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”神戸餃子紀行”

2022.07.12

”神戸餃子紀行”

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神戸の街は飲食業界が充実していることをご存知だろうか?古くから港町として栄えたこの町は、三宮から元町、さらにその先のモザイクまで、広範囲にわたって飲食店が立ち並んで、しのぎを削っている。僕も個人的に、休日に神戸にフラッと行って中華や寿司をキメるくらい、神戸の街が好きだ。和・洋・中そして喫茶店まで込みで、神戸の飲食店はハイレベルだと思う。特に中華料理は熾烈な競争を繰り広げている。南京町にある本格的な四川・上海料理のお店はもちろん、三宮界隈の中華料理屋も負けていないし、意外と大手のチェーン店も良い勝負だと聞いたこともある。面白いのは、普通なら見落としてしまいそうな細い路地に、行列が絶えないお店があったり、入り組んだ道を抜けないと辿り着けない場所に人知れず名店があったりと、掘り甲斐があるという点だろう。これはおそらく地元民に聞くのが一番間違いない。 そこで今回は、餃子に目がないHONGOUさんと僕が神戸にお邪魔して、食べ比べをしながらオススメの餃子情報をお届けしようということになった。ナビゲーター兼レポーターはレペゼン神戸のHIPHOPダンサー、ATSUKIさん。6月に開催されたOSAKA GET DOWNのHIPHOPサイドで優勝を勝ち取ったことも記憶に新しい。この3人で神戸の街を巡る!

題して「神戸餃子紀行」。開幕!
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ロケ当日。集合時間になった。ATSUKIさんを発見!そして...

先ほど3人と書いたばかりだけど、早速訂正しよう。当日、集合場所の神戸三宮駅前に、ATSUKIさんと同じく神戸在住のB-BOY、KOSSYさんが登場したのだ!その日オフだったKOSSYさんは、この企画のことを偶然聞きつけて急遽合流!
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ということで計4人で賑やかにスタート。少し曇っていて風があるものの、7月前半とは思えない暑さのせいで、歩いているだけで汗が噴き出してくる。
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一店舗目 [ひょうたん]

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阪急神戸三宮駅の目と鼻の先。高架下に位置する。佇まいからして老舗の風格あり。ここのメニューはなんと餃子のみ。あとはドリンクがあるだけ。自信と覚悟を感じる!
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ATSUKI「『迷ったらまずはひょうたん』っていうくらい神戸民にとっては王道ですね」
KOSSY「たしかに。自分も神戸に引っ越してきた時に一番最初に紹介されたお店かも」
老舗ならではのカラーリングのテーブルに並ぶ酢・醤油・ラー油・そして味噌ダレ。ちなみに神戸市民は「餃子には味噌ダレ」が一般的。ビールで乾杯していよいよツアーの始まりだ。
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ATSUKI「うんま!普通に美味い!これのために、今日の昼、抜いてきましたからね(笑)」
KOSSYは酢とラー油だけで食べてから、味噌ダレを追加。徐々に味変していく作戦だ。
KOSSY「酢だけでも、タレでも美味いってことはほんまに美味しいんでしょうね!」
ATSUKI「比較的小ぶりなのが特徴ですね。中の野菜が細かい感じがする!皮は薄いのにモチモチしてるのが特徴かな。軽めなので何個でもいけます」

評価 : 5点/10点

ATSUKI「1店舗目なので、まずはここが基準すね。老舗の安定感があります」

二店舗目 [赤萬(あかまん)]

ATSUKI「ここもひょうたんと並んで、まず名前があがる餃子専門店ですね。」
しかしながら、なんと店の前には長蛇の列が…!土曜日だったことを忘れていた!
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というわけで持ち帰りにしてもらって道路を挟んだ向かいで食べるストリートスタイル。
コンビニでサッポロクラシックも買い求め、再び乾杯。ストリートスタイル。
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「箱の感じもまた良いっすね!」
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味噌ダレの袋を開封して餃子にかけて「いただきます」

お味のほどは…?

ATSUKI「うま!」
HONGOU「小ぶりやけど、皮がしっかりしてて食べやすい!個人的にひょうたんよりも好きかも!」
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少しニンニクが効いた味噌ダレが最高に餃子にあう! しかも焼きたてホヤホヤではなく、持ち帰りなのにこのインパクト。

評価 6.5点/10点

ここからは、三宮から緩やかな坂を登って北上。生田神社を抜けてバーや飲食店が並ぶ賑やかな通りをしばらく歩いて次の店舗に到着!
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三店舗目 [金山園(きんざんえん)]

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少しテイストを変えて台湾料理屋をチョイス。ここはHONGOUさんもATSUKIさんも「坦々麺が美味い」と口を揃えてプッシュする行きつけだ。
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頼んだメニューは、水餃子、蒸し鶏、空芯菜、そしておすすめの汁なし坦々麺!
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テーブルに常備してある酢とラー油とタレをセルフでかけて混ぜて完成させる。
HONGOU「これはぶっ飛ぶ!ほんまにオススメ!」
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その言葉の通り、美味しさに驚いた!タレの甘辛さと、ちょいスパイシーな挽肉の相性が良い!酢のさっぱり感もあって油っこさを全然感じないぞ!4人で分けると一瞬でなくなってしまった。
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僕「ATSUKIさん、水餃子の得点はいかがですか?」
ATSUKI「うーん、焼き餃子と比べるの、むずいかもなあ…」
KOSSY「確かに!水餃子と焼き餃子って別物やから評価するのむずいっすよね。HIPHOPのバトルにBREAKINで出るみたいなね!」
HONGOU「いやそれKOSSYやろ!! 笑」
鉄板のやりとりかと思うくらい秀逸な流れ…!

水餃子の評価 : 測定不能

ちなみにこの[金山園]のお隣の中華料理屋、[青島(チンタオ)]もオススメとのことだったけど、あいにく満席で入れなかった。


南下して、再び三宮駅近辺へ戻る。
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四店舗目 [満園(まんえん)]

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個人的にも大本命の名店。「神戸に行くなら満園に行け」という人もいるくらい、プロップスが高い名店だ。実はこのロケの前、夕方5時くらいに店の前を通ると、開店前にもかかわらず行列ができている状態だった!そこで慌てて当日の夜の予約を取ったのだった。

ATSUKI「自分も行く時は絶対予約しますね。パッと行って入れることの方が珍しいっすよ」
確かにテーブル席は常にいっぱい。新しくお客さんが来ると、まずスタッフが「予約してますか?」と聞くくらい、予約が当たり前なのだろう。ここで頼んだメニューは、焼き餃子と水餃子とエビマヨ。
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乾杯してから焼き餃子を頬張ると…

「優勝!」「やっぱ美味い!」

と賞賛の嵐! 一つ一つが大きくて食べ応えがある。
ATSUKI「皮が分厚くてパリパリで、今日食べてきた餃子とはかなりタイプが違いますね。」
HONGOU 「中に汁がたっぷり入ってて小籠包みたいな感じやんな!火傷しそう!」
実際、自分は舌を火傷してしまった!一口で食べる時は注意が必要だ。ここは逆に味噌ダレがなく、ラー油、醤油、酢のみが置いてあった。
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評価 8点/10点

ちなみにエビマヨも絶品だった!エビが大きめで、酸味のあるマヨネーズとの相性が良い!あと満園はチャーハンや炒め物など、餃子以外のメニューも本格的で量もたっぷりあるので、腹ペコで行っても満足できるのもポイントだ。店員の「I LOVE満園シャツ」、欲しい...。
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さて、この時点で餃子10人前と、蒸し鶏、坦々麺、空芯菜、エビマヨを食した4人。さすがにもうお腹いっぱい!ということで、あと一店舗回る予定だったけど、断念。
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[コメダ珈琲]で一服したあとは、昨年秋にオープンしたばかりのクラブ[RINKAITEN]で行われていたイベントに足を運んだ。この日のゲストは宮城出身のシンガーでGAGLEのアルバムにも参加した菅原信介さん!ソウルフルで暖かいライブだった。グッドミュージックに包まれて、良い夜!
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夕方から食べ続け、飲み続けたATSUKIさん「さすがに酔っ払ったっす…!」と言いつつも、楽しげな雰囲気。「餃子(中華)だけでこんなにお店を回れるのは、神戸くらいかもしれないっすね。食べるところも遊べるところも色々あるので、皆さん是非遊びにきてください!」
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今回は三宮近辺にフォーカスして餃子や中華、台湾料理を紹介したけど、他にも回りたかったお店はある。マップでまとめておいたので、これから遊びに行く方はぜひ参考にしてみて!
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今回お邪魔した[ぎょうざの店 ひょうたん三宮店]、[赤萬 三宮店]、[台湾料理 金山園]、[満園 三宮店(1号店)]のほかに、昔ながらの中華料理屋、[桃源]や、南京町の脇にある餃子専門店[ぎょうざ大学]も神戸民にとっての鉄板のお店とのこと! お店の住所や営業時間などは変動することもあるので、ネットで調べてからどうぞ。


文/構成 : Seiji Horiguchi
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