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アメ村放送倶楽部 vol.2 BARBERIKEDA

2020.09.01

週末アメ村放送倶楽部 vol.2 "BARBERIKEDA”

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ゲスト : BARBERIKEDA

コメンテーター : MISATO(ancut stonez)

ホストMC : Seiji Horiguchi
※2020年5月22日(金)のインタビュー


Seiji : さあ始まりましたアメ村放送倶楽部。今回のゲストはBlack hair Stylist、BARBERIKEDAさん!そしてコメンテーター兼ヘアモデルとして、ancut stonezのMISATOさんにも参加していただきます!今日はBlack Hairについてのトークをしていただくだけではなく、実際にスタイリングをする様子を中継しながら、進行して行きたいと思います!

BARBERIKEDA / MISATO : こんばんはー!お願いします!


1, “BLACK HAIR”とは?堺の町が生んだBARBERIKEDA

―全部自分次第!もっとわがままでいいと思うし、自分には自分にしかできひんことが絶対ある―

Seiji : ちなみに今日はどんなヘアセットを実践してもらえるのでしょうか?

BARBERIKEDA : 今日は「Cornrow」と「Braids」っていうベーシックなBlack Hairのスタイルを取り入れたヘアセットを仕上げようと思ってます。で、MISATOちゃんが明日朝から美容院行くらしいから「外しやすいヘアセット」っていうのもポイントとして入れようと思ってます。普段もそういう風にシチュエーションやったり人それぞれのニーズにあったセットをできるように意識してやってます~。

Seiji : なるほど。早速なんですが「Black Hairとはどういうもので、どんな種類があるのか」というのを教えてもらえますか?

BARBERIKEDA : ダンサーはよく見たことあると思うけど、Black Hairはアフリカンアメリカンの人たちがよくやってるヘアスタイル。DreadとBraidsとCornrowは見たことも多いと思うけど、実際はもっともっといろんな種類があって。例えば同じBraidsの中でも細かくスタイルがあるねんな。Twist、Tight Rope(タイトロープ)、Fauxlocs(フォーロックス)、Clochet(クロシェ)、Weave(ウィーブ)、African Knot(アフリカンノット)とか、もっと他にもいっぱいあるんやけど、そういうのをやらせてもらってます。推進活動をしていますね!

Seiji : 聞き馴染みのないスタイルの名前も出てきたけど、写真で見せてもらったりするかな?

BARBERIKEDA : 例えばFauxlocsとかはこんなん。
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BARBERIKEDA : Dreadとかって一回細かいパーマを当てなあかんこともあるんやけど、Fauxlocsの場合は地毛を痛めることなく編める。オーシャンズ8でリアーナがやっててめっちゃ広まったらしい。あとはこれがClochet。

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BARBERIKEDA : パーマに見えるねんけど、地毛だけでCornrowを編んでそこにwaveのエクステを引っ掛けていくみたいな。地毛を傷めずに色を変えたりとか。それを外したのがこれ。おんなじ子やねん。

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Seiji : すご!別人に見える…。

BARBERIKEDA : カラーとかパーマとかしたら結局髪は痛むからさ。ただ「Weave(ウィーブ)」ってスタイルはアジアヘアにあんまり合ってなくて。Cornrowをしてまとまりやすい頭にエクステを縫い付けていく。海外では結構主流のスタイルやけど、WeaveとかClochetはある程度手入れに慣れてないとちょっとしんどいかな。慣れれば楽やと思うけど。Cornrowも寝る前にDu-ragまいて寝たりとか。Braidsも長持ちさせたかったら洗い方を工夫したりするし。そういうのも込みでレクチャーしていきたいですね。Black Hairは世間が思ってるよりも手軽やと思ってます。それを楽しくオシャレにできたらと思ってます!これ、うまく言えてるんかな?(笑)

Seiji : バッチリです!ちなみにBARBERIKEDAさんの今のヘアはどういうスタイルなんですか?
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BARBERIKEDA : Braidsを100本くらい編んでそれをさらにBraidsしてる。毛先はwaveにしたり、焼きどめにしたり、色々チョイスできる。

Seiji : ご自身もずっとBlack Hairで生活されているイメージが強いです。そもそもBlack Hairとの出会いから聞いてもいいですか?

BARBERIKEDA : 自分がなんで編み出したかっていう話になるんやけど、自分自身がめっちゃ天パなんですよ。梅雨の時期とかもう最悪。ボサボサになる。それが嫌で小学校の時から自分で自分の髪の毛編んでてん。小3の時にはAfrican Knotは自分でやってたな。お団子を5,6個編んで。そこから、どんどんBraidsとかもやっていった。当時SPEEDとか安室ちゃんとか人気の歌手もやってて流行ってたし。あと自分の地元の堺は祭りがあるから、お姉ちゃんが編み込みをするねん。

MISATO : キラキラのスプレー振ったり逆毛立てたりしてな!

BARBERIKEDA : そうそう!(笑) そんなんを見て育ったから「あ、こういうスタイルがあるんや」と思ってCornrowを編み出したのが中1とか。

Seiji : 小学校の頃から自分でやってたものが地元の伝統と結びついたんですね。

BARBERIKEDA : やりたいことそのままやったって感じかな。当時Youtubeもなかったから、一回どんなんか見る為に美容院で編んでもらってん。そしたら「思ってたんとちゃう!!」ってなってもうて(笑) 自分でいっぱい調べて本とか写真とかは見てたから「自分やったらこうやんのになー」って編んでもらってる途中からめっちゃ思ってたな。帰って速攻外したww

Seiji : その時からこだわりというか、スタイルの好みがあったんやね!

BARBERIKEDA : でも、美容師の人が編んでる手元は見れたからそれを自分で真似してみたら「案外いけるやん」ってなって。そこから友達の頭借りまくる日々やった(笑) 祭り以外の時もめっちゃ編んでた。運動会の時とか。そしたら気づいたら友達のお母さんにお駄賃もらったりしてた。それが中学校の時とか。「こういう仕事もあるんや」ってその時から気付かさせてもらってた。ありがたいです。

Seiji : 堺の町がBARBERIKEDAを生んだのか。

Barber Ikeda : レペゼン堺でやらせてもらってます(笑)

Seiji : 職業としてBlack Hair Stylistになろうと思ったのはいつ頃?

BARBERIKEDA : んー「なろう」と思ってなってないというか。一生この仕事がしたいって思うかどうかもわからんし。ただダンスを始めた時に「ダンスで食っていく人生は歩まない」とは思ってた。今やってるBraiderの仕事に関してはやっぱり楽しいからかな。どんな形にせよアウトプットはしたいと思ってて。自分の場合はdanceであったりBlack Hairであったり。だから「こっちがメイン」とかはないかな。

Seiji : なるほど。「自分の好きなことを仕事にしたい」っていうところで、多くの人が一度は壁にぶつかったり選択をしたりする機会があると思うんやけど、BARBERIKEDAの場合はその選択はナチュラルにできたと思う?

BARBERIKEDA : 何やっても結局後悔するときもあると思う。「あの人が『こうやれ』って言ったからやったのにできひんかった」とか言ってる人いるやん?「でもそれを選んだのは、お前やから!」って自分は思う。“全部自分次第”やから。「お前の人生お前が決めんでどうする?」って思うな。もっとわがままでいいと思うし、自分には自分にしかできひんことが絶対あるからさ。それがSNSのフォロワーとかいいねの数じゃなくて。”I AM THE BOSS OF MY LIFE”っすね。

Seiji : この言葉はBARBERIKEDAのテーマですよね。その通りだと思います。
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2, その人の魅力を引き出すBARBERIKEDAのスタイル

―なんせ来てくれた人全員が、来た時よりもイケてるなっていう状態で帰したい。―

Seiji : MISATOさんは、どれくらい前からBARBERIKEDAで編んでもらっているんですか?

MISATO : 遡ったら、もう8年前くらいからやってもらってる!もうなんかあったら絶対ここ。初めて喋った時のことを今でも鮮明に覚えててさ、10年くらい前かな。ルーキーっていうイベントがあって…

BARBERIKEDA : MISATOちゃん、ちょっと動かんといて!(笑)

一同 : (笑)

MISATO : いつも喋りまくるから「動かんといて!」って何回も怒られる(笑) で、ルーキーっていうイベントに出てた時に、ショーが終わった時にフロアでお酒持ってぼーっとしてたら、キャスケットかぶった肌の焼けた女の子が私の隣にピトッてくっついてきて、「え?」って思ったらいきなり「なあ絶対元ヤンやろ?」って聞かれたっていう(笑)

Seiji : それが第一声ですか!ヤバいですね(笑)

MISATO : で、いつからかBARBERIKEDAとして編み出して。SNSで写真をあげてるのを見て「めっちゃ上手!」と思って。近々イベントがあったから自分も編んでもらおうと思って連絡してん。でも、まだその時はスタジオはなくて実家やった。で、めっちゃ細かいブレイズをやってもらったから7時間くらいかかって。

Seiji : 7時間!編む方も編まれる方も根気がいりますね!

BARBERIKEDA : 8年前の見習いのスキルやからやっぱりそんくらいかかるで!

MISATO : そのくらいの時間やってもらおうと思ったら、終電で行って朝までやってもらうとか。普通のお店やったらそんな夜中にやってもらうとかは無理やん?でも頼んだらやってくれた。そこから毎回実家に行ってやってもらった。予定が合わんかったら、昼間やってもらって途中で切り上げて帰って、夜にまたやってもらうとか(笑) 休憩でパスタ作ってくれたりしてね(笑)

BARBERIKEDA : あったあった!懐かしいなー!(笑)

MISATO : でもほんまにセンスが良くて。かゆいところに手が届くというか。私の頭の中にあるけどうまく伝えられないイメージも「MISATOちゃんやったらこういう感じやろ?」っていい感じに表現してくれる。私が海外の人のインスタを見て「こんなんしたい!」って思った時も、私のスタイルとか顔の形とか雰囲気とか込み込みで「これをベースにこっちのスタイルにした方がいい」って提案してくれる。似合うように、ちょっと変えてやってくれる!No IKEDA No Lifeです!(笑)
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Seiji : BARBERIKEDAが、本格的に拠点を構えたのはいつ頃?

BARBERIKEDA : 堺にスタジオを構えたのが3年前かな。

MISATO : 堺!あの怖いマンションのとこやろ!酔っ払いの変なおっちゃんがいっぱいいるとこやねんけど、私も予約してそこ行ったときに自転車で変態に追いかけられてめっちゃ怖かったからな!

Seiji : 治安が悪いんでしょうか…!ところでMISATOさんが「私がイメージしたものを、似合うように少し変えながらスタイリングしてくれる」と言ったのもすごいことやと思うんやけど、意識してることってある?

BARBERIKEDA : 基本的にMISATOちゃんはショーの前に編むことが多いから、衣装やったり楽曲やったりショーのコンセプトとか。そういうのを引き立たせるようにめっちゃ考える。あとは本人が普段どんなものが好きかも重要やな。これはまあ付き合いが長いからわかることでもあるけど。…なんせ来てくれた人全員が、来た時よりもイケてるなっていう状態で帰したい。

MISATO : でも、言葉で言ってないのになぜか私の好きなものとかわかってくれてる。私もこだわり強くて、自分の中で「これは似合わんから絶対やらん」っていうのはあって。人から見たらそこまで変わらないっていうことでも、私の中ではナシっていうライン。それをわかってくれてる。

Seiji : なるほど、それが「かゆいところに手が届く」ということなんですね。8年の付き合いの中だったらそれも可能かもしれないけど、例えば一見さんだとそれは難しくなってくるんじゃない?

BARBERIKEDA : 一見さんが来てくれた時は、その時の服装を見たり普段の服装を聞いたり、好きな音楽やったりダンスやったりスケートやったり。好きなものを聞く。あとは逆に嫌いなものも聞くかな。「これは好みじゃない」とか。そこのヒアリングは結構時間かけてる。エクステの色とかもその子が「ピンクがいい」って言ってても「この子絶対ピンクじゃない」って思ったら正直に言うようにしてる。「根元からピンクにしたい」って言われても「毛先にかけてグラデーションでピンクにした方がいい」ってこっちから提案したり。

Seiji : 全て注文どおりではなく、その人に似合うスタイルを提案するという。

BARBERIKEDA : よっぽどそれがしたいとかやったら尊重するけど、編むのが初めてとかやったらいろんなメリットとデメリットを説明するかな。あとはライフスタイルも聞く。長期でやるんやったらケアも大事やから、めんどくさがりそうな子には「オススメしない」って伝えたり。

Seiji : リスナーから質問が来ていますね。「どんなところからインスピレーションを得てヘアにアウトプットしていますか?」

BARBERIKEDA : んー感覚かな。でもスタジオに来てくれた時にさ、「陰な人か陽な人」ってだいたいわかったり色々フィールしたりするやん?それをインプットしてアウトプットしてる。

Seiji : うんうん。でも言葉じゃない部分でその人の好みだったり雰囲気をキャッチしてスタイリングするっていうのは誰にでもできることじゃないよね。なおかつ来てくれたお客さんも満足してくれるとなるとなおさら。

リスナーコメント : 「野生の勘ですよね!」

BARBERIKEDA : 野生の勘でもあります(笑) あ、でももちろん満足いかんこともあるで。120%その人の魅力を出せたなと思う時もあれば、見た感じお客さんが「んー」ってなってる時もある。でもそういう時は本人に言うかな。「あなたのオーダーに対してこう考えてスタイリングして、結果こういうスタイルになったけど、他のお店に行ったらもっと思ってるイメージに近づいたり、思ってるのと違ってもいい感じになったりするサロンがあるで」って言って勝手に紹介してる(笑) 別にうちで編んでほしいとかじゃなくて、みんなにBlack Hairを楽しんでほしいだけやねん。

Seiji : でも、お客さん一人一人に対してカウンセリングをじっくり丁寧にやって好きな色からライフスタイルまで聞いて行くのってめちゃめちゃエネルギーいると思うんやけど、毎回徹底するの?

BARBERIKEDA : うん、でも全部を言葉で理解するんじゃなくて「あーこういうの好きなんやろな」とかわかるときはそこまでカウンセリングに時間を取らないときもあるし。逆に「この子はいっぱい聞いといた方が良さそう」って場合もある。そこも感覚かな。

Seiji : まさに野生の勘。

BARBERIKEDA : 基本的には満足して帰ってほしいし、来てよかったって思ってほしいから、それに対して返せるのは良いヘアスタイルにしてあげることしかないやん?そこにカウンセリングが必要やと思うからこだわってる。その人の魅力をヘアで引き出してあげたい。自分が勝手に先輩やと思ってるヘアスタイリストの人が「美容師とはヘアの技術を提供するだけじゃなくて、心までリラクゼーションさせてあげるのも技術や」っていうのをSNSであげてはって。それは「確かに!」って思った。

Seiji : 基本的には経験をもとに独学でやってきたということやけど、何か参考にしてるものや影響を受けているものってある?

BARBERIKEDA : 「この人のを常にチェックしてる」とかはないけど、SNSは見てます。海外のトレンドが一瞬で入ってくるし。

Seiji : SNSでBlack Hairを見るときって細かいスキル的なところまで分析して見たりする?

BARBERIKEDA : 見る見る!編むのが早い人もいればCornrowのラインが特殊で上手な人もいるし、Dread作るのが上手な人とか見たことないラインやってる人とか。ベーシックなのが上手な人とか。Braiderにもスタイルがあるんやなって。勉強させてもらってます。
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3, Black Hairへの理解。BARBERIKEDAへの質問

―技術はシェアするものやから―

Seiji : MISATOさんに聞きたいのですが、BraidsだったりAfrican Knotにした状態でも「YELLO」での仕事には支障はないんでしょうか?

(YELLO … レディースシューズブランド。ヒールやブーツをはじめ華やかかつ洗練されたデザインのアイテムを取り扱っている。)
YELLO Official Instagram

MISATO : YELLOは、催事とかPOP UPとか展示会で大阪に来てもらったり、逆に自分が東京とか名古屋に呼んでもらったりしてるんやけど、YELLOのコンセプトが「みんな違ってみんないい」で。「体型も国籍もヘアスタイルとかも全部ひっくるめてその人の綺麗さやから関係ない」っていう考え。だから私がBraidsとかしてても「めっちゃ綺麗!」って褒めてもらえるねん。とにかくみんなに対してリスペクトがある雰囲気やねん。私もYELLOのDOLLSに入らせてもらってから、自分のコンプレックスとか自分の嫌いだったところを気にしなくなった。YELLOにはほんまにいろんな人がいてて。補聴器をつけてる子もいればグラマラスな体型の子もいたり、もちろんいろんな国籍の子がいていろんな肌の色の子がいて。でもみんな同じようにファッションを楽しんでて。めっちゃ考え方が変わった。

BARBERIKEDA : そんな社会になるといいね。

Seiji : 間違いないですね。いやなぜこの質問をしたかというと、前にBARBERIKEDAと話していた時に「世間のBlack Hairに対しての偏見」の話になったんです。Black Hairのセットをしたお客さんが職場の人から「もっとちゃんとした髪型にしてきてください」って言われたという話を聞いて。

MISATO : 「ちゃんとしてる」の定義ってなんなんやろな!黒髪のストレート?私も、Black Hairを見慣れてない人からは二度見されるし電車の中とかガン見やし「それ洗えるん?お風呂はいってるん?」とか聞かれたり。

BARBERIKEDA : 洗えるっちゅうねんな。

Seiji : そうですよね。見慣れていない分、理解も乏しいですよね。

MISATO : 日本は、HairとかTatooとかいろんなものに対しての理解がまだまだ低いと思う!

Seiji : もちろんいろんな意見があるとは思いますが、そこは一度考えるべきところなんじゃないかなぁとは思います。ドレッドやコーンロウ=不良の髪型という先入観が確かに存在していますよね。映画や漫画からの刷り込みもあるのかも。
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BARBERIKEDA : …さ、ヘアセットはできましたよ!ちなみにこのヘアセットはBARBERIKEDAの公式サイトから購入できます。

Seiji : では最後に、リスナーからBARBERIKEDAさんへの質問が沢山届いているので紹介したいと思います。「今、熱いと思う編み方はありますか?」

BARBERIKEDA : 日本というかアジア人はあんまりないけど、ウィッグがめっちゃ進化してて。そういうのとかは気になる。あとは最初に言ってたFauxlocsかな。地毛でBraidsを編んでそこにエクステを巻きつけていくねん。それでDreadを作るのってめっちゃ画期的やと思う。時間はかかるけど。

Seiji : 続きまして。「編んでる途中に毛先が出てしまう時、うまくまとめる対処法はありますか?」

BARBERIKEDA : Braidsやったら、地毛のブロックに対しての毛量に対するエクステの量を調整したりとか編み始めの時から地毛をエクステの中に入れ込んで編んだりとか。ワックス使い分けたりも。全然わからんことあったら個人的にDMでも大丈夫です!技術はシェアするものやから。

Seiji : パンチラインですね! では最後の質問「オススメのワックスはありますか?」

BARBERIKEDA : 一概に「これ」って言えないんすよね。ワックスよりジェルの方が良かったり、ワックスでも油性と水性があったり。ワックスが落ちにくいのが嫌やったら水性でホールド強いやつにしてみたり。あとはスタイルと毛質によるかな。頭皮が乾燥しやすい人とかやったら保湿成分入ってるやつとか。日本と海外のを混ぜて使ったりしてる。そこは自分も勉強中です。

Seiji : ありがとうございます!コロナの影響でイベントがなくなってBlack Hairをする機会もみんな少なくなってるとは思いますが、さっきBARBERIKEDAが言ったように、手入れが楽だったり、世間の認識よりもリーズナブルにオシャレにできたりと言ったところを知れたと思うので、more infoについては、BARBERIKEDAに問い合わせてみてください!というわけで今日のゲストはBARBERIKEDAさん、そしてコメンテーター&モデル、MISATOさんでした。ありがとうございました!

BARBERIKEDA / MISATO : ありがとうございましたー!


[筆者あとがき]
BARBERIKEDAは当インタビューの後、2020年6月20より拠点を美章園に移した。堺難波と続き、新たなスタジオを構えたわけだが状況の変化を「チャプター(章)」と言い表しあくまでナチュラルに前向きに活動を行う姿に勇気をもらうのは僕だけではないはずだ。また現在のBARBERIKEDAの隣には大阪ストリートの魅力を伝えるセレクトショップ「nutty clothing」も隣接するなど、「そこに行けば何かが起こるかもしれない」と思わせるようなワクワクする立地となっている。
激動の時代の中、向かい風の強い局面を迎えたエンタメ業界。そんな中でむしろより一層クリエイティブに発信を行うBARBERIKEDAの動きに注目だ。
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PROMOTION OF BLACK HAIR ACTIVITIES
BARBERIKEDA
◆時間 : 11:00-21:00(要予約)
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◆問い合わせはこちらまで : BARBERIKEDA Instagram

文/構成 : Seiji Horiguchi
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