した後輩ちゃんもいたみたいだけど、それもTIMELESSらしさかも)

改めて出演してくれたキャストや、告知で力を貸してくれた方々、そして会場のSocore Factoryのスタッフ様にお礼を申し上げて、TIMELESSレポを閉じる。

また次回、お会いしましょう。

Seiji Horiguchi