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30MIN INTERVIEWシリーズ"KOSIO RAWMAN"

2018.07.02

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FRESHでインストラクターをつとめる
KOSIO RAWMAN(from FOUNDNATION).

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正直でまっすぐな人柄、そして圧倒的なスキルと発想を武器に最前線で活躍し、同時に優れた指導者としても有名だ。
そんなKOSIO RAWMANが主催するBBOYバトルとパーティ要素を併せ持ったイベント、RAWD2 vol.4が2018年春に開催された。

実はイベント開催前に、レッスン前の貴重な時間をもらって、緊急インタビューを行っていた。
短い時間ではあったものの、イベントやる上での想い、シーンに対する気持ち、そして今後の展望など、熱く語ってくれた。
知的なB-BOYアティテュードの参考になるに違いない。



今回で4回目を迎えるRAWD2ですが。

ありがたい事に回を追うごとに、盛り上がってきています!
BBOYバトルを軸に、自分の好きなものをイベントのコンテンツに詰め込んで表現しています。
こういう文化を好きな人が集まって、同じ感覚を持った仲間と更に高いレベルで開催出来ると信じています。

もともとは東京で活動されていましたが、なぜ関西の中でも神戸のシーンを盛り上げようと?

妻の転勤を機に神戸に越して来ました。住んですぐに好きになったのはローカルでありながら街は発展していて山と海がすぐ近くにあることです。
神戸は完成していないのが良いです。そしてまさに今、神戸から全国に発信しようとするメンバーが増えていて、今後飛躍的に発展する場所だと考えています。この流れの一つを自分も作って関わっていきたいですね。

RAWD2は、BBOYバトルだけではなく、様々な要素を詰め込んでいるのが特徴と言えますが、特に今回の目玉はなんといってもFOUNDNATIONのショーケースと言えます。

今回全国からFOUNDNATIONを10人招待しています。今まで一人づつ呼んでいましたが、チーム全員のショーを見てほしいですね。今年で15周年になるチームのパフォーマンス、衝撃をうけてください!




FNCがチームで関西に集まるとは。関西のダンサーや、ファンにとっては貴重すぎるショーです。

FOUNDNATIONを関西に呼ぶ事を目標にしていました。
これを機にチームも個人も関西に来る機会が増えたら良いなと。
ゆくゆくはもっと沢山の人を巻き込んで大きなイベントにして行きたいですね。
ムラサキスポーツやクリエイティブレクリエーションにはvol.1から協力していただいてて、そういう企業にもっとメリットを作っていけるよう頑張りたいと考えています。

ムラスポはFOUNDNATIONのスポンサーでもありますよね?きっかけは?
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もともとアノマリーが繋げてくれました。ダンスの義務教育化やメディアでの露出増加など、ダンスシーンが盛り上がり始めた事で沢山の企業が注目しました。ムラサキスポーツに関してはエクストリーム(※)要素が強いのはブレイキンだから、という事で自分達を紹介してくれました。

※エクストリーム…過激だったり人間離れした技能を必要とする要素。

RAWD2は、ライブも豪華ですよね。PUNCH&MAIGHTYを呼んだことも記憶に新しいですが。

そうですね。あの時は本当に最高のライブでした。ダンサーはみんながっつり踊るしPUNCH&MIGHTYもめっちゃ会場を煽ってくれたし、完全ロックしてました!
BBOYバトルにMCのライブやバトルの要素を取り入れる事は、以前からあったと思いますが、一時期から自分達のジャンルのみで集まり、追求する事でかなりの技術進歩がありました。
しかし今また洗練されたダンサーやアーティストが昔のように繋がり出し刺激しあうシーンに戻り始めていると感じます。
RAWD2の次回(1年後予定)のビジョンは僕が若い時、夢中になったB1最強タッグのインスピレーションで、地方予選や学生予選なども開催して、神戸でのファイナルにつなげて行きたいです。

4回目にして、ここまで大きくなったのは並大抵の努力ではないはず…。イベントは一人で回されているんですか?

基本僕1人でやってます。いつも手伝ってくれるスタッフもいますが。
最終的には、自分のスクール、イベント、グッズなどひっくるめて個人のブランドを立ち上げ、神戸から新しいダンスカルチャーを発信したいです。
そしてその足掛かりとしてイベントにはダンス以外のコンテンツも入れています。
とにかく様々な人の元に届いて欲しいです!
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なんといっても眼力が強いKOSIO RAWMAN。
まっすぐな言葉に説得力と熱さを感じる。
「有言実行」という言葉が誰よりも似合うダンサーだろう。

また、イベントをやるにあたって、関係者一人一人と顔を合わせてイベントの話をするなど、地道な行動をしていると話す。
このインタビューを行いながらも、スタジオにやって来た生徒一人一人と話をして、アドバイスを行ったりする姿が印象的だった。
RAWD2というイベントが、徐々に大きくなり、関西のストリート界隈で話題になってきているのは
KOSIOさんの人間力が大きく関係しているのは言うまでもない。

ジャンルレスに「本物」に支持されるリアルB-BOY、KOSIO。
イベントの発展と共に、今後が気になる存在だ。



RAWD2、イベント当日のFOUNDNATION CREWのショーがこちら。




またKOSIO RAWMANのFRESHインタビューは、こちらから。


インタビュー日時2018/2/24
文 : Seiji Horiguchi
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